2015年12月26日
補足4:川島芳子晩年の写真が公開
1948年に処刑されたはずの川島芳子は金の延べ棒で替え玉を使って処刑を逃れ、中国の長春で「方おばあさん」と名乗って身を隠して生きていたと証言した張玉さんが新たな証拠品を公開した。それは「方おばあさん」の晩年の写真で、方おばあさんの遺品のマッチ箱の中から新たに発見されたという。長春の地元紙「城市晩報」が2015年1月に報道して、最近になってテレビ番組でも取り上げられたという。私が知人から聞いたところでは、報道では写真が新たに発見されたということになっているが、実際にはこれまで当局から公開の許可がおりず非公開だったものが許可が下りて公開となったというのが真相らしい。
以下がその新たに公開されたという「方おばあさん」の写真だ。
この写真はたいへんに保存状態が悪く、一見して川島芳子かどうか素人目には見分けがつかない。そこでテレビでは鑑定として生前の川島芳子の写真とこの写真を左右半分ずつ重ねた映像が流されていた。
写真鑑定の専門家によると、両者の髪の生え際から目の位置や鼻の位置や口の位置が完全に一致するため両者は同一人物の写真であるという。すなわちこの写真で「方おばあさん」が川島芳子であるということが証明されたわけである。
このようにどの川島芳子の写真と重ねても角度を補正すれば左右共に基本的に一致するので、この張玉さんが公開した写真は川島芳子と同一人物の写真であるとの鑑定結果が出ていた。これで決定的な根拠が待たれてきた川島芳子生存説にまた一つ強力な科学的証拠が提示された。将来的にはさらなる証拠が公開されることもあり得るということなので楽しみである。
以下がその新たに公開されたという「方おばあさん」の写真だ。
この写真はたいへんに保存状態が悪く、一見して川島芳子かどうか素人目には見分けがつかない。そこでテレビでは鑑定として生前の川島芳子の写真とこの写真を左右半分ずつ重ねた映像が流されていた。
写真鑑定の専門家によると、両者の髪の生え際から目の位置や鼻の位置や口の位置が完全に一致するため両者は同一人物の写真であるという。すなわちこの写真で「方おばあさん」が川島芳子であるということが証明されたわけである。
このようにどの川島芳子の写真と重ねても角度を補正すれば左右共に基本的に一致するので、この張玉さんが公開した写真は川島芳子と同一人物の写真であるとの鑑定結果が出ていた。これで決定的な根拠が待たれてきた川島芳子生存説にまた一つ強力な科学的証拠が提示された。将来的にはさらなる証拠が公開されることもあり得るということなので楽しみである。
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