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2018年01月17日
野菜の栄養価、旬か旬じゃないかで全然違うんです!
「この野菜にはビタミンCがたくさん含まれている」とか、「βカロテンが豊富」とかいう話はよく聞きますよね。
可食部100gあたりのビタミンC含有量を多い方から挙げると、ピーマン(特に赤・黄)>芽キャベツ>ゴーヤ>ブロッコリー>カリフラワー>小ネギ>さやえんどう>キャベツ>ネギ>ミニトマト>西洋かぼちゃというような順番になります。(あまり一般的でないものや香辛料・ハーブ系は抜かしています)
でもじゃあ、ビタミンCをたくさん摂りたいならその順位通りに食べればいいのか?というと、そうとも限らないのです。
野菜の栄養価は旬の時が高く、旬でない時は低くなるため、食べる時期によって含有量が逆転する場合もあります。
今日は、野菜の旬の栄養価についてお話したいと思います。
「野菜の旬」とは
人間からすると「旬はその食材が一番美味しい時期」という感覚で、それはその通りなのですが、正確に言うとちょっと違います。
野菜の旬とは、一年の中で一番生育条件が揃った中で栽培され、一番成熟し、たくさん収穫できる時期のことです。
土壌や光合成などが野菜の性質に合っている時期なので生命力が強く、農薬の量も少なくて済むようです。
結果的には「人間にとって一番美味しい時期」にほぼ合致するんですけどね。
同じ野菜でも、旬は地域によって違います。
昔は旬になると価格も安くなったのですが、今は品種改良や栽培環境などにより一年中出回る野菜も増えたので、季節による価格の変動が少なくなりました。
農家の経済事情という一面もあります。
文部科学省の日本食品標準成分表について
1982年改定の「四訂日本食品標準成分表」までは、2000年改定の「五訂日本食品標準成分表」以降より、各野菜の成分量が高めに記載されていました。
これは「今より昔の方が野菜の成分量が多かった」というわけではありません。(そういう場合もありますけれど)
四訂までは主に各野菜の旬時期の含有量が書かれていましたが、どんどん一年中出回る野菜が増え、五訂以降は一年の平均値が書かれるようになったためです。
旬ではない時期の含有量は、成分表に書いてある数値(一年の平均値)を下回ることの方が多いです。
ですから、たとえば「ビタミンCを100mg摂取するためには毎日ブロッコリーを○グラム摂りましょう」などという指示があっても厳密にいえば、食べるのがブロッコリーの旬ではない時期だとすると、指示よりもっとたくさん食べないと推奨されている量が摂れないということになります。
野菜と旬と栄養価についての雑学
女子栄養大学の教授、辻村卓さんのサイトでは、面白い検証結果をたくさん読むことができたので、ここにまとめてみます。
辻村卓さんは東京都と東京近郊の5地域の店頭から購入した、主に出盛り期の長い野菜や果物を40種類ほど、2000年を挟んで20年間実験されています。
毎月同じ野菜を購入し栄養分の含有量を分析した結果、分かったことです。
(一部意訳しています)
・1年を通じて、野菜には必ず栄養価の高さに波がある
・栄養価の高い時期は3ヶ月ほど続く
・検証で分かった「栄養価の高い時期」は、昔から言われている旬の時期と重なる
・昔より酸っぱさが減って甘くなったトマトは、ビタミンCが半分以上少なくなっている
・旬かそうでないかによって変動の大きい栄養素は、βカロテンとビタミンC
・特に季節による変動が大きくなるのは、ホウレンソウ
・人参やブロッコリーも変動が大きい
・季節による変動が小さいのは、セロリ、ピーマンの2種類だけ
・ハウス栽培でも、旬の方が栄養価が高い
・有機栽培野菜のビタミン類含有量は、慣行栽培野菜とほぼ変わらない
・冬野菜は夏になると、水分が多くなる(栄養価は低くなるけど食べやすい)
・冷凍してもビタミンは1年間ほどほぼ減少しない(解凍時に溶け出すので、冷凍のまま加熱を)
・根菜類と芋類は葉物に比べて変動が少ないが、馬鈴薯のビタミンCは大変動
・ミネラルはビタミンCやカロテンに比べると、季節による変動が少ない
実際にどのくらい栄養価が違うのか
旬かそうじゃないかで栄養価が違うといっても、そこまで大差ないでしょ?と思っている方!
いえいえ、この数値は侮れないんですよ。
最大含有月と最小含有月で比べると、2倍程度違う野菜ならゴロゴロ存在しています。
馬鈴薯のビタミンCにいたっては、約5倍も違うのです。
「人参はカロテン多いから♪」と思って食べても、最も多い6月に食べるのと最も少ない1月に食べるのとでは、2.5倍も違います。
とはいっても、1月でも他の野菜に比べれば多いので、積極的に食べたい野菜のひとつではありますが。
栄養価の高い時期一覧
この一覧は、各野菜の「一番栄養価の高い時期」を表しています。
ですから、一般的な「旬」とはズレる場合も有り得ます。
「旬」も「一番栄養価の高い時期」も地域によって違うので、だいたいの目安にしてください。
比較的ビタミンCやカロテンが多いことで有名な野菜たちです。
気になるのは、必ずしも「ビタミンCが最も高い時期にカロテンも最も高いとは限らない」ということですね。
例えばグリーンアスパラガス。
ビタミンCが最も高いのは1月で、カロテンが最も高いのは5月です。
じゃあいつ食べるのがいいんだ?と。
一般的にグリーンアスパラガスの旬は、本州産で4〜5月、北海道産で6月とされています。
うーん・・・。
1月にビタミンCを摂りたいなら、柑橘類でも食べておいた方がいいんでしょうかね
栄養価も大切ですが、美味しさも大切なので。
それになにも、ビタミンCだけに執着して生きているわけではないですし、そもそもこの表は「その野菜の最大含有月」であって、「この月に一番栄養価の高い野菜」の一覧ではないのです。
まとめ
元々旬の時に栄養価が高いことは知っていましたが、ここまで違いが出るとは思っていませんでした。
これはあくまで同じ野菜での比較ですから、栄養価の低い時期だったとしても、他の野菜に比べたらずっと多い栄養素を蓄えている場合もあります。
技術の向上で通年色んな野菜が食べられるのはありがたいことではありますが、やはり旬の野菜を積極的に食べていこうと思わせられました。
昔から通年野菜はあったものの、旬の時期にしか出回らない野菜が多かったと思います。
今ではいつでも手に入るゴーヤも、20年前は夏の間でも東京で手に入れるのは困難でした。
