2020年03月29日
魔法少女を忘れない
ジブン、オタクですから
ちょっと燃料与えられるだけで勝手に燃焼していくとです。
今回の燃料は―
かなり前に観に行ったミニシアターでのこと
「妹は“元”魔法少女だった―」
というフレーズから始まった映画の予告
タイトルは「魔法少女を忘れない」
「妹は“元”魔法少女だった―」
そのワンフレーズだけで妄想が暴走しました。
・「元」だから変身シーンや魔法シーンが不要。
・恐らく「自称」「元」魔法少女だから周囲の反応も呆れてたり、あーはいはいってカンジだったり
・または「お兄ちゃんと二人だけの秘密」だったりするんでしょ!いいねいいね!
・でもラストで誰かのピンチを救うために魔法が使えちゃったりして「本当だったんだ!」てなるパターンですねわかります。
・つまり魔法少女をテーマにしておきながら魔法無しの、すなわち日常ドラマ。
これは凄いアイデアだ!
と、ここまで妄想が膨らんでしまいました。
その後原作(ラノベ)を入手して読んだところ
全然違うやん・・・
びっくりするぐらいジブンの妄想と全然違うやん
・実の妹ではなかった
・魔法少女は軍事利用されてると思しき描写(ストライクウィッチーズ的な?)
・ベタな個性を持つクラスメイトや幼馴染がいる
・魔法は出ない
・悲しみ漂うラスト(一応ハッピーエンドぽく書かれている)
全然違うやん・・・
そして割と最近になって映画を観る機会があったので観たところ
全然違うやん・・・
ある程度覚悟はしてたケド原作と全然違うやん
当たり前だけどジブンの妄想とも全然違うやん
・よくある原作通りでないストーリー展開
・登場人物だけ原作から拝借している感じ
・急に悲しい展開
・魔法が出る(!?)
・いまいちよくわからないラスト
全然違うやん・・・
しかし映画のラストは、原作の悲しみ漂うラスト(ミドルバッドエンド?)を回避してたのは良かったようにも思える。
こんなに思考を奪われた作品はなかなかないです。
こんなに時間かけて楽しんだのに他の人に薦めきれない作品もなかなかないです。
これを読んで気になってしまったこちら側の人間には
ぜひ原作と映画、どちらも楽しんでいただきたい。
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