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2018年03月15日

世界線を超えろ!人を想う情熱が衝き動かす「STEINS;GATE」

2011年に放送されたアニメ「STEINS;GATE」を今更ながら見ました。

見ようと思ったきっかけは筑波大学の落合陽一さんの「◯◯分遅刻世界線」というTweet。
時々使われるこの不思議な言い回しに「世界線って何だろう?」と興味が湧き、検索して出てきたのが「STEINS;GATE」でした。




ググってみると、世界線というのはタイムトラベルに関する用語らしい。
しかし、書かれているニュアンスが自分にはちょっとピンと来なくて、エピソードを体験して解釈するのが善かな?という事で、善は急げ、とりあえず見てみることにしました。

STEINS;GATEの感想

DVD全9巻を一気に見終わった率直な感想は「面白かった」でした。
最初こそ「何だこの2ちゃんねる用語満載の痛いアニメは・・・」と思いました。
しかしストーリーが加速する中盤以降はぐっと引きこまれ、全力で感情移入し、感動しました。

ストーリーはタイムトラベルもの。
その方法が独特で、メールを過去に飛ばすというもの…しかも字数制限あり。
過去にメールを飛ばすタイムマシンによって世界が少しずつ変わっていく描写が刺激的でした。
間接的な見せ方が良かったと思います。
主人公は過去を変えるプロセスそのものに関与することはできず、結果を観測することでしか過去の改変を知ることができない。
また、送信できる文字数も限られている。
このあたりの限定ルールが物語に緊張感を作っていて面白いなあ、と思いました。

見ていて思い出したのが2002年の映画「タイムマシン」。
この映画は、恋人を事故で失った天才物理学者がタイムマシンを開発し、過去に戻って恋人を助けようとする・・・というところから始まり、一見アカデミックなSF映画かと思いきや、最終的には古代のジャングルみたいなところで古代人同士の戦いに自らの身を投じていく・・・というよく分からんアクション・アドベンチャーだったのですが、この映画の序盤では、
・主人公は過去に戻って恋人を死ぬ原因から遠ざけようとする。
・その度に恋人は別の原因で結局死ぬ。
・何度繰り返しても恋人が死ぬという事象からは逃れることができない。
・運命を変えられないことに苦悩する主人公
といったストーリーが描かれていたのですが、このあたりの様子が「STEINS;GATE」の主人公にとてもよく重なったんですね。

映画「タイムマシン」では、結局当初の恋人は中盤以降全く忘れ去られた存在になってしまったのですが、「STEINS;GATE」の主人公は幼馴染を助けることを決して諦めませんでした。
主人公を突き動かしたのは人を想う情熱。
このあたりは強く共感しましたね。
また、この幼馴染(椎名まゆり)がいい奴なんだ。。。俺だって絶対に諦められないよ。

もとい。

さて、ここで出て来るキーワードが「世界線」です。
主人公は「椎名まゆりを助けるには、α世界線からβ世界線へ移動しなければならない。1%のダイバージェンスの壁を超えて」との助言を受けて、世界線を超えようと何度も何度もトライします。辛い現実をタイムリープにより何度も繰り返しながら挑み続ける姿には心を打たれるものがあります。
それを支えるヒロインや仲間の存在がまた泣かせる展開…。

優しさと執念、残酷さ。
十分に味わえたと思います。

世界線ってどういうことなんだろう?

ところで世界線です。
作中での意味としては「とある時間の流れ」「幾つも並行で流れている時間の異なる在り方」のようなものとして使われていたと解釈しました。
そうすると落合さんの「30分遅刻世界線」とは、どういう意味なのか?ニュアンスなのか?

それはつまり、
「落合陽一が30分遅刻することはこの世界線で抗えない事象であり、運命だ」
という意味なのでしょうか。
あるいは、
「ダイバージェンスの結果、30分遅刻する世界線へと移動した」
という意味なのでしょうか。

あまりにTweetの言葉が短く、前後の文脈も乏しいため断定は出来ません。
逆に言うとどちらの意味でも取れる訳です。

うーん、難しいですが。。。
私の個人的な感覚としては、面白みがあって希望が持てるなあという何となくな考えで、後者の解釈で捉えてみようと思います。

自分も使ってみよう。
「ジャスト5分前到着世界線」
※30分も遅刻したら私の場合は相手にされなくなってしまいますので・・・。

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posted by 霧島もとみ at 2018年03月15日 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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