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2022年04月06日

「葉加瀬太郎オーケストラコンサート2022~The Symphonic 」 4/3 富山公演

「葉加瀬太郎オーケストラコンサート2022~The Symphonic 」

タイトル 葉加瀬太郎
公演日 2022/4/3(日)
開 場/開 演 【開 場】13:00
【開 演】14:00
会場 富山オーバード・ホール(富山県)
全席指定  ¥9,000

葉加瀬太郎_ツイート
https://twitter.com/tarohakaseHATS

オーボエ奏者 最上峰行
指揮者 水野蒼生

情熱大陸
Another Sky
ひまわり

New Beginnings  ドラマ『津田梅子』の主題歌

ティファニーで朝食を
ムーンリバー

ブラームス 交響曲3-3



モンティ 


posted by 鱚太郎 at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) |

「プーチンとロシア人」木村 汎

「プーチンとロシア人」木村 汎

プーチンとロシア人.jpg


クリミア、シリア、北朝鮮――
世界激動のキーマンは、戦争をどう捉えているのか。

「勝利をもたらす小さな戦争」の愛好者であり、その戦術使用の名人でもある
プーチンの闘争哲学を、ロシア研究の第一人者が人間学的アプローチで読み解く。
交渉は闘争、交渉は戦争、交渉は武器
ロシア人の国境観、領土観、戦争観は日本人とまったく異なる。
彼らには「固有の領土」という概念はない。
防衛的膨張主義――防衛の名目のもとに、結果においてはれっきとした膨張に終わる
――に代表されるロシア人の本質を知らなければプーチンは解けない。

この3月の大統領選挙で今後6年、トータル24年もの間、ロシアのトップに君臨する男は、
どんなトリックで自国を実力以上に見せているのか!
経済がどん底であるにもかかわらず、なぜ世界に影響力を持ちうるのか!

【主な内容】
第1章 背景――日本とは対照的な地勢的環境
第2章 性格――自由を求め、かつ混沌を嫌う二面性
第3章 政治――「力は正義なり」が中央集権化を生む
第4章 外交――強い国にも強気、弱い国にも強気
第5章 軍事――不安ゆえの「過剰防衛」癖
第6章 交渉――交渉は闘争の手段
第7章 連続――体制変化で「新しい人間」は必ずしも生まれず
第8章 労働――資源依存症で働くことが大嫌い
第9章 技術――外国からの拝借思想の限界
第10章 社会――奇妙な結託、プーチンと国民は共犯者
posted by 鱚太郎 at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) |

「黒牢城」 米澤 穂信

「黒牢城」 米澤 穂信

黒牢城.jpg

祝 第166回直木賞受賞!

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の智将・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。デビュー20周年の集大成。『満願』『王とサーカス』の著者が辿り着いた、ミステリの精髄と歴史小説の王道。

2022年02月22日

「竹島」門井慶喜

「竹島」門井慶喜

竹島.jpg

交渉力にたけ、金だけを信じる青年・健哉が知り合った老人の坪山は、
竹島問題の決定打となる先祖伝来の和本『たけしま一けん』を有していると打ち明けた。
健哉は、外務省に買い取りをもちかけるが、若手官僚の滝井ことみに体よく断られる。
次に健哉は韓国外交当局と交渉するが……。
和本には、竹島が日本領とも当時の朝鮮領とも取れる記述があるのだ。
事態打開のため日下部外相は、健哉側と韓国側一同を日韓サッカー戦のスタジアムへ集めた。
そこで提案された、世にも稀なる大博打とは――。歴史サスペンス&コン・ゲーム。

2022年02月03日

ベートーヴェン第九の合唱『歓喜の歌(喜びの歌)』

原曲のドイツ語歌詞は、ベートーヴェンが生涯愛読していたドイツの詩人シラーによる『歓喜に寄せて An die Freude』が用いられている。


ドイツ語の歌詞(サビのみ)・日本語訳

Freude schöner Götterfunken,
Tochter aus Elysium,
Wir betreten feuertrunken,
Himmlische dein Heiligtum!

