2018年11月05日
水滸伝 「2013」他
水滸伝は中国の歴史小説です。汚職まみれの宋の時代に良い国にすることを目的に108人の好漢が梁山泊と言う島に集結する。
日本での人気
小説
日本では江戸時代から読まれているようです。小説では原作に忠実な中国版の日本語翻訳されたものは古本でしか売っていません。1962年に吉川英治が108人が梁山泊に集結したところまで書いています。(本人が癌で亡くなったため未完)
北方謙三の水滸伝は北方氏が独自に水滸伝を解体し、組み立てています。登場人物の性格やおいたちなどが変わっていますし、原作での悪者が良い人に変わっています。独自に作った登場人物もいます。
原作では影の薄い登場人物が多いのですが北方水滸伝では108名の好漢ひとりひとりに息が吹き込まれてそれぞれに魅力的です。
2005年全19巻刊行となっています。その後架空の人物「楊令」が主人公の楊令伝、そして岳飛伝に続きます。私はこの北方謙三の水滸伝を読み、水滸伝の魅力に目覚めました。
漫画
1960年後半から1970年前半に横山光輝が原作に忠実に漫画にしていますが省略している部分もあるようです。その後も別の漫画家により漫画にされているようです。
映画・ドラマ
1973年に中村敦夫主演で日本でドラマの放送がありました。横山光輝の漫画を原案としており、原作とはかけ離れたストーリーになっているようです。実は子供の頃このドラマを見ていたのですが、林中がひどい目に合わされていた思い出しかありません。
中国や香港ではたくさんの映画やドラマで上演されているようです。私は2013年に中国で放送されたドラマ「水滸伝 All Men Are Brothers」をケーブルテレビで放送されているのを観ました。北方水滸伝しか読んでいなかったので原作をこのドラマで初めて知りました
「水滸伝 All Men Are Brothers」
スケールの大きいドラマでそれぞれのキャラクターが際立っていました。北方水滸伝で想像していたキャラクターが良くなったり、崩れ去ったりで・・・それでも泣けてくるところは同じところで・・・原作も北方も良いです。
私的キャラクターへの思い
呉用(ごよう)
ドラマの呉用はクールで優しく、イケメンだったのでびっくりしました。北方水滸伝を読んで想像していた呉用は頭が良く機転はきくけどちょっと嫌味たらしく外見もパッとしない人でした。ドラマでは呉用がいちばんカッコ良かったです。
楊志(ようし)
ドラマでは死因も病死と意外に影が薄かったのでびっくりした。北方水滸伝で描かれる楊志は優しくたくましくそして華々しく散って行った。その後の楊令伝の楊令は楊志が拾って育てた子なので楊志の出番は長くはありませんでしたが多くの人の心に残る好漢だと思います。
武松(武将)
武松も原作ドラマではイケメンが演じていたのでそれだけでイメージが良くなっています。設定も原作ドラマでは兄弟愛に泣かされる一変の曇もない好青年ですが、北方では義理姉を愛してしまい気持ちを抑えられず皆を不幸にしてしまい、罪を背負って生きて行きます。
昼ドラのようなドロドロした設定で想像するイメージは人の気持を考えずに自分の気持をぶつけるだけの不器用な大男です。
李逵(りき)
李逵は北方の時から私がいちばんお気に入りのキャラクターです。北方水滸伝での李逵は母親思いで料理上手で石切の技術で培った両手鉄斧さばきは天下一品です。教育を受けていないので幼稚で残虐な面もあるが自分が認めた人間には素直に従う。泳げないので水に弱い。
原作ドラマでも北方でもいちばん泣けたのは李逵の最後でした。
日本でも映画かドラマにしてもらいたいです。
日本での人気
小説
日本では江戸時代から読まれているようです。小説では原作に忠実な中国版の日本語翻訳されたものは古本でしか売っていません。1962年に吉川英治が108人が梁山泊に集結したところまで書いています。(本人が癌で亡くなったため未完)
新・水滸伝(1) (吉川英治歴史時代文庫) [ 吉川英治 ] 価格:799円 |
北方謙三の水滸伝は北方氏が独自に水滸伝を解体し、組み立てています。登場人物の性格やおいたちなどが変わっていますし、原作での悪者が良い人に変わっています。独自に作った登場人物もいます。
原作では影の薄い登場人物が多いのですが北方水滸伝では108名の好漢ひとりひとりに息が吹き込まれてそれぞれに魅力的です。
2005年全19巻刊行となっています。その後架空の人物「楊令」が主人公の楊令伝、そして岳飛伝に続きます。私はこの北方謙三の水滸伝を読み、水滸伝の魅力に目覚めました。
価格:463円 |
漫画
1960年後半から1970年前半に横山光輝が原作に忠実に漫画にしていますが省略している部分もあるようです。その後も別の漫画家により漫画にされているようです。
水滸伝 潮漫画文庫 6巻セット/横山光輝【3000円以上送料無料】 価格:3,823円 |
映画・ドラマ
1973年に中村敦夫主演で日本でドラマの放送がありました。横山光輝の漫画を原案としており、原作とはかけ離れたストーリーになっているようです。実は子供の頃このドラマを見ていたのですが、林中がひどい目に合わされていた思い出しかありません。
中国や香港ではたくさんの映画やドラマで上演されているようです。私は2013年に中国で放送されたドラマ「水滸伝 All Men Are Brothers」をケーブルテレビで放送されているのを観ました。北方水滸伝しか読んでいなかったので原作をこのドラマで初めて知りました
「水滸伝 All Men Are Brothers」
スケールの大きいドラマでそれぞれのキャラクターが際立っていました。北方水滸伝で想像していたキャラクターが良くなったり、崩れ去ったりで・・・それでも泣けてくるところは同じところで・・・原作も北方も良いです。
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私的キャラクターへの思い
呉用(ごよう)
ドラマの呉用はクールで優しく、イケメンだったのでびっくりしました。北方水滸伝を読んで想像していた呉用は頭が良く機転はきくけどちょっと嫌味たらしく外見もパッとしない人でした。ドラマでは呉用がいちばんカッコ良かったです。
楊志(ようし)
ドラマでは死因も病死と意外に影が薄かったのでびっくりした。北方水滸伝で描かれる楊志は優しくたくましくそして華々しく散って行った。その後の楊令伝の楊令は楊志が拾って育てた子なので楊志の出番は長くはありませんでしたが多くの人の心に残る好漢だと思います。
武松(武将)
武松も原作ドラマではイケメンが演じていたのでそれだけでイメージが良くなっています。設定も原作ドラマでは兄弟愛に泣かされる一変の曇もない好青年ですが、北方では義理姉を愛してしまい気持ちを抑えられず皆を不幸にしてしまい、罪を背負って生きて行きます。
昼ドラのようなドロドロした設定で想像するイメージは人の気持を考えずに自分の気持をぶつけるだけの不器用な大男です。
李逵(りき)
李逵は北方の時から私がいちばんお気に入りのキャラクターです。北方水滸伝での李逵は母親思いで料理上手で石切の技術で培った両手鉄斧さばきは天下一品です。教育を受けていないので幼稚で残虐な面もあるが自分が認めた人間には素直に従う。泳げないので水に弱い。
原作ドラマでも北方でもいちばん泣けたのは李逵の最後でした。
日本でも映画かドラマにしてもらいたいです。
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