2008年09月20日
日下公人語録6
他国とことさらに揉め事を起こす必要はないが、自国の品格や名誉を守るためにあえて摩擦を恐れない、孤立を恐れないという姿勢は、自立した国家の要件である。その意味で再び「靖国」の問題に戻って考えてみると、日本がその独立、自立を維持するために対峙しなければならない相手は中国・韓国・北朝鮮だけではないことがわかる。実は最大の同盟国であるアメリカもまた、日本にとって「友好」の言葉で括ることができない存在である。
アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える
アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える