歓喜よ 美しき神々の御光よ
エリュシオン(楽園)の乙女よ
我等は情熱と陶酔の中
天界の汝の聖殿に立ち入らん

|:Deine Zauber binden wieder,
Was die Mode streng geteilt;
Alle Menschen werden Brüder,
Wo dein sanfter Flügel weilt.:|

汝の威光の下 再び一つとなる
我等を引き裂いた厳しい時代の波
すべての民は兄弟となる
汝の柔らかな羽根に抱かれて
カタカナ表記(サビのみ)

Freude schöner Götterfunken,
フロイデ シェーナー ゲッターフンケン

Tochter aus Elysium,
トホター アウス エリージウム

Wir betreten feuertrunken,
ヴィアー ベトレーテン フォイアートゥルンケン

Himmlische dein Heiligtum!
ヒンムリッシェ ダイン ハイリッヒトゥム!

|:Deine Zauber binden wieder,
ダイネ ツァウバー ビンデン ヴィーダー

Was die Mode streng geteilt;
ヴァス ディー モーデ ストレング ゲタイルト

Alle Menschen werden Brüder,
アッレ メンシェン ヴェァデン ブリュダー

Wo dein sanfter Flügel weilt.:|
ヴォー ダイン ザンフター フリューゲル ヴァイルト
エリュシオンはシャンゼリゼ

ドイツ語歌詞の2行目にある「Elysium」(エリージウム)とは、ギリシア神話に登場する死後の楽園エリュシオン(エリューシオン)のこと。かつては世界の最西端に存在すると考えられていた。阿弥陀如来の西方極楽浄土とも比較される。

エリュシオンはフランス語では「シャンゼリゼ(Champs-Élysées)」。これは「エリゼの園」を意味しており、パリ市内のシャンゼリゼ通りもエリュシオンに由来している。同じくパリ市内にあるエリゼ宮も同様。

2022年01月25日

レナード・バーンスタイン

レナード・バーンスタイン

レナード・バーンスタイン.jpg

1918年8月25日、アメリカ、マサチューセッツ州ローレンス生まれの指揮者・作曲家。アメリカが生んだ最初の国際的な音楽家として活躍。1958年からニューヨーク・フィルの音楽監督として数多くの演奏会・ツアー・録音を行う。「ヤング・ピープルズ・コンサート」などTV放送にも積極的に出演、音楽を広く啓蒙した。作曲家としても「ウェスト・サイド・ストーリー」をはじめとする多数の名作を残している。1990年10月14日、音楽活動からの引退を表明した直後、72歳で逝去。

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」他 レナード・バーンスタイン指揮

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ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」他
レナード・バーンスタイン
Dvorak: Symphony No. 9 'From The New World', etc.
ドヴォルザーク:@交響曲第9番ホ短調 作品95「新世界より」A序曲「謝肉祭」作品92 Bスラヴ舞曲第1番ハ長調 作品46-1Cスラヴ舞曲第3番変イ長調 作品46-3 スメタナ:歌劇「売られた花嫁」より D序曲 E3つの舞曲

[演奏]レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック

録音:1962年4月(@)、1963年1月(D)、1963年10月(BC)、1965年2月(AE) ニューヨーク

SICC 40009 \1,600+税 DSDマスタリング
バーンスタインとニューヨーク・フィルがもっとも良好な関係にあったその最盛期に録音された銘盤です。ボヘミア人ドヴォルザークが感じたアメリカを描き出した有名な「新世界」交響曲を、生粋のアメリカン、バーンスタインが意外にもしっとりとした情感をこめて好演しています。カップリングもボヘミア色あふれる名曲ばかりで、かの地の美しい自然が目に浮かんでくるようなすばらしい演奏が繰り広げられます。

第1楽章:Adagio-Allegro molto
第2楽章:Largo
第3楽章:Scherzo. Molto vivace
第4楽章:Allegro con fuoco

「新世界より」はアメリカの風を感じるものの、構成自体は以前の交響曲にのっとっています。
第1楽章の主題が全楽章で用いられていますので、それを意識して聴いてみると面白いかもしれません。

第1楽章 Adagio-Allegro molto
弦楽器を中心とする序奏が奏でられ、一度盛り上がりをみせた後に、ホルンによる第1主題が流れます。
第1主題は弦に引き継がれ、トランペットも加わり激しさをまします。
音楽が落ちついたところで、黒人霊歌が思い起こされる柔らかな第2主題が、フルートとオーボエによって演奏されます。
穏やかな雰囲気の中でフルートが美しいメロディを奏で、それを弦が受け継ぎます。
展開部・再現部を経て最後はトランペットが高らかに鳴り、力強く盛り上がったところで第1楽章は劇的に終わります。

