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2022年05月05日

アッシュ、伊集院茂夫と出会う。

俺はアッシュ
悪魔絡みの事件を追う私立探偵だ
普段はホットドック屋をしながら生活しているが
実は悪魔達が起こす事件を扱う探偵でもある
今回はそんな俺が拷問ソムリエに会う話だ。あれは最近発生する誘拐事件の捜査をしていた時の話だ
俺は誘拐犯達のアジトを見つけるため
あらゆる場所を探しそして奴等のアジトを発見した

中に入ると誘拐された少女達を見つけた
どうやらこいつ等は誘拐した少女達をソープや風俗で働かせている半グレ組織のようだ
俺はそいつ等のアジトの扉を蹴破った

「おらぁ、そこまでだ!」

突然入って来た俺に驚く半グレ共

「てめぇ、何者だ!」
「害虫退治に来ましたぁ、処刑人でーす」

俺の顔を見た一人の男が言った

「お前、二丁拳銃のアッシュか?」

一人が俺の事をそう言った
二丁拳銃のアッシュ
それは俺が半グレや極道共から呼ばれている通り名

「いかにも俺がそのアッシュでーす」

その時、半グレのゴロツキ達が一斉にアッシュに襲い掛かる
しかし、この程度の相手に後れを取るアッシュではない
一瞬で襲って来たグループを全員返り討ちにした
だが、雑魚を一掃した俺の前に一人の男が現れる

「おいおい、何だよお前、俺達のアジトに勝手に入って暴れてるのは?」

そこに現れたのはヤクザ崩れの半グレ
俺はこいつの事を知っている
あまりにも人の道を踏み外した行いで金を稼いで絶縁になった奴だ
まさか半グレになって悪事を働いていたとは
男が俺に襲い掛かるが所詮は半グレ
アッシュの敵では無かった
こいつに止めを刺そうとした時、俺は奴に出会った

「待て、その男はこの伊集院がもらう!」

ソムリエ姿をした一人の男がいた
伊集院茂夫
法では裁けない外道を先人たちの拷問で苦しみの果てに殺す処刑人
これまで幾多の殺気を感じたが俺は二回目に感じた殺意だった

「あんたが噂の拷問ソムリエか、いいぜ、こいつはお前にやるよ!」
「そうか、助かる」

そう言うと伊集院は半グレのリーダーの男を担いで去って行った

正直俺でも勝てないと感じたのは初めてだった
これが俺と伊集院の邂逅の瞬間だった。

おわり
posted by 無月 at 22:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
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