その数年後からは真夏なら必ず手に入るようになり、今となっては、値段は高めで小さいですが真冬でも買えるようになりました。
昔は生産方法や流通経路や様々な事情により、「あえて旬のものを選んで食べる」というより、お店に季節野菜しか売られてないから季節野菜をたくさん食べていたという一面もあります。
でも旬に旬の食材を食べるというのは、「その時期にしか食べられない食材を季節感として楽しむ」という以外にも、「その時々で一番栄養価の高い野菜を食べる」など、色んな意味で理にかなっていたんでしょうね。
しかし、相変わらず野菜高いですよね・・・^^;
白菜なんて毎日食べても飽きないくらい大好きなのに、1玉600円〜800円って、高すぎます(ノД`)
参考:野菜の旬と栄養価 〜旬を知り、豊かな食卓を〜
2018年01月15日
今年の目標のひとつ、「プランター菜園」の計画を今から立てておく
今年の目標のひとつに、「プランターや植木鉢で野菜を作る!」というのがあります。
私は超面倒くさがり屋なので庭の手入れをすることができず、もうだいぶ前から砂利を敷き詰めてしまっています。
ですから、地植えの家庭菜園は作れないのです><
それでもスペースはあるのだからと今まで何度かプランター栽培は試みましたが、何を作っても枯らしてしまう。
「簡単」「初心者向け」と言われているものでさえ・・・
そんな私に「じゃあこれがいいよ、放置でも勝手に育つよ」なんて紹介してくれる人もいますが、そういう植物も漏れなく枯らします(笑)
同時期に母にも同じ苗や植木などプレゼントするのですが、母は狭いベランダでも上手く育て、何年も楽しんだりしています。
私にはマメさや丁寧さと、勉強・知識・経験などが足りないと思うのですよね・・・
そんな私がなぜ野菜作りを目標にしたかというと、去年の5月から「ブログサークル」という、ブロガーさんたちが集うSNSに参加していまして。
参加当初の5月頃はそうでもなかったけれど、夏が近づくにつれけっこう皆さん、ベランダや庭で野菜など育てた様子をブログにアップするんです。
それを見ていたらもう、羨ましくて羨ましくて!
でも時すでに遅しで、今さら植えても間に合わない。
そこで夏のうちから、「来年こそは!」と考えていたわけです。
その「来年」がいよいよ訪れ、年も変わったことですしさっそく何かを植えたいと思って調べましたが、予想通り、冬植えに適した植物はほとんどありません^^;
全く無いこともないですが、初心者にはどうかな?という感じで。
ちなみに死んだばっちゃんが「初心者は種からじゃなくて苗から育てた方がいい」と言っていたので、その言いつけ通り、とりあえず種には手を出さないでおこうかなと思っています。
そして苗からだとすると、4月くらいから植え時の野菜が多いですね。
4月〜5月に苗を植えることができ、初心者でもわりと簡単だと言われている野菜には、こんな種類があります。(★印は栽培経験のあるものです。もちろん枯らしました…)
・ミニトマト(プチトマト)
・キュウリ
・ナス
・ピーマン
・ゴーヤ★
・リーフレタス
・オクラ
・シシトウ
・枝豆
・紫蘇★
・唐辛子★
それほど難しいとはされてなく、でも自信はないけど興味あり・・・という部類だと、じゃがいもやイチゴがあります。
じゃがいもは「たくさん育てるためにはそれなりに広い場所(大きなプランター)が必要じゃない?」と思うのと、イチゴは「実が生ったとしても全然甘く出来なさそう」というのが、踏み切れない理由です><
そして本当は、メロンやスイカにも手を出してみたい!
でもこれはさすがに手間がかかりそうだし、私には無理でしょう・・・
まだこの時期は、売られている苗の種類も少ないと思います。
そして4月の中旬くらいからはよりどりみどりになりますが、買うタイミングも大事みたいですね。
同じ売り場で同じ苗が売られているならどれでもいいというわけではなく、(これからちゃんと調べますが)育ちやすい強い苗と、弱い苗があるようです。
そして、育ちやすい苗は人気があって早めに売切れてしまうため、「まだ売られているから」と安心して買うのが遅れると、育ちにくい苗しか残ってなかったり。
だからといって買うのが早すぎると、特に初心者の場合はほど良い調整(温度や日当たりや水やりなど)ができないため、一番適している季節が来る前に弱ってしまうこともあるとのことです。
苗を買う時からすでに勝負は始まっているので、「どんな苗を選んだらいいか」というのも、事前に調べておいた方が良さそうです。
スーパーの野菜売り場で野菜を選ぶ時も、「ギュッと固い方がいい」「色が濃い方がいい」など、野菜によって選別ポイントがありますが、苗もそんな感じですかね。
うちの母はおととし、ゴーヤを上手く育てて大収穫だったのに、去年は市役所で無料配布された苗を使ったら、弱々しくて不作でした。
植えた時から「今年のは弱々しい感じ」と言っていましたが、やっぱりそういうのは育ちにくいんですね。
顧客に買われる寸前までプロに管理されている苗の方が、期待度は高そうです。
さて、私は何を育てるか・・・
できることなら全部育てたいけど、それは絶対に無理ですから・・・
でも、ミニトマト、キュウリ、ナス、ピーマン、ゴーヤは育てたいですね〜
ミニトマトはリコピンのために。
ミニトマトは普通のトマトより、ずっと多くのリコピンが含まれているんです。(同じグラム数での比較)
キュウリ、ナス、ピーマンは、好きだしたくさん食べたいのに高いから、節約のために。
ゴーヤは、夏にはたくさん摂取したいからです。
ゴーヤは以前育てた時、花が咲くところまではいけたんですよ。
でもその後、なかなか実が生らない・・・
それで焦って追肥をしたところまではいいのですが、知識の足りない私は、根元に肥料を撒いてしまいました。
これがいけなかったらしく、翌日には全滅しました><
でも明らかに失敗の原因が分かっているため、次は何となく上手くいきそうな気がするんですよね〜
紫蘇はわさわさ生えてきたけれど厚くて硬いのが多く、唐辛子はいくつかは出来たのですけど、うちではあまり使わないことに気付いて^^;
今年はスルーしようと思います。
オクラと枝豆にも興味がありますが、他に育てたいものが多すぎるので、余裕があったらということで。
そんなわけで、まだ実行に移すまでは数ヶ月の期間がありますが、頭の中では着々と
夏頃には「こんなに実がつきました♪」などとブログで報告している自分を夢見て!
