BFuture

皆さん、こんばんわ。もんじです。

今日はクリスマス・イヴですね。
世の中が浮き足だっているのを感じます。

一方、私は・・・。

イブなのに特に予定もなく、ブログの更新をしています (；´Д｀)

私と同じく、特に予定もない寂しい方々の声が聞こえてきます。



「クリスマスなんていらねーんだよ！そもそもクリスマスってなんだよ！アメリカ人かぶれが！(ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ!!」

というリクエストにお答えするのが、どうやら私しかいなさそうなので、あれこれ調べてみました！

今年のクリスマスは寂しいかもしれませんが、来年のクリスマスに向けて、いっぱいウンチクを溜め込んでおきましょう！(笑)

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そもそもクリスマスとは？

一般的には、キリストが生まれた日が 12月25日で、その前夜にあたる 12月24日が聖夜とされていますが、実はまったく違います。



クリスマスとは、キリスト教の「降誕祭」という お祭り の事をいいます。

別にキリストが生まれた日ではないんですね。
教会が決めたお祭りの日なんです。

じゃあキリストが生まれた日はいつなのか？といいますと、諸説ありますが・・・
B.C.（紀元前）8年からA.C.（紀元）6年の、4月から10月の間とされています。

クリスマスとはまったく関係ないですね。
しかも、キリストの生まれた日はわかってません(笑)

ってか、わかってないのに 「B.C.」 っていうのは、「Before Christ」＝キリストが生まれる前。
「A.C.」っていうのは、「After Christ」＝キリストが生まれた後、とつけてるわけです。

歴史とともにぐちゃぐちゃです。

クリスマス・イヴとは？

クリスマス・イヴとは、クリスマスの夜のことです。
性なる・・・イヤ、聖なる夜ですね。



実は、キリスト教では25日はクリスマスですが、24日は別に何でもないんですね。

どういうことかわかります？

これは暦の違いによるものなんです。

キリスト教の暦は教会暦といいます。
この教会暦の大きな特徴は日没で日が変わります。

０時で１日進むのではなく、日没で１日進みます。

例えば、１８時が日没だとしましょう。

現在の暦である、グレゴリオ暦の 12月24日 18時 〜 12月25日 18時 までが、教会暦では 12月25日、つまり クリスマス になるわけです。

なので、12月24日の夜がクリスマス・イヴなんですが、これは12月24日が特別なわけではなく、教会暦では 12月25日 になっているから特別なわけです。

だっておかしいと思いませんか？

クリスマス・イヴ（Christmas Eve）って、クリスマス・イヴニング（Christmas evening）の略なわけです。

要するに、クリスマスの夜って意味ですよ？

クリスマス前夜じゃないんです。

教会暦では日没で日付が変わるといいました。
つまり、夜から１日が始まるわけです。

クリスマス・イヴから１日が始まるわけです。

よく、クリスマス・イヴであって、まだクリスマスじゃないけどね！とかいう天邪鬼がいますが（ウチの嫁です (；´Д｀)）
クリスマス・イヴはれっきとしたクリスマスなんです！（必死）

逆に、12月25日の日没後はクリスマスではないですよ〜(笑)


クリスマス・イヴの意味は伝わりましたでしょうか？

こういうことなので、クリスマス・イブの前日を「イヴイヴ」とかいう、「オレ、予定詰まってるんだよね〜」的なことをかもしだす方もいますが、決して欧米の方の前では言わないようにしましょう。

バカ丸出しなので (　´∀｀)bｸﾞｯ!

クリスマスの飾り付けについて

クリスマス前には、たいへん華やかに飾り付けを行いますよね？



ですが、そもそもクリスマスは教会で行われるような厳粛なお祭りです。
本当にこんなに華やかに演出する必要があるのでしょうか？

実は、クリスマスツリーに飾り付けやイルミネーションを施す風習は、19世紀以降のアメリカで始まったそうです。

やはり来ました。アメリカです。フリーメイソンです！(笑)

