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2016年12月24日

デルポトロ、全豪オープン欠場…(-_-)

昨年、中盤からツアーに復帰したデルポトロ。

オリンピックではジョコビッチを倒すなど大活躍し、年末にはデビスカップ決勝ではチリッチ率いるクロアチアを降し、アルゼンチンに初の栄冠をもたらしました。
IMG_1970.JPG

自身も38位というランキングまで押し上げてきていたにもかかわらず、またしても手首痛のため全豪オープンを欠場となりました。

また、その前哨戦の大会も欠場だそうで…非常に残念と共に、今後もかなり不安です。

改めてツアーの過酷さを感じます。

ジョコビッチも今年の後半は色々な故障が発生。

フェデラー、ナダルも年齢的な部分もあるにせよ、後半は休養でした。

錦織に至っても、良いパフォーマンスを発揮した後は、1,2戦は微妙に故障気味でした。

そう考えると、マレーとワウリンカは大きな故障はなかった年でした。

マレーは数年前は腰を痛めたりしてはいるものの、安定して1年間戦いきり、結果としてランキング1位を獲得。

こう考えると、いかに1年間大きな故障なくツアーを回りきれるかがポイントになってきます。

何かしら対策をしていかないと最高のプレーは期待できませんね。


今のところ、世界ランキングは出れば出るほど加算されていくシステム。

体が許す限り1年間で出続ければ加算されていきます。

加算できる大会数を制限するというのはどうでしょう??

色々と問題はあるでしょうが…。

例えば年間で加算できる大会数は20大会までとか。

21大会出場したとしても1大会は加算対象とならないとか。

ランキングが複雑でわかりづらくなるものの、選手を守ると共にそれぞれの大会でのパフォーマンスは上がってくるのではないでしょうか?

現状、4大大会の2つか3つ前あたりの前哨戦は、無理せずに70%くらいでプレーして、場合によってはさらっと負けて次を考える…といった流れもあるように思えます。

それもわかりますが、どうなんだろうと思ってしまいます。

特に高速化している現代テニス。

それに対応して反発のあるラケットが主流となり、手首をはじめとして体への負担は大きくなっています。

いくらラケットの性能が上がり体への負担の少ない素材が開発されたとしても、大きな改善とはならなそうです。

何かしら変えていかないと厳しいのはないでしょうか。


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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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