2017年08月29日
大量に草が生えていても大丈夫!家庭菜園の場所作りの方法
庭の一角で家庭菜園をやりたいけれど、どのように場所を作ればいいかが分からない……。
そういう方はネットで検索してみると、結構いるようです。
家族の誰かがやっていて最初から家庭菜園があったり、市民農園でも利用しない限りは作るところから始めなければいけません。
早速、やってみましょう。
道具を用意しよう
家庭菜園をやるのに最低限用意したい道具は
・スコップ
・軍手
・帽子
・シャベル
・片手三角ホーなどの草取り道具
・鍬
鍬は土作りには使いません。
それと、スペースが畳1枚分しかないなら、鍬は必要はないと思います。
服が汚れるのが嫌という人はエプロンが必須。
靴はズボンを汚したくない人は長靴を、汚れても良いズボンで作業をするのなら地下足袋やスニーカーで大丈夫です。
ここであげたのは最低限の道具なので、あとは自分で追加する必要があります。
道具については【初心者向け】家庭菜園を始める時、最初に揃えるもの!にも詳しく書いています。
場所の作り方
まずは家庭菜園にしたい区画を決めます。
日当たりが良い場所が理想ですが、最低半日は光が当たれば大丈夫です。
日当たりが悪いという場合は日当たりが悪くても育ちやすい野菜をチョイスすれば大丈夫でしょう。
場所が決まったら、草を根ごと抜いていきます。
スコップで土をひっくり返してからやると、取りやすいです。
このブログの別の記事ではまず地表の草を取ってから、土をスコップでひっくり返し、根っこを取るという方法を推奨しています。
しかし、ここでは場所作りを優先して、先に大まかにでも草を根っこごと取ってしまうことを目標にします。
家庭菜園をしたことのない場所では石などがたくさん出てくると思います。
石があると、作業がし辛くなるので取って下さい。
草取りが一番大変ですが、春の草は抜きやすいので場所作りは春をおススメします。
場所が広いと草取りも大変だと思うので、畝を作れそうなスペースが出来たら、土作りをしてから畝を作って野菜を作りましょう。
野菜を育てながら、少しずつ場所を広げても大丈夫です。
土作りをしよう
草取りが終わったら、土作りの段階になります。
石灰と腐葉土などの堆肥を袋に書かれている量を守って入れます。
葉物野菜や根菜類を作る場合は肥料も入れて大丈夫。
実がなる野菜の果菜類は植える時で大丈夫です。
堆肥は入れ過ぎても大丈夫ですが、石灰と肥料は入れ過ぎると野菜が育ちません。
土によっては腐葉土などの堆肥を入れてもなかなか野菜が育たないという場合もあるようです。
その場合は何年もかけて、土を改良していく必要があります。
とりあえず、堆肥を入れて野菜を育ててみないうちは何も分からないので畝を作って育てましょう。
育ちが悪かったら、次の対策を考えます。
土作りは下の記事にも詳しく書いています。
初心者向け/家庭菜園の土作り】米ぬか・石灰・堆肥の違いを解説
育ちが悪かった時の対策に必要なのは時間!
家庭菜園は土と植物を扱います。
土と植物の仲を取り持っているのが菌などの微生物や虫です。
植物が元気な土は菌や虫も元気に暮らしています。
家庭菜園は何年もかかる自然のサイクルを、微生物などをコントロールしたり堆肥を入れるなどして人間の手で短縮したり変えたりするのも技術の1つです。
しかし、コントロールにも限界があります。
時間を掛けて土を作り替えていきましょう。
その1つの方法が生ごみ堆肥です。
生ごみ堆肥とは?
生ごみを発酵させて、堆肥や肥料にしたものを生ごみ堆肥といいます。
堆肥を大量に入れ続けるのは金銭的にも大変なので、時間を掛けて生ごみに働いてもらいましょう。
基本的に生ごみ堆肥の発酵過程は1次発酵と2次発酵に分かれます。
1次発酵は生ごみに発酵菌を振りかけて密閉容器の中に入れ、発酵をさせます。
2次発酵は土の中に埋め、土中の菌で更に発酵を促し、堆肥になるように促します。
2段階方式にすることで堆肥になるまでの時間が短縮されます。
なお、生ごみを乾燥させる機械もありますが、それとは別物です。
生ごみ堆肥を入れ続けるうちに、土も改良され、野菜が育つようになるでしょう。
1次発酵をさせた生ごみを掘った穴に埋めるだけなのですが、穴が浅いと動物に掘り返され、食べられてしまいます。
深く埋めるか掘り返されないように段ボールを被せておくなどの工夫が必要です。
生ごみ堆肥は菌や虫のエサとなり、土を豊かにしていきます。
まとめ
家庭菜園の場所作りは草とその根っこを抜いて、堆肥や石灰を必要な量入れれば完成します。
その後、野菜が育つかどうかというのは土次第です。
管理人は個人的に家庭菜園の作業は草取りが一番大変だと思っています。
草取りに時間は掛かりますし、筋肉痛にもなります。
しゃがんで作業をすると股関節にも負担が掛かりますが、頑張りましょう。
土作り後に野菜を植えてみたけれど、育ちが悪いという場合は以下の商品が参考になるかもしれません。
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ご購入の際は発酵促進剤も同時にお買い求めください。
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