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2020年01月15日

ドラマ岸辺のアルバム「1977年」

岸辺のアルバムは1977年の山田太一脚本のドラマです。主演は昨年亡くなった八千草薫さんです。ホームドラマではありましたが、当時多かったほんわかムードのドラマではなくて、数年前まで放送していた昼メロのような「不倫」「強姦」「秘密」などがテーマとなったドロドロしたドラマでした。

岸辺のアルバムあらすじ

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多摩川沿いに家を買った一般的なサラリーマン家族の物語です。平凡に見えるサラリーマン家族にもそれぞれに秘密があります。苦しみ傷つきながら表面上は何事もなく幸せそうに暮らしています。

家族それぞれが、自分の立場をわきまえながらも過ちをおかします。それでもささやかな幸せを守ろうと必死に生きています。

普通という難しさ

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「普通」や「平凡」って聞くと容易くてありきたりなイメージですが、普通の家族を保つこと平凡に生きるということは決して容易いことではないのです。

普通って一般的には大学を出て、職に就いて、結婚して、子供を儲けて育てて自立させることだと思いますが、これが完璧な人ってあまりいないような気がします。

大学に行けなかった人、中退した人、結婚しない人、離婚した人、子供を儲けられなかった人、昨今問題にもなっている自立出来ない子供もいますし、大学に行くまでに問題を起こしてしまう子供もいます。

結婚して子供が生まれると自分のことは棚に上げて「普通」に歩んで欲しいと思うのが親心なのだと思うのです。「岸辺のアルバム」はそんな「普通」を必死に生きてみたけどくずれてしまい、それでもささやかな幸せを取り戻そうとする家族の物語です。

平成では「バツ1」がもはや普通になりました。令和はどうなるのかな。



意外なキャスト

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当時(現在も)清純なイメージだった八千草薫さんと竹脇無我さんが不倫する役どころだったり、長男役の家族の秘密を何故だか知らされる重要な役どころが当時新人だった国広富之さんだったり、意外なキャストもこのドラマの見どころです。

筆者の中で八千草薫さんはこのドラマと「茜さんのお弁当」が心に残っています。


デジャブ的なシーン

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岸辺のアルバムは1974年の多摩川水害がモチーフになっています。ドラマ冒頭にもその時の映像が流されています。リアルタイムで岸辺のアルバムを見ていた筆者世代の人たちは昨年の台風19号での多摩川氾濫にデジャブを感じた人も多いかと思います。

主題歌だったジャニス・イアンの「ウィル・ユー・ダンス」が妙に映像にマッチしていました。多摩川が氾濫しないようにする術はないのでしょうか。二度と同じ災害が来ないことを願いながら今回のドラマ紹介を終わります。

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posted by まあゆ at 20:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ
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