ねこ喫茶「ケイシー」自宅部

当家では突っ張り棒が必需品だ。やたら突っ張り棒が目立つ家であることは確かだ。もちろん、猫が勝手に引き戸を開けて出ないための仕掛けなのだが。昨日の朝の「がっちりマンデー」で、突っ張り棒にスポットが当たっていて、80キロの耐荷重にも耐えられる三千円くらいする突っ張り棒が紹介されていた。

当家の突っ張り棒はもちろん百円の突っ張り棒だ。対猫らの脱走用には８０キロもの耐荷重は必要なくて百円で間に合い助かっている。この間までNHKで放送されていた土曜夜ドラマ「3000万」でも突っ張り棒が使われていて、しかも、当家と同じ目的で使われていた。

安達祐実ちゃんの一軒家に、闇バイトで強盗に入ったものの、逃走中に乗ってたバイクが転倒してしまい、病院に緊急搬送された若い女がいたのだが、安達祐実ちゃんらがその女をかくまったのだ。その女の持っていた3000万いりのカバンをネコババしたもので、口封じの意味もあって、勝手に家どころか部屋からも一歩も出ないようにと、引き戸に突っ張り棒を噛ませて出られなくしておいたのだ。

ほぼ当家とほぼ同じ使用目的が初めてよそでも確認できた。石川恋ちゃんのおふくろさまもこのドラマを見ていて、娘の恋ちゃんにも見るようにと勧めている。ミポリンもデビュー当時は突っ張り少女役が多かったので、ダンプ松本さんにやたら絡まれ焼きを入れられていた。