(通常の)電卓で2乗
電卓の裏技的な機能で、便利に二乗を求めることのできる機能がある。
通常、4の2乗は、[4][×][4]と打ち、
さらに[=]を押すと「16」が表示される。
便利な機能の利用では、
[4][×][×]と打ち[=]を押す。結果、「16」が表示される。
このように「×;掛ける」を2回打つと、2乗を求めることができ、数値の入力が1度で済む。
この便利機能はWindows標準、iphone標準の電卓アプリでも利用できる。
(ちなみに、2乗にとどまらず、[=]を押すたび4倍ずつされていく(つまり、4のn乗となる)
便利に求められることがわかった。しかし、2乗はどのようなときに使うのだろうか?
演習
日常生活で使う事はないのではないだろうか。
あえて、問題を出してみる。
インスタ用に正方形の写真が撮りたい。今、整列した卵が36個写っている。
倍率を200%(2倍)にすると、卵はいくつ写ることになるか?
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
○○○○○○
N倍にすると写る範囲の長さはn分の1(1/n)になる。
面積は(1/n)の2乗になる。
(nの2乗で割ってもよいのですが、せっかくなので分数も使ってみることにする)
よって、計算式は下記。
36 × ( 1/2 ) ^ 2
では関数電卓で計算してみます。
(シャープのEL-509Tを使用しています)
関数の入力キーは分数[a/b]と2乗[x2]になります。
分数部分は青字にしました。
[3][6] [×] [1] [a/b] [2] [→] [x2] [=]
(分数箇所は [a/b] [1][→][2] [→]でもよいです)
答えは9です、イメージ図は以下です。
○○○○○○
○●●●○○
○●●●○○
○●●●○○
○○○○○○
○○○○○○
[x2]キーにより、2乗を求めることができた。
ちなみに、
それはよいのだが、関数電卓では「××」による2乗をすることができない。
「××」を行うと「エラー01 文法」となってしまう。
以上
タグ:関数電卓
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