2014年11月03日
無線LANの規格。ややこしいので初心者用にまとめる!
こんばんわ、もんじです。
今回は無線LANの規格についてお話したいと思います。
皆さん、無線LANルーターを購入しようとした時に、
メーカーのHP とか価格.com とかで製品情報を調べると思いますが、
内容ってわかってます?
無線LANの規格ってこんなやつです。よく見かけると思います。
「IEEE 802.11a/b/g/n/ac」
これに加えて、「5GHz帯」とか「2.4GHz帯」がうんぬんとか。
私のように、テクノロジー好きで、お宅っぽく、こそこそ調べている奴ならまだしも、
この方面に興味のない、初心者の人には、さっぱりわからないんじゃないかと思います。
特に最近は複雑でややこしくなってきました。
私も周りの人からよく質問されます。
ひどい時は「よーわからんからウチに合うの選んで」とか (゚Д゚)
なので、初心者向けにわかりやすく説明しますね。
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あんまり知らなくていいことですが、
【IEEE】(米国電気電子学会)というところで、【802委員会】が策定した、無線LANの規格ですよーってことです。
雑学ですね。
とりあえず比較表をなんとなく見てみて下さい。
細かい内容は後述します。
要するに無線LANの速さになります。
11n、11ac では速さに範囲がありますが、
これは後述する【アンテナ数】と【帯域幅】によって変わってきます。
ちなみに単位の「bps」とはbits per second の略です。
つまり、1秒間に何ビットのデータを通信出来るかという意味です。
ちなみにちなみに、普段パソコン使っている時に出る単位は「bytes/s」です。
ダウンロードしているときによく出てきますね。
これは、1秒間に何バイトのデータを通信出来るかという意味です。
1バイトは8ビットです。ということは、
54Mbps だと、8で割って、約 7Mbytes/s ってことになります。
これは、1秒間に 7Mバイトのデータをダウンロード出来るってことになります。
よく通信回線のテストで、
「やったぜ!ウチは80メガもでるぜ!」って言っている場合、
そこのウチでは1秒間に10Mバイトのデータをダウンロード出来るということになります。
10メガのファイルだったら1秒で落とせるってわけです。
歴史などを話してもしょうがないので、結論から言えば
「5GHz帯」がオススメです。
なぜかと言うと、「2.4GHz帯」というのは、
電子レンジなどの家電や、Bluetooth なども使用されており、電波が混雑してるんですね。
なので、電波干渉が起こりやすく、速度が遅くなったり不安定になりがちです。
11n は「2.4GHz帯」と「5GHz帯」のどちらも対応していますが、
製品によっては、片方のみの場合もありますので、注意して下さい。
簡単に言えば、今まではアンテナ1本でやりとりしてたけど、
これを、2本同時に通信すれば、通信速度が2倍になるじゃない!という方式です。
この方式を MIMO といいます。
このMIMOが使われだしたのが、11n の規格からです。
11n は最大アンテナ数が4本まで対応しているので、通信速度が4倍!
11ac では8本まで対応しているので、なんと8倍!!になるわけです。
このアンテナ数も、例によって製品で異なりますよ。
帯域幅とは通信できる幅のことです。
例えていうなら、道路の幅と似ています。
道路で言うと、帯域幅 20MHz だと2車線だったのが、
40MHzだと4車線になったような感じです。
幅が広げれば、余裕を持って、たくさん車(データ)が通ることが出来ますよね。
そんな感じです。
11n、11ac は複数の帯域幅に対応していますので、
製品を確認する時は注意してみて下さいね。
もう上に書いたようなことを抑えておけば、電器屋の店員さんにナメられることはないでしょう(笑)
もう一段上のマニアになるために、もう一つ情報を追加しておきます。
11ac の規格からは変調信号の方式が「256QAM」まで利用できるようになりました。
今までは「64QAM」までしか使えなかったんですね。
QAMとは何かというと、情報の箱みたいなもんです。
64QAMは6ビットで、256QAMは8ビットになります。
今までは情報を伝える1つの箱の大きさが6ビットだったのが、
8ビットに大きくなったということです。
この拡張によって、通信速度が1.3倍ほど高速化しています。
以上です!
どうですか?
なるべくわかりやすく説明したつもりですが、如何だったでしょうか?
ここまで知っておけば、もう自分で良い製品の見極めが可能だと思います!
電器屋さんに好きな女の子を連れていって、
店員さんとこんな難しい話をしてみてください!
マニアとしてキモがられること間違いなしです!(笑)
でわでわ〜 (´∀`*)ノシ
今回は無線LANの規格についてお話したいと思います。
皆さん、無線LANルーターを購入しようとした時に、
メーカーのHP とか価格.com とかで製品情報を調べると思いますが、
内容ってわかってます?
