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2015年05月22日

「岳」でカッコイイと思った言葉

岳の記事を書いていて、そういえば印象に残った言葉があったことを思い出しました。
正確に言えば思い出したのではなく、自分の思考メモ帳として使っているEvernoteにメモっていたのが関連付けでひょいと表示されたのですけれどね。。。

いや、便利です、Evernote。
本当に使い出すと止められない、止まらない!!

さて、三歩(主人公)が高校生の時の回想シーンで、進路に悩む三歩に高校の恩師が言った言葉です。

「なあ、島崎。俺は死ぬぞ。」
「オレだけじゃない。すべの人の最終到達点は死・・・。島崎、お前もだ。
 そこまでのルートはお前にしか決められん。そう思わんか?」

−石塚真一「岳」6巻 ルート(前編)より−

ここでいう最終到達点とは山の頂上のことで、
ルートは登山ルートのことです。

一つの山でも色々なルートがあります。簡単なもの、難しいもの、安全なもの、危険なもの、長いもの、短いもの・・・
でもそれを選ぶのは他の誰でもないんだ、お前が決めることなんだ、という台詞です。

三歩は山登りが好きです。
だから三歩は「山登りのルートは自分が決めるものだ」ということを体感的に知っている訳ですが、先生はそれを分かったうえで、三歩の感覚にすっと染みこむ言葉としてこれを選んだ訳です。
「そう思わんか?」はトドメですね。

「お前はこうするのがいいんだ!!」と言うのではなく、あくまで、相手がもともと知っている答えをそっと経験の中から引き出してやるというのは、教育者として素晴らしい手法だと思います。
相手のことをよく見ておかないとこの手法は使えません。

参考にしたいです。

そんなわけでこの言葉が印象に残りました。



posted by 霧島もとみ at 2015年05月22日 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミック
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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