2018年01月14日
大量の謎肉で、今夜はステーキ♪
先日母が親戚と電話で話していて、どういう会話の流れかは分かりませんが、近所のお肉屋さんから牛肉のブロックを送ってもらう(プレゼント)ことになったそうです。
その会話の中で、私の誕生日がもうすぐだという話が出たら、「じゃあちょっと多めに送るから分けてあげてね」と言われたそうで。
昨日(土曜日)にその牛肉が届き、母から「届いたよ〜」と電話がありました。
翌日(日曜日)に取りに行くという約束を取り付け、母は「私とお父さんの分を切り分けて、今夜さっそくお先に食べちゃうね。残りを明日持って帰ってね」と言っていました。
私は「両親はもう少食になってるから、ひとり100グラムくらいしか食べないんだろうな、半分以上私に渡してくれるんだろうな〜」「私に分けてくれるのは300〜400グラムくらいかな?」と思っていました。
そして今日(日曜日)、実家に取りに行ったら・・・
母が出した牛肉の塊、ものすっごい大きい!
何キロ???という感じです。
「お母さんたち、昨夜食べたんじゃないの?」と聞いたら、「食べたけどこれだけ余ってる」と。
「思ってたよりずいぶん大きいから、お母さんたちもっと切り分けなよ〜」と言ったら、「うーん、でもやっぱりうちは豚肉の方が好きだから、牛肉好きなあなたたちにたくさん食べてもらいたいわ」とのことで、全部引き取ることになりました。
歳を取ってくると牛肉のスライスはともかく、ステーキなどの厚い状態だと噛みにくいのかもしれません><
それがこの牛肉です。
うちはいまスケールが壊れていて重さを量れませんが、1キロじゃきかないですよね!?
「和牛」と書いてあるだけで、どの部位なのかは分かりません(笑)
これだけだと大きさがイマイチ分からないかもしれないので、カップ麺と比較してみます。
かなりの重量感があること、伝わりますでしょうか。
サシの入った高級霜降り肉ではありませんがすごく肉々しくて、ガッツリ食べたい時にちょうど良さそう!
そして、ローストビーフはこういうお肉の方が美味しく仕上がるというか、私は好きです。
ただ、今夜はステーキでいただこうと思います
主食はパンにしようかな?と思っていたのですが、だんなのリクエストにより、急きょ「ガーリックバターライス」になりました。
私が「ガーリックライスのバター風味ね?」と聞いたら「バターライスのガーリック風味」と言われ・・・
変なところにこだわりがあるらしく^^;
どう作り方を変えればいいのかよく分からないので何を言われようがどっちみち同じ作り方をしますが、だんなには「ほら、バターライスのガーリック風味だよ」と言っておけば大丈夫でしょう。
言ったもん勝ちですね( *´艸`)
塩コショウをして強火で両面合計3分半ほど焼き、その後アルミホイルで包んで熱を中まで通します。
10分ほど置いたらサイコロ状に切り、最後にもう一度強火でアツアツにして出来上がり。
アルミホイルから出して、切る前の状態です。
厚みはこのくらい。1.5〜2pくらいでしょうか。
これをひとり2枚食べます!
最初はステーキ&付け合せで一皿、別の皿でパンを出すつもりでいましたが、パンではなくガーリックバターライスになったのでワンプレートで。
なにしろキッチンスケールがないのでひとり何グラム食べたか分かりませんが、高級な鉄板焼き店で出てくるコースのステーキの2倍くらいあったかと思います^^;
私は肉は全部食べてライスを残してしまい、だんなはライスを全部食べて肉を数切れ残してしまいました。
つまり二人とも食べきれませんでした
この写真、ご飯が多すぎて肉が少なく見えます・・・
ご飯はお茶碗2杯分くらいあると思います。
(注:盛り付け方は下手ですのでお許しを><)
アルミホイルに包む前はかなりレア。
その後サイコロ状に切ってもう一度火を通すことで、ミディアムレアとウェルダンの中間くらいになっています。
これがほぼ私たちの好みの焼き加減です。
なにしろ赤身ですし贈答用の高級肉でもないと思うので「とろけるような」という食感ではありませんが、「噛みきれない」とか「筋っぽい」ということはなく、サクッとしつつも噛みごたえがあって中からジュワッと肉汁が溢れ、じゅうぶんに美味しかったです。
どちらかというと「ステーキを食べたザマス、オホホ」というより「肉を食った!」という表現の方が近いような。
で、これだけ食べても、まだ半分も食べきれていないような気が・・・
両親が食べた分も含めると半分は消費しているのでしょうが、それも定かではないくらいの量です。
1.5キロくらいなのかな?今度聞いてみようと思います。
結局「和牛で赤身の肉」という以外は部位も分からないので、それも併せて聞いてみなくては。
思いがけず大量の謎肉を手に入れることになり、量も考えず思い切り食べることができ、とても満足感のある夕食でした♪
ごちそうさまでした
2018年01月11日
これが「ブログ書けない病」というやつ?自分なりの原因を探ってみました
タイトル通り、最近ブログの執筆が進みません・・・
サボって他のことしているわけじゃなく、毎日一応書いているのです。
ネタ切れしてるわけでもありません。
でも、書きかけの下書きだけがどんどん溜まっていき、完成しないのです><
あぁ、「ブログ書けない病にかかってるなぁ」「ところで『ブログ書けない病』なんて言葉あるのかなぁ・・・」などと思いながら「ブログ書けない病」で検索してみたら、けっこうたくさん出てくる!(笑)
多くのブロガーさんたちも同じような悩みを抱えているのですね。
先ほども書きましたが、ネタ切れで書けないのとは、違うのです。
症状でいうと、今は1つの記事を書くのに2日~3日くらいかかります。
以前は早いと1時間半〜2時間、普通で3時間〜4時間で書いていました。
なんでこんなに書けなくなってしまったのか。
自分なりに原因を考え、また、他の「ブログ書けない病」について書いている人のサイトを読み漁りながら、ある程度分かってきました。
他の人のサイトに出てくる「ブログが書けない原因」について、主だったものが10種類くらい出てきますが、そのうちのいくつかは当てはまりません。
私に当てはまっているかも!?と思ったものを書き出してみますね。
・完璧主義、責任感強すぎ
・クオリティにこだわりすぎ
・内容を詰め込みすぎ
・(記事が)短いことに我慢ができない
・読んでもらうことを意識しすぎた強迫観念
ここらへんじゃないかと思います。
質が高く内容が盛りだくさんで読者の目を気にする内容。
本来はそうできた方がいいのでしょうが、基本的に毎日記事を書くブログで、そこまで目指すのはどうなのかと・・・
読者も大切。お役に立てるような記事を書きたい。
でもそれだけだと自分がいっぱいいっぱいになってしまい、他のやりたいことができない。
