先天性の股関節変形症だったんですが、卓球が好きで中一から入部しました。右足に違和感があったのですが、卓球が好きすぎて、いつも卓球のことばかり考えていました。全中には出場できましたが、インターハイは出場できませんでした。このままでは強くなれないと思い、高三部活引退後から本格的にトレーニングを始めました。股関節変形症を補うためにスクワットに重点を置いていました。最初は、100回から300回と徐々に回数を増やし、1500回まで行うようになりました。そこまでくるとバーベルを使用したスクワットも並行して行い、重量も徐々に上げていき、大学1年の終わり頃には、50キロのバーベルでのスクワットが軽く感じられるようになっていました。その当時体重53キロ位ですから、今思えばベストパフォーマンスが出せる肉体になっていたと思います。全日本学生選手権、全日本選手権、国体と出場することが出来て、一段と卓球にのめりこんでいきました。大学最後の全日本学生選手権では、なんとかベスト16に入ることができました。努力すれば報われるというハッピーエンドならいいんですが、大学4年の終わり頃から股関節の違和感が酷くなり、そこからこれまでの無理がたたっかのような痛みに襲われ、転げ落ちるような人生となって行きました。続く
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