19世紀以降ということは、まだかなり歴史が浅いですね。
バブリーアメリカ。ファンキーアメリカ。わかります。

ちなみに正しい準備期間は、12月8日の「無原罪の聖マリアの祭日」と、クリスマスの間の「聖なる降誕祭を準備する期間」の時に実施するのが正しい準備期間です。

日本は仏教なんですけど・・・

日本は仏教徒が多い国です。



なのに、クリスマスだけはしっかりキリスト教に乗っかります。

なぜこんなことになってしまったのでしょう？

日本がクリスマスに染まっていく歴史を簡単に振り返ってみます。

1552年：日本で初めてのクリスマス。だが、江戸幕府がキリスト教を禁止したため、全く振るわず。

1900年：明治屋が銀座に進出し、クリスマス商戦のトリガーを引く

1926年：12月25日に大正天皇が亡くなり、当時の憲法で 12月25日が休日に！空前のクリスマスフィーバー到来。いや休みの意味違うって！


こんな感じで日本に普及していきました。

宗教感ゼロ　です。

こんな風に何も考えてない イチャイチャイベント なので、世界からは批判もあるようです。

祝日化！？

クリスマスを祝日にしよう！という動きがあります。

実はほとんどの国でクリスマスは祝日なんです。



上の図を見てください（クリックで拡大します）

グレーの国はクリスマスが祝日になっている国です。

日本も負けちゃおれん！ってことでしょうか(笑)

ただ、課題が２つあります。

１つ目は、天皇誕生日が 12月23日だということです。
もし、12月25日を祝日に設定してしまうと、祝日と祝日の間は「国民の休日」コンボが発生して、３連休になってしまいます。
これがまずいんです。

なんせ、日本では12月は「師走」というくらい忙しい時期なので、企業としては3日も休まれるとたまったもんじゃない訳です。

2つ目は、憲法の「政教分離の原則」です。
読んで字のごとくですが、宗教の概念と、憲法は分離しなければいけないという原則です。

なので、祝日化の話は出ていますが、難しい状況なようです。

もし祝日になったら、街の恋人たちのイチャイチャな雰囲気を味わいたくないがために、遅くまで残業する必要はなくなるんですけどねぇ(笑)

1日中引き篭もって、ネットの住人たちとアンチクリスマス！を掲げられるのに(笑)



冗談です。もんじも人ごとではありませんでした (；´Д｀)

クリスマスソング！

来年のクリスマスのために、ド定番のクリスマスソングの意味合いを知っておきましょう！

これを知っていると、彼女と雰囲気が盛り上がってきたときに、

「ねぇ・・・知ってる？これってね・・・」 とかなんとか言っちゃえるかもしれませんよ！このスケベ！



＜クリスマス・イブ − 山下達郎＞


ド定番中のド定番ですが、改めて聞くと「神曲」ですね。

日本代表はコレでしょう。

解説しようと思ったんですが、深過ぎて、私の語学力じゃとてもとても解説なんて出来ません！

歌詞を載せておくので、動画と合わせて感じて下さい。



深過ぎて、自然と涙がこぼれそうになる、名曲中の名曲です。


＜ラスト・クリスマス − ワム！＞


こちらも同じくド定番です。

タイトルの「ラスト・クリスマス」という意味は、「去年のクリスマス」という意味なんですね。なんと実は、クリスマスの失恋をテーマとしている曲なんですね。

かなりせつない曲です。

大まかに説明します。


好きで好きでたまらなかった人を忘れるために色々やったんだけど、忘れられないという、せつない歌ですね・・・。


＜恋人たちのクリスマス − マライア・キャリー＞


上の2曲と合わせて、クリスマスソングの「三種の神器」ですね(笑)

この歌は、クリスマス・プレゼントは要らない、サンタクロースにプレゼントとして運んできてほしいのはあなただけ！というサンタクロースへの願いをうたった曲です。

ちょっと日本の邦題とは意味合いが違ってますね (；´∀｀)

こちらもざっくりいきます。


とにかく、恋人に対する愛情が延々と繰り返され、愛情の深さを感じられる、女の子の気持ちを歌った曲ですね。

女の子らしくて、かわいい曲です。


クリスマスソングはまだまだありますが、ちょっとキリがないので、この定番「三種の神器」だけにしておきます。

また続きは今度・・・、来年のクリスマスかな？(笑)

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ちょっと今回はかなり長くなってしまったので、この辺で終わりにしたいと思います。
読む方も疲れますよね(；´∀｀)

本当はまだまだたくさん書きたいことがあったんです。

モテる意外性のあるクリスマスプレゼントランキング！とか、
クリスマスディナーはココを押さえとけ！とか。

残念ですが、それは来年にまわすとしましょう。


でわ最後に今年のあなたのために・・・。

クリスマス？なにそれ？美味しいの？

おいしくないです。



でわでわ、来年は絶対に良いクリスマスにしましょう！