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2015年12月16日

「本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方」 堀江 貴文


えー、最初に言っておこうと思いますが・・・

この本は知識を得るためのものではありません。
哲学的な、体系づけられた思考プロセスを学ぶものでもありません。


”気付き”を得るための本です。

内容はひょっとしたら堀江さんのこれまでの著書のそれと大部分が重複しているのかもしれません。
しかし、その切り口や、光の照らし方といいますか、視点というものは少し違っています。
一つの形の物体でも角度を変えると見え方が変わります。
そして、様々な角度から見て行くことでその実体が浮かび上がってくることもあります。
そのような意味では、堀江さんの考え方や信念・生き方というものについて、また新しい角度から見せてくれている本だと思います。

実際、この本を読んで、新たに幾つかの事が腑に落ちた感覚を覚えました。

その気付きのための800円+消費税は随分安かったです。

(そのコストを高いと考える人にはきっとこの本の内容は合わないかもしれません)

堀江貴文さんという人物に興味がある人は読んで大丈夫だと思います。
著作を読むたびに思うのは、本の中で書かれている主義・主張はごくごく全うなものだということです。
タグ:堀江貴文
posted by 霧島もとみ at 2015年12月16日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 著者 は行

2015年11月19日

ぼくは愛を証明しようと思う。  藤沢 数希 

”恋愛工学”をキーワードに、女性に対して一途で真っ直ぐだった男が多くの女性をモノにする男へと変わっていく姿を書いた小説です。

恋愛工学のキーワードとして、書中では

”モテ=ヒットレシオ✕試行回数”

という数式が示されています。

これは本書を読むと何となく分かるのですが、恋愛に気持ちとか人間性とかそういったものを持ち込まずに単純化したモデルを考えた場合、このような数式が工学として成り立つという考えです。

野球に例えると、

”年間ヒット数=打率✕打数”

という分かりやすいモデルとなります。
なんだそんなことか・・・と馬鹿にするのは簡単ですが、この単純な理屈を恋愛に持ち込める人はそんなに多くはないのでしょうか。
実を言うと私もその一人です。
恋愛に根拠のないロマンを持ち込み、「人を愛すること、愛されることはとても素敵なことだ」という考えを持っています。そしてそれがまるで世界の真理であるかのように思い込み、自分だけでなく、他の人間もその考えを共通して持っているのだという妄想を感覚として持っています。

さて主人公はこの恋愛工学を駆使し、色々な女性を口説き落とし、次々とセックスしていきます。
まるで「ナンパの指南本」のような内容です。
読者はこの物語を追体験することで、「恋愛」という観念が幻想であることを思い知らされます。女性の気持ちを惹きつけるスキルを身に付け、それを駆使して次々と女性を落としていく姿に、愛って何なんだろう・・・と考えさせらるんじゃないかと思います。
主人公は別に女性を愛しているわけではなく、「セックス=成功」というゲームの中で女性を扱っているだけで、去るものは追わず、淡々とした取り扱いに徹しているんですよね。女性が、まるで名前と体だけの存在であるかのような錯覚を覚えます。

これまで自分が考えていた「恋愛」「女性」とは完全に真逆の考え方・・・
※ちなみに自分のような考え方は、作中では「非モテコミット」として最も駄目な例として取り扱われています。

おそらく、こういった世界はあるのだろうと思います。
また同時に、恋愛にロマンを感じるという世界もあるのだろうと思います。
どちらか一方ではない。そこは自分の好きなように考えてすればいいのだと思います。

さて私の感想ですが・・・
筆者としては、まずは多くの「非モテコミット」の人間の考えを解放したいのだろうなと思いました。
刷り込まれている恋愛に対しての偏見を一度解き放ち、ゼロの状態にしてから、それから自分の好きな道を歩めばいいのだということを言っているのだと。

作中での師匠である「永沢さん」は常に「大事なことは女性を幸せにすることだ」と言っています。
何をナンパ師が・・・と言ってしまうのは簡単ですが、でも、それも確かに言えるのかもしれません。

こういう自分の価値観とは真逆のものを読んで見るのも面白い経験だな、と素直に感じました。
また、昔にこういう本を読んだ時に自分とのあまりのギャップに絶望して涙したことをふと思い出し、今度はそうは感じなかったことから、少しは受け止める器が大きくはなったかな・・・と懐かしくも思いました。
posted by 霧島もとみ at 2015年11月19日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 著者 は行

