2008年03月03日
切り株に寄せる思い
真新しき 切り株撫でて 老婆笑む 我が団地は今外溝整備工事の真っ最中。簡単にいえば団地の建物周りの駐車場、駐輪場、小公園、空き地等を再整備して駐車・駐輪台数を増やそうという事業じゃね。用地を広げるには植栽も減らさんといけん。可愛そうなことに我が建物の周りの大木も何本かは切られてしもうた。そのうちの1本、高さは10数メートルもあったケヤキの木の切り株をいとおしそうにおばあさんが撫でさすり、ほんのりと笑みを浮かべて立ち去る姿を目にした。この団地ができてから20年以上が経つとうとやけん、その切り株を見つめていたらいろんな思い出が浮かんできたことやろうね。思わずこんな句を読んだっちゃ。