「基本的に毎日書く」「忙しい」「他のブログも書きたい」というのは私の勝手で、他の人には関係ないことです。
だから、毎日書くためだけに「どうでもいいことを適当に書いていこう」とは思わないのですが、もうちょっと自由でもいいんじゃないかな?と。
これをいったらおしまいかもしれませんが、読者さんはそこまで期待していないと思います(笑)
今は、自分で自分をがんじがらめにしているようです。
以前はもっと早く書けたのにいま時間がかかってしまうというのは、どんどん質の高さを(自分が)求めるようになってきたからだと思います。
そして、「こうじゃなくちゃいけない」というような縛りが出来てしまったのでしょう。
私が実際にアップした記事、一般的に完璧でクオリティが高いかと言われれば、それは全く自信がありません。
自分が望んでいることと完成度は別問題です
ただ、自分なりに自分の納得したラインに到達できてないと、アップロードできないのです。
内容の詰め込みすぎについては、自分が疑問に思うことを全部調べて書かないと我慢できない性格なんですね。
そこまでたくさんの項目は書かなくてもいいのかもしれないし、書くことが多すぎるなら何回かに分ければいいのでしょうけど、そういうバランスを取るのが苦手で^^;
シリーズものにして何回かに分ける作業、新ブログの方で試してみましたが異様に下手糞です(笑)
新ブログも早く軌道に乗せたいので、こちらのブログは更新頻度を落として新ブログに集中したかったのですが、このブログの記事ひとつに3日もかけてしまっては、何も進みません。
「ネタ切れではない」と書きましたが、「数時間で書けるようなネタ」は不足しているということかもしれませんね。
私は自分が興味持ったことを記事にすることが多いのですが、面倒くさいことに興味を持つタイプなのかも^^;
ものすごい細分化されているネタだったり、調べても理解し辛かったりそもそも情報が少なかったり、そんなことをいつまでも徹底的に調べているから、時間がかかるのでしょう。
同じキーワードで検索上位にいる人のサイトを見て、「情報少なっ」「これだけ?」と思うこともしばしばです。
そして自分の思い描いたボリュームで記事を作ろうとするから、いつまでも完成しません。
でも本当にひとつの記事で、そこまでのボリュームが必要なのだろうか・・・
欲張りすぎているような気もします
解決策を考えましたが、やはり自分の性格というものもあるので、長時間かかる記事は、それはそれでいいんじゃないかと思いました。
ただそういう記事ばかりだと精神的な負担になるので(書いているのになかなかアップできないのは辛いです><)、「本来時間のかかるネタを適当に書く」のではなく「時間がかからないネタ」の割合を増やしていこうかと考えています。
今まで時間のかかる記事ネタしか思いつかなかったので、今度はネタ探しが大変になるかもしれませんが^^;
1記事は少しずつでシリーズものにして、内部リンクで完成させるような技術も身に付けなくては。
あまり深く考えずに始めたブログですが、1年以上経ってもまだ悩みながら、迷いながらです。
ブログって奥が深いですね〜!
2018年01月09日
通信販売のクーリングオフと定期購入について理解を深め、トラブルにならないようにしましょう!
ネットニュースを見ていたら、ネット通販トラブルについての記事がありました。
インターネットの通販サイトに記載してある格安の「お試し価格」で1回限りの注文をしたつもりが、通常料金で定期購入契約をしてしまうトラブルが急増している。国民生活センターによると、2017年度のネット通販での定期購入に関する相談件数は、一昨年度から2.8倍に増えた昨年度を大幅に上回っている。
出典:毎日新聞 2018年1月8日
「『お試し価格』よく確認を 契約トラブル急増」
これはここ最近よく見かける話題でしたが、相変わらず急増中とのことです。
上の記事で問題になっているのは健康サプリメントのようですけれど、健康や美容に関する商品に、このようなことが多いのではないでしょうか。
今日は定期購入に関わるトラブルと、通販のクーリングオフについてのお話です。
結論から先に言いますと、通販は基本的にクーリングオフができませんので、もし一定期間内なら無条件でできると思っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度読んでいただきたいと思います。
通信販売の種類
・ネット通販
・テレビショッピング
・カタログ通販
・チラシ
・ダイレクトメール
・(ネットオークション)
・その他
これらで選んだ商品を、電話・郵便・FAX・ネットなどを経由して申込み契約することを、通信販売といいます。
通信販売のクーリングオフ
特定商取引法では、訪問販売や電話勧誘などによる購入のクーリングオフ制度が設けられています。
でもこのクーリングオフ制度は「通信販売」には適用されません。
ただし販売者側が「返品特約」で「○日以内なら返品可能」などと明記している場合は、その限りではありません。
また、返品特約について何も書かれていない場合には、商品到着後8日以内にキャンセルの意思表示を伝えることで、クーリングオフが可能になります(送料は購入者負担です)。
特定商取引法では返品特約を明記することが義務つけられていますので、基本的には「何も書かれていない」ということは無いんですけどね。
返品特約に「返品不可」だけしか書かれてないことはあまりないでしょう。
結果的には「返品不可」とほぼ同じことにはなりますが、初期不良・破損・販売店側のミスなどについては返品を受け付けていることがほとんどで、その際の返品期間が書かれています。
この期間部分だけをサラッと読んで、勝手に「返品可能期間」だと思わないようにしてください。
「自己都合による返品不可」は、けっこう多いです。
また、返品可能であっても「3日以内」などの短い期間設定をしているお店もありますから、商品到着後はすぐに開封して、商品内容を確認してくださいね。
人間だれでも間違いはあるので、時には「勘違いして他の商品をクリックしてしまった」「注文数を一桁多く入力してしまった」「贈答品の注文で、間違えて送り先を自分の住所にしてしまった」などといううっかりミスも有り得ます。
でも「返品不可」と書いてある場合は注文直後でも変更やキャンセルを受け付けてもらえないかもしれません。
特に、注文ボタンを押した後に確認画面が出てくるなどシステムがしっかりしている場合ほど、販売店側の非が少なくなるので相対的に購入者側の過失が大きくなり、不利です。(それでも一応、問い合わせてみましょう)
返品特約については、販売ページの下の方に書かれていることが多いです。
定期購入について
私も定期購入している商品はありますし、定期購入自体が悪いわけではないです。