2015年03月04日

Bボーイサラリーマン (HIRO)

エグザイルのパフォーマーを引退したHIROさんの自伝的なエッセイです。

エグザイルはそんなに好きではありませんでしたが、それは多分にイメージ的なもので、恥ずかしながら「めちゃめちゃイケてる!!」の「オカザイル」でエグザイルメンバーの表情に触れているうちに、気が付けばファンになってしまいました。

番組中、

「ヤバいっす」

を連呼していたHIROさん。
この本も正直文書の完成度は高くないです。

でもそれだけに素の気持ちというんでしょうか。飾らない言葉で、ストレートに語っているという印象を受けました。箇条書き的な。

HIROさんがよく言う「愛」とか「夢」とか、正直なところ真意をよく掴めずに「単なる綺麗ごとだろう」と斜めに捉えていましたが、少し、この本を読むことで知ることができたような気がしました。

夢を持ち、その実現にひたすら向かうことで得られる喜びがある。
人とつながることで得られる喜びがある。

そういうことなのかな、と。
posted by 霧島もとみ at 2015年03月04日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 著者 は行

2015年02月22日

待つ心、瞬間の力 (桧山 進次郎)

元阪神タイガースで「代打の神様」と呼ばれた桧山進次郎選手の自伝的な本です。


「阪神の『代打の神様』だけが知る勝負の境目」
「大事な場面で最大限に能力を発揮するには?」


と書かれたキャッチコピーに心くすぐられ、手に取りました。

読んでみると、経験に裏打ちされた文章なのだからでしょうか?
臨場感が溢れています。
「代打」という特殊な役割を与えられた状況の中で、最大限に自分の力を発揮するための準備をどう行ってきたか?ということが、実感を持って味わえますね。

といいましても、私、野球のことはよく知りません。

代打っていうと、「普段はベンチにいて、弱い打者でチャンスのときに打つ人。それだけをやればいいんだから、何だか楽な仕事だよね」という程度の考えしかありませんでした。

でもそんな考えは、この本を読んで浅はかなものだったことに気付かされました。

チームの一員として勝利に貢献するため、桧山氏は実に様々な準備をしていました。

試合展開や他の選手の状況、いろいろな情報を集めて自分の出番がいつくるかを「読む」。
それだけではなく、チームの状況を観察しながら鼓舞したり、照明に目を慣らしてみたり、グラウンドに出て試合の雰囲気を体感したりなど・・・

どんな状況でもプロとしての努力を欠かさない姿勢に、大いに感心させられました。

同時に、その姿にちょっと自分を重ねてみました。
自分はどうだろう・・・?
出番のとき、そうでないとき、同じように努力を重ねられているだろうか。
十分な準備を出来ていると言えるだろうか。
周囲の観察は?

そういろいろ考えてみると、出来ていないことだらけ!!
これはいいヒントを貰ったなあ、と思いました。

また、書中では「代打」というトピック以外にも、桧山さんの子供時代から引退まで、たくさんのエピソードが紹介されています。
良質な文章で、桧山さんの野球人生の楽しさや苦労を十分に追体験できました。
野球という競技以外にも、人間関係的なことにいろいろ工夫していたというのも、なかなか面白いなーと思いました。

野球ファン以外にも、様々なジャンルの人でも楽しめるし、いい経験になる1冊じゃないでしょうか!
posted by 霧島もとみ at 2015年02月22日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 著者 は行

2015年01月01日

わが息子よ、君はどう生きるか

著者:フィリップ チェスターフィールド

この本は1700年代に父から息子への手紙として書かれたものだそうです。
部分的には時代を反映していると感じる箇所もありますが、ほとんどは現代でも同じく通じる内容となっています。この点には素直に驚きました。300年の時を挟み、昔と今とで人間というものは大きくは変わっていないものだなと感じます。

いわゆる「ノウハウ本」ではありませんが、300年以上前に書かれた内容であるにも関わらず、すぐにも実践できる項目が多く書かれており、実用性が高いです。幾つかの点については、早速、取り組んでみたいです。
また、すぐには困難であっても長期的には体得したいと思うこともあり、これらについては意識付けを欠かさないようにしたいです。

手元に置いておき、いつでも見返せるようにしておきたいなと思います。
posted by 霧島もとみ at 2015年01月01日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 著者 は行
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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