まず、茶の間に猫らが入らないように、茶の間に入る戸を全部閉め切った。それからコタツ布団や毛布などを一枚づつ剥ぎ取りながら、開けたガラスサッシの外でバタバタさせて埃を払った。このサッシを開けている時に、以前に何度もうちの猫らが脱走しているので、猫が茶の間に入って来ては困るのだ。
すでに猫は茶の間に入らいないように、しっかり閉め切っているので大丈夫なはずだった。ところが、一枚づつコタツ掛けを剝いで行ったら、その途中で突然、まさかのシロタンがコタツから顔を出した。目の前がまさかの完全に開け放された状態だったのだから、本当?という表情から一瞬にして外へと飛び出した。こちらもなすすべもなく、易々と外に出られたシロタンの体に上掛けを被せようとしたのが精一杯だった。
まさかシロタンがコタツ内にいようとは。いつも猫トイレの掃除でワイが外へ出た気配を感じると、すぐにコタツから出てきて、じーっとワイをガン見して、庭から猫草を毟って自分に差し出すようにと、目力で圧力を掛けてくるシロタンだったが、まさか、コタツの中に残っていようとは確認不足だった。
7時に今月初の脱走猫となったシロタンだったが、今日は雪が積もったりして足も冷たいしで、そのうち戻ってくるだろうと思っていたら、案の定、9時には早々に縁側から家の中へと戻ってきた。他のミネちゃんやジロタンは、シロタンの尻の臭いを嗅いだりして、本当にシロタンかどうか確認したりしていた。
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