2022年10月05日
ヴェルレーヌと卒業アルバム
「青春は如何ばかり美しき。されどそは儚く過行く。
楽しからんものは楽しめ。
明日の日は確かならず」(ヴェルレーヌ)
小倉高校の卒業アルバムの片隅にさりげなく挟んであった
栞に書き添えてあった文言である。
多分、生徒会の役員か、文芸部の連中辺りが
500人程の卒業生を対象にせっせと書き、アルバムに挟んだんやろうね。
当時はヴェルレーヌのヴの字も知らんくらい無学な自分やった。
大学に入り、多少は本を読むようになり、偉大な詩人のことを知った。
そこで思った。自分勝手にこの箴言を解釈して、
「今日がどんなに面白おかしくても明日のことはどうなるか分からん。なら、今の内に思い切り
楽しんどかんといけんやないか!」
それからこの文言が自分の座右の銘となった。
以来50年、自分の生き方はな〜んも変わっとらん気がする。
つらいことは何でも後回し、今を楽しく生きることに汲々としてきた。
これからもこの信条が変わることもあらんやろうね。
“うるわしい”青春はとうに終わってしもうたけど、
“うっとうしい”古希を迎え、傘寿に向かっての毎日、
確かでない明日をあてにせんで、今日を今を愉快に生きちゃる!
楽しからんものは楽しめ。
明日の日は確かならず」(ヴェルレーヌ)
小倉高校の卒業アルバムの片隅にさりげなく挟んであった
栞に書き添えてあった文言である。
多分、生徒会の役員か、文芸部の連中辺りが
500人程の卒業生を対象にせっせと書き、アルバムに挟んだんやろうね。
当時はヴェルレーヌのヴの字も知らんくらい無学な自分やった。
大学に入り、多少は本を読むようになり、偉大な詩人のことを知った。
そこで思った。自分勝手にこの箴言を解釈して、
「今日がどんなに面白おかしくても明日のことはどうなるか分からん。なら、今の内に思い切り
楽しんどかんといけんやないか!」
それからこの文言が自分の座右の銘となった。
以来50年、自分の生き方はな〜んも変わっとらん気がする。
つらいことは何でも後回し、今を楽しく生きることに汲々としてきた。
これからもこの信条が変わることもあらんやろうね。
“うるわしい”青春はとうに終わってしもうたけど、
“うっとうしい”古希を迎え、傘寿に向かっての毎日、
確かでない明日をあてにせんで、今日を今を愉快に生きちゃる!