解説
元「SMAP」の稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が出演するオムニバス映画。監督・脚本には、「愛のむきだし」「新宿スワン」の鬼才・園子温、舞台「トロワグロ」で岸田國士戯曲賞を受賞した山内ケンジ、お笑いのほか文筆業などマルチな才能を発揮する「爆笑問題」の太田光、CM界で活躍する気鋭の映像ディレクター・児玉裕一という4人を迎えた。監督:園子温×出演:稲垣吾郎のエピソード1「ピアニストを撃つな!」、監督:山内ケンジ×出演:香取慎吾のエピソード2「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」、監督:太田光×出演:草なぎ剛のエピソード3「光へ、航る」、そして「クソ野郎★ALL STARS」が出演し、すべてのエピソードの物語がつながる児玉裕一監督の「新しい詩(うた)」という4つのストーリーで構成される。
舞台挨拶のライブビューイングの回は前日段階でsold-outだったので
別の時間で観に行きました
爆笑問題の太田が監督をやるとのことで観に行ったのですが
初日のちょっと変則的な時間でしたが客入りは中々良かったのではないでしょうか
まぁ、私としては客が少ない方が映画は見やすいのですが…
さて、肝心かなめの内容ですが
まず稲垣の「ピアニストを撃つな!」監督の園子温節が濃く抽出されていて、私はとても好きでした(笑)
浅野忠信ただ者じゃないね!そしてお姉ちゃんのπ乙プリンプリン世界観が半端なく癖があるけど
私は好き
次に慎吾ちゃんと歌喰いの巻‥これはこれで中々どうして賛否両論あるかもしれませんね
なんだか奥歯に物が挟まったような感じのテーマですが、うんと美味しく頂きました
そして、太田監督の光へ、航る バイオレンスです草薙すごくアウトローの役が合いますね
シリアスな話の展開にところどころいつもの太田の笑いを役者に言わせるなど
しているが、正直もっと役者に漫才をやらせるぐらいにやっても良かったかなとも思いました
なんだろう、無難な感じ?監督の個性がいまいち出てなかったのかな?
他の監督が強烈に癖が強いんで思ったほど暴れられなかったのか
軟着陸な感は否めないよねぇ〜出来れば「うまなりクン」の競馬講座の時のような
ボケ連発のボケ倒す漫才を役者にやらしたら面白かったろうにと
思ったりね‥。
そしてグランドフィナーレ「新しい歌」3つの物語をつなぐ4話目
時期的に被ったのかグレイテスト・ショーマンのようなミュージカル調で
うまく、話を終結にもっていって良い感じでした。
ミュージカルを慎吾ちゃんがメインで歌っていたのはとても良かったと思います
あれで、あとから稲垣とか草薙が歌で入ってくると何だか変な感じになりそうだったので
慎吾だけで良かった!監督センスあるね〜♪
今年観た映画の中では一番楽しめたんじゃないかな?
いろんな意味で
正直、裏テーマなど奥歯に物が挟まった感じも無きにしも非ず
そんな時は必ず奴がやってくる
反町隆史「ポイズン」
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