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posted by fanblog

2016年03月09日

ブロガーとしての自分を想像した時に考えた3つのこと

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ブログについてのネット記事や、既にブロガーとして活躍している人たちのブログを読んでいると、現実から逃避して夢想に耽ることがあります。

「今の仕事を離れて、ブロガーとして独立したらどんなになるだろう」

という夢想です。

それは例えば、こんな思考になって現れてきたりします。
  • 今の組織を離れて、もっとシンプルに自分自身のやりたいことを、自分自身の責任で追求していく。それを仕事にすることって、何だか生きがいがありそう。
  • 自分の好きなことを好きなときにやれるというのは、何だか楽しそう。
  • ネットを通じてたくさんの人に影響を与える事ができるって良さそう。

そんな一方で、自分のブログを見てしまうと急に現実に引き戻されます。
  • こんな内容、アクセス数でブログで飯が食えるわけがない。仮に将来的にたくさんのPVが稼げるようになるとして、一体それまでに何年かかるのか?
  • 今の収入と比べて、果たして独立するだけのメリットがあるのか?
  • ていうかそもそも何をネタにブログを続けていく?誰かに発信できるコンテンツがある?

そして再び日常に帰っていくという訳ですが、これらの思考実験は一見無駄なようにも見えて、しかしながら「ブログ」というのものをどんな形にせよ具体的な思考の元に考えてみるということで、何らかのヒントをもたらす作業のようにも思えます。

そこでこれらの思い付き・・・想像上の「ブロガーとして独立した自分」像に対して、幾つかの観点からこの機会に考えを整理してみようと思います。

ブロガーとして独立するということはどういうこと?


ブロガーとして独立するということは、
・ブログを継続して発信すること。
・自分のブログまたはブログを通じたネット活動により収入を得ること。
 (広告、アフィリエイト、あるいは有料メルマガの発刊など。)
・その収入を、現在から将来にわたり、自分が十分に生活できるだけのレベルで継続して得ること。
 (生活レベルの設定にもよりますが、瞬間風速的な収入では駄目で、何十年とかいう長いスパンで継続して収入を得ることが必要となります。生きて行くために。)
・その収入を得るためには、多くの人間に見られるブログにならなければならないこと。
・そのためには、人に何か価値を与えるものを継続して提供できなければならないこと。

なるほど(と、自分で書いたことに自分で納得する)。そうですよね。やはりブロガーとして独立する=生活するということは、収入が必要です。人間ですから食わなくては死んでしまいますし、生活を維持するためには光熱水費などもろもろの諸経費がかかるわけです。
それをブログで稼ぐ。
言葉にするのは簡単ですが、そのためにどうしなければならないかというと、多くの人に読んでもらえる「価値のあるもの」を提供しなければならないということです。

サイボウズの青野社長の講演で「人のために動くということが、働くということ」という話を聞きましたが、ブロガーとしてするべき事も、実は同じだということです。

他人に対して何を提供できる?


例えば、
・何か一つのことに精通した技術、テクニック
・特定の項目に対する深い知識
・業界情報
・独自ノウハウ
・なかなか出来ないような特別な経験談
というようなものがあれば、これをネタにして上手にまとめれば、価値のある内容になるでしょう。
または、
・特別な人間(タレント的な)の日常の光景
的なものも人気が出そうです。

しかし、自分を振り返ってみると、残念なことにどれにも当てはまるものがありません。
正確に言えば、あるにはあるのですが、どちらかというと器用貧乏・広く浅くという性格で、幅広く知っていても、それぞれの分野にはそれぞれもっと精通した誰かが余裕でいる訳なんですよね。
個人的な体験としてもそこまで面白いと言えるものはありませんし。
ましてやタレント的な知名度は勿論皆無です。

困った。
何を発信しよう。


というわけでさっそく躓きました。
どうやらブロガーとしてやっていくためには、「特別なコンテンツ」が必要になってくるようです。

特別なコンテンツとは?


「特別なコンテンツ」って何なんでしょう?
少し落ち着いて周りを見てみると、インターネット上に溢れている記事や日記、ブログは山程ありますが、その中で先に挙げたような「特別なコンテンツ」を提供しているものがどれだけあるのかな、と疑問を感じます。

勿論専門的な知識・経験を踏まえたコンテンツや、凄いノウハウ、写真、映像を提供するサイトもごまんとあります。

でも、掲載しているそれらのコンテンツが、高い専門性を元に書かれているものばかりではなく、むしろ素人がちょっと調べてみました・考えてみました的なコンテンツであることも普通に多いんですよね。

・それっぽく
・しかし意味のあることを
・読みやすく纏め、提供する

読んでいて自分が「面白い」と思うものの中にはこういうブログが結構あります。そのブログに対して「この記事はしっかりウラを取っているのか」「エビデンスはあるのか」などと学術的な視点から批判することは、まずありません。
だとすると、インターネット上の記事、その中でも特に「ブログ」については、「専門的な知識や経験に裏付けられた情報」が実は求められている訳ではないということになります。
そこから考えますと、導き出されるのは、ブログにおける「特別なコンテンツ」とは、いわゆる「専門家的なコンテンツ」ではない。
むしろ、日常にちょっと+αをしたような、「素人の観点からいろいろな話を書いたコンテンツ」ではないか、という推論です。

だとするとこのコンテンツを提供するために必要なことは、掘り下げまくった専門性のある知識ではない。

必要なものは「ちょっと面白い独自の視点」であり、面白く記事を読ませることができる「表現力」「編集力」ということになります。
さらに言えば、それをWebというフィールドで表現できるちょっとしたIT力ですね。

これなら、自分にも出来るかもしれない。
いや、誰にだってやれば出来ると思います。後はやるかやらないか、の世界なんですね。
ということで、やはり「実行力」が必要になるってことです。

結論


ブロガーとしての自分を想像するという思考実験によって得られたのは次のことでした。

・ブロガーとして必要なことは、他人に価値のあるものを提供しつづけていくこと。
・提供するコンテツは何も「特別なもの」である必要はなく、独自の視点を持って作られた日常に+αのコンテンツ。
・能力としては、表現力・編集力・実行力。


ブロガーになれるかどうかは全く夢想上の話なのでとりあえず置いておいて、でもせっかくブログを書いていくのですから、この3点を意識してやっていこうと思います。

長い記事にお付き合いありがとうございました。
posted by 霧島もとみ at 2016年03月09日 | Comment(0) | TrackBack(0) | そこはかなきこと
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他人との距離感をいつも遠く感じながら生きてきました。高校の体育祭のフィナーレでは、肩を抱き合って大はしゃぎする光景に「何でこんなに盛り上がれるんだろう・・・?」と全く共感できませんでした。共感できない自分が理解できず、いつも悩んでいます。そんな私でも面白いと思うことはこの世界に一杯あります。それが私の生きる糧でした。面白いことが増えていけば、よりたくさんの人が楽しく生きられるはず。そんな世界を夢見ています。
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