2007年08月01日
元フォークの”神様”が復活するげな
岡林 「友よ」の続き 聞かしちゃれ
あの伝説のフォークシンガー・
岡林信康御大がこの10月、
36年ぶりに日比谷野外音楽堂で
復活コンサートを開催するちいう話です。
ワシにとってはジョン・レノンと
ジョージ・ハリスンが生き還って
ビートルズを再結成し、日本で
復活コンサートをやるというほど
衝撃的なニュースではあるとです。
あるいは、サイモンとガーファンクルが
再結成!というくらいのメデタカ
できごとじゃといえるとです。
”フォークの神様”と呼ばれることに
うとましさを覚え、われわれ信者の前から
姿を消してしまった岡林さん。
それもよし。あんたの歌はしっかりワシの
心に刻み込まれておるけん。
今は「エンヤットット」なる和風ロックを
活動の主体にしとんなるちいいます。
それもよか。囃子言葉なら
小倉祇園の
「アッ、ヤッサヤレヤレヤレ」
の方がはるかによかち思うばってが
岡林さんが好きちいうんやったら
それを歌いたいんやったら
どんどん歌えばよか。
ばってがひとつだけお願いがあるとです。
あなたの歌に心酔し、なけなしのお金で
ギターを買い、フォークバンドをつくり、
懸命にあなたの歌を歌ったワシらです。
あれから40年近く・・・。
” 夜明け前の闇の中”で”闘いの炎”を
燃やしたワシらもみんないいおっさんに
なっしもうたとです。政治とは関係なくとも
生活の場で会社の場で、
それぞれがそれぞれの”闘い”を
続けてきたとです。
今も大病と闘っている友もいれば
貧乏と闘っている友(自分のことジャ)も
おります。
あなたの歌った「友」の涙と汗は
報われる日がきたとでしょうか?
”闇の向こうに”
”輝く明日”が訪れたとでしょうか?
聞かしてくれればほんのごつ
嬉しかです。
できれば、
”チューリップのアップリケ”の
付いたスカートを欲しがった
女の子のその後の人生の歌も
聞きたかです・・・。
今日の小倉っ子は実に真摯で
まじめに書いちょります。
お盆の頃はどうもそうなるようです・・・。