ただ、定期購入の申し込みをしたつもりは無く、1回きりのお買い物だと思っていたのに、実は定期購入だった・・・というパターンは困りますよね。
ましてやすぐに解約できない定期購入なら、なおさらです。
購入者も注意深く読まなくてはいけませんが、非常に分かりにくい書き方をしている販売店もありますので、注意が必要です。
定期購入って、昔からありましたよね。
カタログ通販の千趣会では、同じシリーズの商品が毎月届き、12回分揃うのが嬉しかったです。
形は違うけれど祖母は女性誌を定期購読していて、定期購読の人だけがもらえる新年号のお年玉付録を楽しみにしていました。
販売側は"定期購入できること"をウリにしていたし、私たちも"定期購入であること"に価値を感じていました。
うーん・・・
なんで化粧品や健康食品だとこうなってしまうのでしょうか^^;
分かり辛く書いている販売店が多いということなんですかね。
「最低○回のお約束」の罠
定期購入は「いつでも解約・変更OK」「回数縛りはありません」などと書かれているものもあれば、「○回以上のお届けが必要です」「○回以上のご購入のお約束です」などと書かれているものもあります。
後者の回数縛りがある場合ですが、たいていは初回の購入額が激安に設定されています。
「初回に限り90%OFF!」のような広告ですね。
そこまで割り引かれていなかったにしても、50%以上の割引は珍しくありません。
回数縛りに気付かずそのような商品を買った時の流れとしては、
1.90%OFFの商品を買う(例:定価1万円の商品を千円で購入)
2.翌月にまた商品が送られてきてびっくり、しかも高額(定価を超えることはないですが)
3.慌てて調べたり問い合わせをする
4.お約束の回数を満たしていない期間の解約ということで、初回商品の差額分を支払うことになる(例でいうと、あと9千円のお支払い)
5.千円だから買っただけなのに、1万円なら買わなかった>< と、後悔
6.または、渋々とお約束の最低回数分を買い続ける
販売価格が「初回に限り激安」だった場合は、定期購入が前提だったり回数縛りのあるパターンが多いです。
それらを分かっていて継続するつもりで買うのなら全然構わないのですが、1回だけ買うつもり、または定期であることは分かっていても回数縛りは無いと思って購入すると、面倒なことになります。
※商品が本当に「お試し品」(3日〜2週間分くらい)だった場合は、単品購入(定期購入ではない)のことの方が多いですが、一概には言えません
回数縛りのある販売方法は疑問視されているものの、そういう方法が多いことを知りながら広告を読むと、分かりやすく書いてある販売店の方が多いです。
たまにものすごく小さくしか書かれていなかったり、分かり辛い書き方をしている場合もありますが、回数縛りの無い商品はそれについてアピールしてくるため、もし「いつでも解約OK」の文字が見当たらない場合は「どこかに回数縛りについて書いてあるだろう」と疑って、穴が開くほどキッチリ販売ページを読んでみてください。
さすがに、回数縛りがあるのにそれに全く触れていない販売店というのは、今まで遭遇したことがありません。
回数縛りが無くても安心できない
定期購入で「いつでも解約OK」の時ですが、たいていの場合は「次回お届け予定日の○日前までに連絡下さい」と書いてあります。
多いのは、「7日前」とか「10日前」など。
この契約が定期購入だと分かっている場合はその期限に合わせて解約の連絡ができますが、定期購入であること自体に気づいてないと、それすらできませんよね。
翌月2回目の商品が届き、やっとそこで気付きます。
2回目の商品価格は、定価か10%くらいの割引価格になっていることが多いです。
「定価1万円の商品が千円だから買っただけ」「長く使い続けるつもりはなかった」という人だと、2回目の価格が仮に30%OFFで7千円だとしても、高く感じるでしょう。
初回割引の商品を検討する時は、まずは定期購入なのかそうでないのかを確認する癖をつけてください。
「いつでも変更・休止OK」という表示
定期購入でもこのように書いてあるとちょっと安心してしまいがちですが、「いつでも解約OK」とは別物と考えてください。
変更や休止というのは、「お届け周期を変更」「個数を変更」「旅行に行くので今月はお休み」などというだけです。
回数縛りが明記されている場合、変更や休止はできても回数縛りは有効な状態です。
つまり、解約をすればそれなりのペナルティがあります。
せっかく「定期購入かどうか」「定期購入の場合は回数縛りがあるかどうか」に気を付けて販売ページを読むようになっても、「いつでも変更・休止OK」を「いつでも解約OK」と解釈してしまうと、自分の意に沿わない買い物をすることになってしまいます。
最近のトラブルの傾向
健康食品のトラブル相談について、元々は高齢の顧客が多かったのですが、スマホの普及と共に、2015年からは10代〜20代が急増しています。
パソコンでもそうなのですがスマホだと特に、「価格の安さ」と「著名人の名前や写真」などが目立ちすぎて、定期購入であることや回数縛りに気付きにくいのです。
トラブルにならないための対策
返品特約がある限り、販売店側の違法性を問うのは難しいです。
以下のことを理解し、気を付けるようにしてください。
・通信販売は基本的にクーリングオフ制度で守られていない(返品特約に明記されているルールに従う)
・お買い物の際はその契約が定期購入かどうか確認する
・定期購入の場合、回数縛りがあるかないか確認する
・初回のお試し価格が激安の時ほど、定期購入と回数縛りに注意する
・スマホでのお買い物は特に文字が小さくて分かり辛いため、トラブルが発生しやすい
最近の通販トラブルに関する取り組み
消費者庁の改正法が、平成29年12月1日から施行されました。
平成28年6月3日に「特定商取引に関する法律の一部を改正する法律」(平成28年法律第60号)が公布されました。
本改正法は、平成29年12月1日から施行されました。
※ただし、改正法第2条の規定及び附則第3条の規定は民法の一部を改正する法律の施行の日から施行されます。
出典:消費者庁
この改正により、
・申込みボタンから近い位置に「定期購入であること」を明記する
・最初の格安商品を買ってその契約に回数縛りがあった場合、最終的に何回購入していくら払うのかを分かりやすく明記する
・申込みの最終画面で取り引きの全内容が分かるようにする
などが義務付けられ、今までの「気づかなかった」に対応されるようになりました。
困った時のお問い合わせ先
・独立行政法人 国民生活センター
・公益社団法人 日本通信販売協会JADMA
・一般社団法人 ECネットワーク
まとめ
上の方でも書きましたが、定期購入(定期販売)そのものは悪くないです。