無線LANの規格ってこんなやつです。よく見かけると思います。
「IEEE 802.11a/b/g/n/ac」
これに加えて、「5GHz帯」とか「2.4GHz帯」がうんぬんとか。
私のように、テクノロジー好きで、お宅っぽく、こそこそ調べている奴ならまだしも、
この方面に興味のない、初心者の人には、さっぱりわからないんじゃないかと思います。
特に最近は複雑でややこしくなってきました。
私も周りの人からよく質問されます。
ひどい時は「よーわからんからウチに合うの選んで」とか (゚Д゚)
なので、初心者向けにわかりやすく説明しますね。
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そもそも 「IEEE 802.11」とは?
あんまり知らなくていいことですが、
【IEEE】(米国電気電子学会)というところで、【802委員会】が策定した、無線LANの規格ですよーってことです。
雑学ですね。
それぞれの規格の比較表
とりあえず比較表をなんとなく見てみて下さい。
細かい内容は後述します。
規格 | 11a | 11b | 11g | 11n | 11ac |
---|---|---|---|---|---|
通信速度(規格値) | 54Mbps | 11Mbps | 54Mbps | 72.2Mbps〜600Mbps | 200Mbps〜6933Mbps |
周波数帯 | 5GHz帯 | 2.4GHz帯 | 2.4GHz帯 | 2.4GHz帯、5GHz帯 | 5GHz帯 |
アンテナ数 | 1本 | 1本 | 1本 | 最大4本 | 最大8本 |
帯域幅 | 20MHz | 22MHz | 20MHz | 20/40MHz | 40/80/160MHz |
通信速度(規格値)について
要するに無線LANの速さになります。
11n、11ac では速さに範囲がありますが、
これは後述する【アンテナ数】と【帯域幅】によって変わってきます。
ちなみに単位の「bps」とはbits per second の略です。
つまり、1秒間に何ビットのデータを通信出来るかという意味です。
ちなみにちなみに、普段パソコン使っている時に出る単位は「bytes/s」です。
ダウンロードしているときによく出てきますね。
これは、1秒間に何バイトのデータを通信出来るかという意味です。
1バイトは8ビットです。ということは、
54Mbps だと、8で割って、約 7Mbytes/s ってことになります。
これは、1秒間に 7Mバイトのデータをダウンロード出来るってことになります。
よく通信回線のテストで、
「やったぜ!ウチは80メガもでるぜ!」って言っている場合、
そこのウチでは1秒間に10Mバイトのデータをダウンロード出来るということになります。
10メガのファイルだったら1秒で落とせるってわけです。
周波数帯について
歴史などを話してもしょうがないので、結論から言えば
「5GHz帯」がオススメです。
なぜかと言うと、「2.4GHz帯」というのは、
電子レンジなどの家電や、Bluetooth なども使用されており、電波が混雑してるんですね。
なので、電波干渉が起こりやすく、速度が遅くなったり不安定になりがちです。
11n は「2.4GHz帯」と「5GHz帯」のどちらも対応していますが、
製品によっては、片方のみの場合もありますので、注意して下さい。
アンテナ数について
簡単に言えば、今まではアンテナ1本でやりとりしてたけど、
これを、2本同時に通信すれば、通信速度が2倍になるじゃない!という方式です。
この方式を MIMO といいます。
このMIMOが使われだしたのが、11n の規格からです。
11n は最大アンテナ数が4本まで対応しているので、通信速度が4倍!
11ac では8本まで対応しているので、なんと8倍!!になるわけです。
このアンテナ数も、例によって製品で異なりますよ。
帯域幅について
帯域幅とは通信できる幅のことです。
例えていうなら、道路の幅と似ています。
道路で言うと、帯域幅 20MHz だと2車線だったのが、
40MHzだと4車線になったような感じです。
幅が広げれば、余裕を持って、たくさん車(データ)が通ることが出来ますよね。
そんな感じです。
11n、11ac は複数の帯域幅に対応していますので、
製品を確認する時は注意してみて下さいね。
その他
もう上に書いたようなことを抑えておけば、電器屋の店員さんにナメられることはないでしょう(笑)
もう一段上のマニアになるために、もう一つ情報を追加しておきます。
11ac の規格からは変調信号の方式が「256QAM」まで利用できるようになりました。
今までは「64QAM」までしか使えなかったんですね。
QAMとは何かというと、情報の箱みたいなもんです。
64QAMは6ビットで、256QAMは8ビットになります。
今までは情報を伝える1つの箱の大きさが6ビットだったのが、
8ビットに大きくなったということです。
この拡張によって、通信速度が1.3倍ほど高速化しています。
以上です!
どうですか?
なるべくわかりやすく説明したつもりですが、如何だったでしょうか?
ここまで知っておけば、もう自分で良い製品の見極めが可能だと思います!
電器屋さんに好きな女の子を連れていって、
店員さんとこんな難しい話をしてみてください!
マニアとしてキモがられること間違いなしです!(笑)
でわでわ〜 (´∀`*)ノシ
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