第2楽章 Largo
第2楽章では、日本人にも耳馴染みのあるイングリッシュホルンによる主部の主題が登場します。
この主題はドヴォルザークの死後に愛唱歌(「家路」「遠き山に日は落ちて」など)として歌詞付きで編曲されています。
「遠き山に日は落ちて」の歌詞とメロディは、日本人なら一度は必ず耳にしたことがあるのではないでしょうか。
このメロディは、静かな短い序奏の後にすぐに現れます。
耳慣れてしまっているメロディのため、なぜか懐かしい感情を覚えてしまいます。
後半では第1楽章の第1主題の動機も奏でられます。
ラストは有名な冒頭の主題がイングリッシュホルンにより再び登場し、穏やかな雰囲気の中で第2楽章は終わります。

第3楽章 Scherzo. Molto vivace
第3楽章も「ハイアワサの歌」をイメージしており、ここでは先住民が踊る場面を表現したとドヴォルザーク自身が語っています。
主部と2つのトリオ、コーダからなっており、1つ目のトリオは民謡風で2つ目のトリオは西洋風に作曲されています。
コーダでは第1楽章の2つの主題が登場します。

第4楽章 Allegro con fuoco
映画「ジョーズ」そっくりのフレーズで盛り上がりをみせた後に、ホルンとトランペットが有名な第1主題を奏でます。
続いて第1主題とは雰囲気をガラリと変えて、クラリネットが第2主題を優美に演奏します。
各楽器が加わり音楽は一層華やかになりますが、やがて一度音楽は穏やかになり、展開部へと続きます。
展開部では「遠き山に日は落ちて」のメロディが再び登場します。
各楽章の主要主題が登場し、最後は壮大なクライマックスの中で幕を閉じます。

ブルーノ・ワルター

ブルーノ・ワルター

ブルーノ・ワルター.jpg


1876年9月15日、ベルリン生まれ。フルトヴェングラー、メンゲルベルク、トスカニーニらと並んで20世紀前半の四大巨匠のひとりと讃えられた名指揮者。マーラーの薫陶を受け、ハンブルク、ウィーンやミュンヘン、ザルツブルクなどヨーロッパで名声を築くが、ナチスの台頭でアメリカに移住。1957年に演奏活動から引退するも、亡くなるまで直前まで録音活動を続けた。1962年2月17日逝去。早くから録音に積極的で、アコースティック録音以降、電気録音のSP、モノラルLP、ステレオ時代にわたって多数の名演を残している。

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」&第6番「田園」 ブルーノ・ワルター指揮

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ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」&第6番「田園」
ブルーノ・ワルター
Beethoven: Symphony No. 5 & No.6 'Pastral'
ベートーヴェン:@交響曲第5番ハ短調 作品67 「運命」 A交響曲第6番ヘ長調 作品68 「田園」

[演奏]ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団

録音:1958年1月 27日(第1・第2楽章)&30日(第3・4楽章) (@) 1958年1月13日(第1楽章)、15日(第2・3楽章)&17日(第4・5楽章) ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール

SICC 40002 \1,600+税 DSDマスタリング

ベートーヴェンのみならず、古今の交響曲、いやクラシック音楽すべてを代表するといっても過言ではない大名曲2曲を、ワルター/コロンビア交響楽団による定評ある名演奏でどうぞ。クラシックのスタンダードたるこれら2曲の、きわめつけのスタンダードな名演が1枚で楽しめます。「運命」に聴ける推進力、「田園」での牧歌的な雰囲気、いずれをとっても老巨匠ワルターが晩年に到達した深遠な世界感が生んだものといえましょう。

ベートーヴェン「交響曲第5番(運命)」
[00:01]第1楽章:Allegro con brio ハ短調 4分の2拍子  
[07:25]第2楽章:Andante con moto 変イ長調 8分の3拍子 
[15:58]第3楽章:Scherzo: Allegro ハ短調 4分の3拍子 
[20:38]第4楽章:Allegro - Presto ハ長調 4分の4拍子 

ベートーヴェンは運命を作曲するにあたっていくつかの革新的な手法を用いています。第三楽章と第四楽章を間断なく続けて演奏させたり、交響曲で始めてピッコロ、コントラファゴット、トロンボーンを用いたりとそれまでの常識を打ち破っていきます。

これは第一楽章から第四楽章まで作品全体を一つの物語のように構成するためでした。ベートーヴェンはこの交響曲で苦悩から歓喜へと続くストーリー、人間が人生に立ち向かって行く様を表現したのでした。