ただ、消費者庁が禁止行為としている「消費者が意図せず申し込みをさせる行為」が駄目なんですね。
それについては取り組みが強化されていますので、今後はトラブルが少なくなっていくかもしれません。
でもその分、今後は「気づかなかった」じゃ済まされなくなるというか、販売店側が明確にすればするほど、販売店側の過失は少なくなります。
つまりは、トラブルがあった時に顧客側の責任が大きくなっていくのです。
元々通信販売というのは自宅でゆっくり吟味できるのがメリットのひとつで、だからこそクーリングオフ制度の適応外という道を歩んできました。
「初回に限り○%OFF」「お試し価格」という激安商品の場合は、くれぐれも定期購入と回数縛りに注目してください。
最後に、すごく個人的な意見ではありますが・・・
すでに改正を受けて、指示通りの販売ページに訂正しているショップもたくさんあります。
最近、「なんか書き方変わったなぁ」「分かりやすい!」と思っていたら、そういうことだったのですね。
まだ施行されたばかりなのでページの訂正が追い付いていないショップもあるとは思いますが、これからしばらく経っても内容が変わらず、いつまでも分かりにくく小さな文字で書いてあるような販売店だとしたら営業姿勢に問題がありそうなので、私は避けていこうと思っています。
2018年01月08日
柑橘類の皮に含まれるヘスペリジン(ビタミンP)の効果・効能
柑橘類はビタミンCが多いことで有名ですが、柑橘類の皮に多く含まれるヘスペリジン(ビタミンP)の働きもなかなか優秀なのです。
冬に旬を迎える種類の多い柑橘類。
みかんが代表的ですが、皮をむいて筋を取って食べる人が多いと思いますし、中には袋も食べずに避ける人がいますよね。
ですが実は、ヘスペリジンはあまり口にしない皮の方にたくさん含まれているんです・・・
逆なら好都合だったのに><
今日はヘスペリジン(ビタミンP)についての詳しいお話をしたいと思います。
ヘスペリジンの概要
ヘスペリジン (Hesperidin) は、温州みかんやはっさく、ダイダイなどの果皮および薄皮に多く含まれるフラバノン配糖体(フラボノイド)である。ポリフェノールの一種。陳皮の主成分。ビタミンPと呼ばれるビタミン様物質の一部。
出典:ウィキペディア ヘスペリジン
ヘスペリジンも私の大好きな、抗酸化作用の強いポリフェノールの一種です(*´∇`*)
「陳皮」というのは漢方薬の原料の一種で、ミカン科の皮を乾燥させたものです。
そして主成分が、ヘスペリジンなのです。
「ビタミン様物質」というのは、正確に言うと「ビタミン類」ではありません。
ビタミンに似た体内作用を持っているのですが、体内で再合成されますし絶対に摂取の必要があるとはいえず、ビタミンの定義に外れることから、このような呼ばれ方をしています。
「ヘスペリジン(ビタミンP)」という書き方をしましたが、「ヘスペリジン」=「ビタミンP」ではなく、「ヘスペリジンはビタミンPの一種」という関係性です。
ビタミンPには他に、「ケルセチン」や「ルチン」などがあります。
ヘスペリジンの効果・効能
・ビタミンCの吸収を補助
・活性酸素の除去
・血管の縮まりを予防する
・末梢血管や毛細血管を強化し、血行を良くする
・身体を温めるポカポカ効果
・悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす
・抗アレルギー作用、花粉症の予防
・リウマチ症状改善作用
・血圧降下作用、高血圧の予防
・骨密度の低下抑制、骨粗しょう症の予防
・発がん抑制作用
大まかにいうと、血流の改善に大きな効果を発揮します。
その影響で、血液の流れに起因する身体の不調の予防や、身体を温める効果が出るのです。
特に多く含まれているのは?
みかんの中でも、青みかんに多く含まれています。
完熟していくほどヘスペリジンは少なくなり、柑橘類の中でもスウィーティーにはあまり含まれていないことがわかっています。
それを考えると、本来はこの記事を書いている1月より、10月〜11月くらいの方が、ヘスペリジンがたくさん含まれているみかんは多く出回っているかもしれませんね。
みかんは9種類の部位に分かれていて、場所によってヘスペリジンの含まれている量がかなり違ってきます。
下の画像を参考にしてみてください。
成熟みかんの、100g中に含まれている量です。
中果皮に含まれている量が圧倒的に多いこと、お分かりいただけたでしょうか。
一番美味しく食べる部分の、40倍にもなります!
袋の部分でも10倍です。
普段「みかんを食べる」という行動の時に中果皮を食べるのは難しいですが、袋は出さずに食べた方が良さそうです。
ヘスペリジンの弱点
・水に溶けにくい(体内吸収しにくい)
・酸化しやすい
・熱に弱い
・皮に多く含まれているため、大量摂取がしにくい
さきほども説明したように、可食部分と皮では、含有量に40倍もの差が出ます。
ジャムにしたり乾燥させたりして摂取することも可能なのですが、面倒ですよね^^;
それに「ジャム」と書きましたが熱に弱いため、そこも弱点になります。
「酸化」については、ほとんどの成分が酸化しやすいので、ちょっとこれは置いておきます(笑)
ヘスペリジンを効果的に摂取する方法
・火を通さず皮ごと食べる
・できれば青みかんを食べる
・サプリメントで摂取
ヘスペリジンの効果が欲しい人は、青みかんの時期に積極的に摂るのが良いですね。
ただこれについては、一年中売られているものでもないので・・・
火を通さず丸ごと食べる方法については、みかんだとなかなか難しいです。
そこで私はこの時期、キンカンを食べるようにしています。
キンカンは甘露煮などが一般的ですが、これだと熱を通さなくてはいけないので、ヘスペリジン摂取の方法としてはあまり芳しくありません。
そこで私が昨冬試した方法は、「キンカン酢」です。
生のキンカンをお酢と氷砂糖に漬け、毎日少しずつ飲んでいました(大量に飲むと酢の作用が強すぎるので)。
そして漬けてあったキンカンは柔らかくなっているのでそのまま食べてしまうのです。
こうすると、熱を使うことも無く、皮ごと食べられますね。
吸収率を考えると、サプリメントが一番効率が良いです。
なにしろヘスペリジンの欠点である「吸収率の悪さ」を解消するための研究がなされ、吸収率を良くした「糖転移ヘスペリジン」や「分散ヘスペレチン」が使われていますので。
昨冬はキンカン酢のお陰なのかすごく元気に過ごせたのですが、今年も効果を感じられたらさらに吸収率を高めるためにサプリメントも飲んでみたいと思いますので、その時はまたレビュー記事を書きます。
キンカン酢も近々作る予定ですので、レシピなどの記事も書きますね。(去年も書きましたが、今年はもうちょっとバージョンアップの最新版で)
まとめ
とりあえず一番簡単な方法として、みかんは袋ごと食べることを推奨します!
