当然ながら、サッシを開けた張本人のジロタンは既に地面に足を付けており、こうなればもうどうすることもできず、シロタンの脱走を防ぐのが精一杯だった。ジロタンは一旦は坂の下へと逃走したものの、すぐに庭に戻ってきて、チュンチュン、とスズメに警戒されながらも、庭に自生の猫草を食べていた。そーっと後ろから近付いて捕まえようとしたが、すぐに気づかれてまた逃げられてしまった。
ところが、幸運なことにジロタンが袋小路の方へ走って逃げたので、出口を封鎖するのは簡単で、脱走5分ですぐに身柄を確保できた。今回こんなに楽に捕まえられたのは伏線があって、その2日前にお昼前から夜遅くまで11時間も脱走して外に堪能したばかりなので、すぐ庭に戻ったり、雨上がりで足裏が水に濡れたりで遠くに行く気になれなかったせいだろう。
猫日記より(2021.7.13)
夕飯を食うと三匹全員でおばあちゃんのベッドの上で仲よく寝ている。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image