2015年06月07日
ブログをほったらかして・・・
しばらくブログを更新していませんでした。
その間何をしていたかと言いますと・・・
パチンコしてました。
人の話を聞いて「面白そうだなー」と思い久し振りに立ち寄ったパチンコ屋で「CRダンバイン」を触ってみたんです。
これが一気に爆発して、約1時間ちょっと当たりが続いて一気に9万円ほど勝ってしまいました。
その余韻でちょこちょこっと寄っては打ち、寄っては打ち、結局は半分くらい勝ちを減らしたんですけれど。。。
まあ、楽しかったのかな?
数日間のトータルで負けなかっただけ良しとするべきでしょう。大人の遊戯である以上、お金を払って遊ぶというサービスですから。
でも恐るべきは身をもって体験したその中毒性です。
私の意思が弱いということはあるのでしょうが、「今日はあと5千円でやめよう」と思っていても簡単には止められません。財布の中にまだお金があったら、さっきまでの決意はどこへやら、半ば自動的に財布から札を取り出して機械に放り込んでしまいます。
そういえば中野信子さんの本「脳内麻薬〜人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」のなかで「スキナーの箱」と呼ばれる鳩の実験の話が紹介されていました。
有名な実験だそうです。
・Aの箱:スイッチを押すと必ず餌が出る
・Bの箱:スイッチを押すとときどき餌が出る
これらの箱に鳩を入れて一定期間放置して学習させた後、A・Bともに一切餌が出ないようにしたところ、
「Aの箱で学習した鳩は2,3回スイッチを押して餌が出てこなくなると諦めた」
「Bの箱で学習した鳩は、1日中スイッチを押し続けた」
という結果が出たという実験です。
この実験から、「出るかどうか分からないスイッチ」を押すことに対して脳が快感を覚えるということが示唆されているという話だったのですが(本の中ではさらにギャンブル依存症に関する実験が紹介されていきます)、あ、これは正に今の自分だなと思いました。
パチンコのイメージとして、勝ったときの興奮が忘れられない、あるいはリーチ予告の当たるか当たらないかのスリルがたまらない、というものがあるのではないかと思っていましたが、今回の経験の中で感じたのは「毎回毎回のチャッカーに玉を入れるという行為に快感を覚えている」という事でした。
機械にお金を入れる、玉を打ち出してルーレットを回すという行為そのものが快感の原因じゃないかと思った訳です。
これは怖いですね。
勝つことに快感を覚えるのであれば、勝つための戦略を工夫して、勝つことにこだわる打ち方をしますからそんなに負けてばっかりにはならないはずです。
ところが「打つことそのもの」が快感の原因であれば、勝つか負けるかなんてどうでもよく、ただ打つことができれば快感を覚えられるんですよ。これってどうなると思います?
まず負けます。やがて勝つとか負けるとか気にならなくなり、ひたすら打ち込むだけの行為に耽ることになります。
・・・ギャンブル依存症ですね。
これは大事な気付きだと思いました。
勝負事によくある話だと思いますが「気が付けば最初の勝ちを吐き出してかなりの負けを作ってしまっていた。なぜそんなことになったのかよく思い出せない」ということは、まさに「行為そのもの」に快感を覚えていた典型的な例なのでしょう。
なら、どうすればいいか?
それを自覚し、行為そのものの快感に耐性を持ち、「勝つこと」に集中した立ち回りをすればいいということですね。
そうすれば快感に振り回されて気が付けば財産を失ってしまう・・・という悪夢のような事態は避けられるでしょう。
(でも、勝つことに集中した立ち回りって割とストイックで、そんなに気持ちよくはないんですよね・・・。これが気持ちよくなるように経験を積めばいいんでしょうけれど)
というわけでしばらくはパチンコからは遠ざかりたいと思います。
勝ち負けはともかく、地味に時間を喰ってしまい、他のことが出来ないので。
その間何をしていたかと言いますと・・・
パチンコしてました。
人の話を聞いて「面白そうだなー」と思い久し振りに立ち寄ったパチンコ屋で「CRダンバイン」を触ってみたんです。
これが一気に爆発して、約1時間ちょっと当たりが続いて一気に9万円ほど勝ってしまいました。
その余韻でちょこちょこっと寄っては打ち、寄っては打ち、結局は半分くらい勝ちを減らしたんですけれど。。。
まあ、楽しかったのかな?
数日間のトータルで負けなかっただけ良しとするべきでしょう。大人の遊戯である以上、お金を払って遊ぶというサービスですから。
でも恐るべきは身をもって体験したその中毒性です。
私の意思が弱いということはあるのでしょうが、「今日はあと5千円でやめよう」と思っていても簡単には止められません。財布の中にまだお金があったら、さっきまでの決意はどこへやら、半ば自動的に財布から札を取り出して機械に放り込んでしまいます。
そういえば中野信子さんの本「脳内麻薬〜人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体」のなかで「スキナーの箱」と呼ばれる鳩の実験の話が紹介されていました。
有名な実験だそうです。
・Aの箱:スイッチを押すと必ず餌が出る
・Bの箱:スイッチを押すとときどき餌が出る
これらの箱に鳩を入れて一定期間放置して学習させた後、A・Bともに一切餌が出ないようにしたところ、
「Aの箱で学習した鳩は2,3回スイッチを押して餌が出てこなくなると諦めた」
「Bの箱で学習した鳩は、1日中スイッチを押し続けた」
という結果が出たという実験です。
この実験から、「出るかどうか分からないスイッチ」を押すことに対して脳が快感を覚えるということが示唆されているという話だったのですが(本の中ではさらにギャンブル依存症に関する実験が紹介されていきます)、あ、これは正に今の自分だなと思いました。
パチンコのイメージとして、勝ったときの興奮が忘れられない、あるいはリーチ予告の当たるか当たらないかのスリルがたまらない、というものがあるのではないかと思っていましたが、今回の経験の中で感じたのは「毎回毎回のチャッカーに玉を入れるという行為に快感を覚えている」という事でした。
機械にお金を入れる、玉を打ち出してルーレットを回すという行為そのものが快感の原因じゃないかと思った訳です。
これは怖いですね。
勝つことに快感を覚えるのであれば、勝つための戦略を工夫して、勝つことにこだわる打ち方をしますからそんなに負けてばっかりにはならないはずです。
ところが「打つことそのもの」が快感の原因であれば、勝つか負けるかなんてどうでもよく、ただ打つことができれば快感を覚えられるんですよ。これってどうなると思います?
まず負けます。やがて勝つとか負けるとか気にならなくなり、ひたすら打ち込むだけの行為に耽ることになります。
・・・ギャンブル依存症ですね。
これは大事な気付きだと思いました。
勝負事によくある話だと思いますが「気が付けば最初の勝ちを吐き出してかなりの負けを作ってしまっていた。なぜそんなことになったのかよく思い出せない」ということは、まさに「行為そのもの」に快感を覚えていた典型的な例なのでしょう。
なら、どうすればいいか?
それを自覚し、行為そのものの快感に耐性を持ち、「勝つこと」に集中した立ち回りをすればいいということですね。
そうすれば快感に振り回されて気が付けば財産を失ってしまう・・・という悪夢のような事態は避けられるでしょう。
(でも、勝つことに集中した立ち回りって割とストイックで、そんなに気持ちよくはないんですよね・・・。これが気持ちよくなるように経験を積めばいいんでしょうけれど)
というわけでしばらくはパチンコからは遠ざかりたいと思います。
勝ち負けはともかく、地味に時間を喰ってしまい、他のことが出来ないので。
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