第一楽章はAllegro con brioと指定されたソナタ形式で、有名な運命のモティーフを第1主題にし、対照的に緩やかな旋律を第2主題とする典型的な形式となっています。人生の苦悩、深刻さを表現するような重々しい雰囲気が楽章全体を包んでいます。

ソナタ形式とは第1主題、第2主題と2つのモティーフが現れる「提示部」、それらを発展させていく「展開部」、再び提示部が戻ってくる「再現部」、そして全体を締めくくる「コーダ」という構成で、漢詩でいう起承転結のような楽曲構成法です。この楽章で扱われる第2主題は、最初に提示されるときには変ホ長調で演奏され、一連のソナタが奏されたあと再び提示されるときにはハ長調で奏でられます。

第二楽章は変イ長調の変奏曲形式です。ヴィオラとチェロによって奏でられる優しげな第1主題と、木管と金管によって奏でられる力強い第2主題が、次々と変奏されていく楽章です。第一楽章で困難に直面した人間が、どうにかして人生の荒波に立ち向かって行く様子を表現しているように聴こえます。

第三楽章はハ短調の複合三部形式となっています。伝統的な交響曲では第三楽章にメヌエットを配していましたが、ベートーヴェン以降はそれよりも短くリズミカルなスケルツォが用いられています。第四楽章は第三楽章から続けて演奏されるハ長調のソナタ形式で、速度もPrestoで非常に早く、トロンボーンなどの効果もあり極めて華やかで明るく力強い楽章と言えるでしょう。この曲のテーマでもある「苦悩から歓喜へ」「暗から明へ」を締めくくるフィナーレとなっています。

ブラームス:交響曲第4番&ハイドン変奏曲 ブルーノ・ワルター指揮

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ブラームス:交響曲第4番&ハイドン変奏曲
ブルーノ・ワルター
Brahms: Symphony No. 4 & Haydn Variations
ブラームス:@交響曲第4番ホ短調 作品98 Aハイドンの主題による変奏曲 作品56a

[演奏]ブルーノ・ワルター指揮 コロンビア交響楽団

録音:1959年2月2日、4日&6日(第1楽章)、2月9日&12日(第2・3楽章)、 2月14日(第4楽章)(@)、1960年1月18日&27日(A) ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール

SICC 40003 \1,600+税 DSDマスタリング

ワルター/コロンビア交響楽団によるブラームスの交響曲全集のなかでも、この第4交響曲における枯淡の境地、寂寥感あふれる表現は誰にも真似できないものでしょう。この演奏からは巨匠の到達した深遠な世界を垣間見ることができるかもしれません。カップリングの「ハイドン変奏曲」も、老巨匠の巧みなスコアリーディングによる各変奏の性格描写が素晴らしいものとなっています。

ブラームス「交響曲第4番」の解説

第1楽章 Allegro non troppo(00:20)
冒頭、弦楽器が奏でるもの悲しい憂いに満ちた旋律が印象的です。
中間部では金管楽器のファンファーレに導かれて勇壮な側面も垣間見せます。
しかし再び哀切な表情が支配し、最後は劇的に終結します。

第2楽章 Andante moderato(13:00)
ホルンから木管楽器に受け渡される旋律はフリギア旋法と呼ばれるバロック以前の教会で用いられた書法に基づいて書かれています。
何度も繰り返される冒頭の旋律が穏やかで温かく、素朴な旋律の中にも美しさを感じる楽章です。

第3楽章 Allegro giocoso(24:40)
giocoso(陽気に、おどけて)と指示された通り、一転して明るく生き生きとした音楽が展開されます。
中間部ではテンポを緩め牧歌的な旋律をホルンが奏でますが、それもほんのひと時で再び活気を取り戻し一段と高揚し曲を終えます。

第4楽章 Allegro energico e passionato(31:00)
重厚な響きで奏でられる8小節の和音がこの楽章の主要な主題となっています。
ブラームスはここでもバッハの頃に全盛を迎えたバロック期に流行した変奏曲の形式であるシャコンヌの様式を取り入れています。
曲想は厳格でやや悲劇的な雰囲気に包まれており、劇的なフィナーレを飾ります。
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もうすぐ定年。 趣味は沢山、どれも未熟。 最近は釣りにはまり、週末は近場の堤防で遊んでます。
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