私は元々袋ごと食べていますけど、筋にも含まれている気がするので(どのくらい多いかは調べても分かりませんでした><)、ヘスペリジンの存在を知ってからは筋もよほどじゃない限り取り除かずに食べています。
色々な成分を調べていると、可食部分ではない場所にたくさん含まれているパターンが多いです・・・
皮については、紫外線などから身を守るためなので仕方ないと思いますけど、種に多いとかもあるし。
丸ごと食べられるベリー類とかは、楽ですよね(笑)
2018年01月05日
【口コミレビュー】美容成分たっぷりの透明固形石鹸 うるおいファクター「UFソープ」で保湿しながら優しく洗顔
★商品名
エクストラモイスチャライジングソープ(洗顔石鹸)
レビュー記事は下にスクロールしてください
★発売元
株式会社 うるおいファクター
★内容
・UFソープ(洗顔石鹸) 100g
・泡立てネット
★消費日数目安
約1ヵ月分(個人的には、もっと使えると思っています)
★金額
3000円(税別)→ 初回限定2500円(税別)
★送料
500円(北海道・沖縄1150円、青森・秋田・岩手・宮城・福島・山形720円)
★備考
・代引き手数料324円、NP後払い手数料205円、銀行振り込み手数料自己負担
・定期購入は送料無料
・定期購入は初回商品代金2000円(税別)、2回目以降は5%引き
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うるおいファクターUFソープ
詳細・ご購入はこちらの公式サイトから
詳細・ご購入はこちらの公式サイトから
うるおいファクターUFソープの特徴
・枠練り製法であるため、美容成分を多く配合でき、溶けにくく泡立ちが良い
・フルボ酸を始め多くの美容成分配合で、保湿力が高くつっぱらない
・防腐剤、凝固剤、香料、石油系界面活性剤フリーでお肌に優しい
枠練り石鹸と機械練り石鹸の違い
固形石鹸の製法は大きく分けて、機械練り石鹸と枠練り石鹸の二つに分けられます。
機械練り石鹸は石鹸素地が約98%なので、洗浄力は高いものの、美容成分をあまり配合できません。
一方の枠練り石鹸は石鹸素地が約60%~70%で作られるため美容成分をたくさん配合することができ、たいていの場合は保湿成分が豊富なため、洗い上がりの突っ張り感が少ないです。
洗浄力が強くない分、余計な皮脂まで落としてしまうことがないので、乾燥肌や敏感肌に向いています。
ただ、乾燥させる作業が必要で完成までに手間も日数もかかるため、価格が高くなります。
機械練り石鹸
メリット
・皮脂をさっぱり落とせるので油性肌に向いている
・安価
デメリット
・美容成分や保湿成分には期待できないので、肌質によっては乾燥や突っ張り感が出てしまうこと
枠練り石鹸
メリット
・美容成分がたくさん含まれている
・皮脂を落としすぎず潤いを残す
デメリット
・高価
透明石鹸のメリット
石鹸で保湿力が欲しいならまず「グリセリン」ですが、石鹸にはグリセリンが配合されているものとされていないものがあります。
透明石鹸の場合は石鹸を透明にするためにグリセリンが必要なので、ここでまずクリアされます。
一般的な石鹸にも色々な製法がありますが、透明石鹸の場合は不透明石鹸とはまた違う製造方法になります。
水分の配合量も多く泡立ちが良いのですが、型崩れさせないために完成するまで3ヶ月もの時間をかけ、じっくり乾燥させてあります。
また、見た目が綺麗で心がわくわくしてしまうのも、お手入れを怠らずにいるための大切な要素だと思います。
UFソープに配合されている美容成分
・フルボ酸・・・保湿、美肌、エイジングケア
・スクワラン・・・保湿
・リピジュア・・・保湿
・コラーゲン・・・保湿
・ヒアルロン酸・・・保湿
・ハチミツ・・・保湿
・カキタンニン・・・美肌
・チャカテキン・・・美肌、エイジングケア
・コエンザイムQ10・・・エイジングケア
・甘草エキス・・・エイジングケア
有名な美容成分がズラッと並んでいますね
フルボ酸というのは腐植物質の中に出来る有機酸の一種で、抽出後の精製が困難な、貴重なオーガニック成分です。
豊富に含まれるアミノ酸やミネラルがお肌の保湿を促し、強い抗酸化作用で老化対策にも期待が持てます。
シャンプーに配合されていたり経口摂取型の商品もあり、美肌効果以外にも、育毛効果・安眠効果・疲労回復などで大変注目されている成分です。
うるおいファクターUFソープ
レビュー
レビュー
(小さい画像はクリックで大きくなります)
包みをはがして、ソープディッシュに置いたところです。
溶けにくいとはいっても溶けないわけではないので、出来る限り水はけの良い、蓋付きのソープディッシュがお勧めです。
普通サイズのソープディッシュだと最初は入りきりませんでしたけど、蓋は閉まったので保護はできています。
おまけで付いてきた洗顔ネットで泡立ててみます。
中に石鹸を入れられるタイプのネットなので、石鹸を落とす心配もなく簡単です。
左がネットに石鹸を入れたところ、右が泡立てたところです。
石鹸と洗顔ネットを30回以上擦り合わせることで、キメの細かいしっかりした泡が立つとのことです。
泥洗顔の練り石鹸に比べると、気泡が軽いふわふわした感じになりますが、気持ちの良い泡です。
ムッチムチの固めの泡(泥洗顔)がいいか、ふわふわした泡がいいかは、好みでしょう。
肌全体に泡をくっつけたら、指や手のひらでゴシゴシするのではなく、泡で洗うように優しく。
皮脂の落としすぎも乾燥の原因になりますので、長くならない程度に切りあげ、ぬるま湯(30~32度くらい)で洗い流します。
石鹸カスが残らないように丁寧に洗いますが、うるおいファクターのUFソープは泡切れが良く、洗い流しが簡単にさっぱりできるところが良かったです。
泡切れが悪かったりぬめりが残るようですと、何度もゴシゴシ洗う必要が出てきて、お肌に刺激を与えてしまいます。
特に乾燥肌、敏感肌の人が洗顔料を選ぶ時は、簡単に洗い流せる商品を選ぶのがお勧めです。
洗い上がり、私は初めての洗顔石鹸を使った後は、必ず数十分放置します。
