2008年09月20日
日下公人語録5
戦後の日本が克服しなければならない課題とは何か。(略)「日本が強く主張することは他国の反発を買って摩擦が増える。経済的に得をしないから、相手の要求を聞いたほうがよい」という摩擦回避の事なかれ主義と、他者への迎合を友好と思い込んでしまう"敗戦国症候群"とでも言うべき態度である。朝日新聞、日本経済新聞、NHKや、最近は読売新聞など、中国寄りメディアはそうした旧態依然とした論調を繰り返し、国民を誘導しようとしているが、国民の多くは騙されなくなっている。アメリカや、中国、韓国、北朝鮮以外のアジア諸国など、日本が毅然とした主張を示すことを望んでいる国々が世界にたくさん存在することを知ったからである。
アメリカに頼らなくても大丈夫な日本へ―「わが国」の未来を歴史から考える
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