私は多少の乾燥肌+敏感肌ですが、合わない洗顔料は洗顔中からもう、ピリピリ、ヒリヒリ^^;
洗顔中は平気でも直後からものすごい突っ張り感があったり、様々です。
一応私の中では、15分以上お肌に違和感がなければ、「自分の肌に優しく、合う洗顔料」という判断をしています。
うるおいファクターのUFソープですが、実は初日、極々少ないですが、違和感(刺激)がありました。
3日間、「刺激がある」というほどでもないですが「刺激が全くない」とも言い切れない程度の刺激がありました。
私は洗顔料でも化粧品でも、使い始めの3日間はわりと刺激を感じやすい肌質なんです・・・
ただ本当に少しの刺激だったため「きっと4日目からは大丈夫だろう」と呑気に構え、案の定、4日目からは全く刺激もなく今に至ります。(現在使い始めて2週間経過)
洗顔後の放置時間については、30分間何もしなくても乾燥や突っ張り感はありませんでした。
洗顔用の固形石鹸は今まで使ったことがなく、「皮脂まで洗い流しすぎてしまうのでは?」「固形石鹸って乾燥するイメージ」「突っ張りそう」などと心配でしたが、うるおいファクターのUFソープを使った限りでは、全くそんなことありませんでした。
身体や頭皮にも使ってみました
普段それほどこだわりのシャンプーリンスやボディーソープを使っているわけではないのですが、冬は身体のかさつきや痒みが気になり、頭皮はもう、季節関係なく年齢的に抜け毛や薄毛などが気になり、少しでも低刺激で・・・と思っているところです。
そこで、うるおいファクターのUFソープを身体と頭皮に使ってみました。
洗顔料として使うようになってから5日後くらいからのことですが、まず、身体のカサカサには明らかに効果があったようです。
入浴後はボディローションなどを塗らないと痒みが出ていたこの冬、久々に普通に過ごせるようになりました。
スキンケア商品や洗顔料はここ一年、元々刺激の弱い商品を使っていましたが、ボディソープは石油系界面活性剤が使われている普通の商品。
やはりいきなり無添加になると、ここまで違うものですかね~
カタログなどには「身体にも使えます」と書いてありますが、特に何も書いてない頭皮にも、シャンプー代わりに使ってみました。
普段はそれほど高価でもない、ごく普通のノンシリコンシャンプーを使っています。
なにしろUFソープは泡立ちが良いので、そんなに必死に泡立てなくてもシャンプーとして使えました。
が、さすがに本職のシャンプーと比べると、そこまでの泡立ちではないけれど・・・、でも想像以上の泡でしたよ。
洗い流す時、ノンシリコンシャンプーは指通りが悪いです。
そしてUFソープは、それよりさらに指通りが悪かったので(生え際はいいけど、後頭部とかが)、あまり髪の毛を引っ張り過ぎないよう、生え際以外は少しずつ小分けにしながら洗いました。
普通のシャンプーに比べると、そこが少し面倒なところです。
相変わらず洗い流す時の泡切れは良く、洗い上がりはさっぱり!
もう、シャワーをかけた瞬間から全部落ちてしまったような感覚。
それでもさすがに地肌は洗いますが、ぬめりのようなものは全然ありません。
乾かすとノンシリコンシャンプーと同じく、普通のシャンプーに比べてふわふわになります。
ただ、ちょっと静電気は多かったかもしれません。
シャンプーじゃないのだから静電気対策なんてされていないでしょうし、それは仕方ないですね。
でも冬にありがちな、洗髪直後でも頭皮が乾燥してフケみたいにはがれてしまうというのは、なくなったように思います。
洗浄力が強すぎず、安心感はありました。
まだ使い始めてそれほど日数が経っているわけではありませんが、「このまま洗髪には固形石鹸を使っていこうかなぁ」なんて考えるようになりました。
※メーカーは洗髪については触れていませんので、自己責任でお願いします
UF石鹸をお勧めできる人とできない人
【お勧めできる人】
・美容成分の入った石鹸を使いたい
・固形石鹸を使いたいけど、乾燥や突っ張り感が気になる
・防腐剤や石油系界面活性剤を避けたい
・溶けにくい美容石鹸を使いたい
・強すぎる洗浄力は心配
【お勧めできないと思われる人】
・アンチエイジングが気にならない、または若い
・お肌が強い
↑上記の方はコスパが悪いと感じてしまうのではないでしょうか
・弱酸性やアミノ酸の石鹸を使いたい
・ナトリウム石鹸を使いたい
・超敏感肌
・(化粧品に含まれる)アルコールアレルギー
まとめ
こんなに固形石鹸でお肌に潤いを感じられるとは思っていませんでした。
試してみて良かったです!
以前から固形石鹸派の人からその良さを聞いてはいましたが、どうしても乾燥や刺激が気になって、今まで手を出せなかったんですけどね。
特に、普段使っている石油系界面活性剤入りのシャンプーやボディーソープとの違いは強く感じられました。
石鹸にも色々な製法や材料があり、それぞれにメリットやデメリットがあります。
つまり、誰に対してでも一概に「これがいい」と言えるものではないのですが、私にはうるおいファクターUFソープの「枠練り石鹸」「透明石鹸」「カリ含有石ケン素地」「弱アルカリ性」というのが合っていたようです。
普通の石鹸だと突っ張ってしまう、超敏感肌ではない、洗浄力が弱すぎるのも好ましくない、洗顔ついでにアンチエイジングもしたい年齢、軽すぎてスカスカの泡は好きじゃない・・・、などの条件に合っていました。
美肌のための基本三大ケアは、「UV対策」「保湿」「正しい洗顔」です。
この中で洗顔は蔑ろにされてしまいがちですが、いかにお肌に摩擦などの刺激を与えず、皮脂を取り過ぎず優しく洗えるか・・・を考えると、洗顔料選びも大切になってきます。
固形石鹸に乾燥してしまうイメージ持っていたり刺激の強さを危惧している方、でも固形石鹸の良い評判を聞いていて一度試してみたい!と思っている方、うるおいファクターのUFソープなら、色々な条件を満たしてくれるかもしれません。
2018年01月01日
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