私が子供の頃テレビでエレキギター(アメリカ・ナショナル製)を持って出てくるおじさんがいた : 還暦ッズ研究所

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2016年11月05日

私が子供の頃テレビでエレキギター(アメリカ・ナショナル製)を持って出てくるおじさんがいた

私が子供の頃テレビでエレキギターを持って出てくるおじさんがいた
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幼少時代に紅白歌合戦を見ていると小さなギターなのに大きな音を出すおじさんが歌を唄っていた、今思えばブルース・ギタリストだったのかと思えば、歌は演歌だった、そして持っていたギターはレスポールのような形であったがそれより一回り、又は、二回り小さいトラベルギターのように思われた、私が中学生になってもテレビに出ていた、当時ビートルズ、グループサウンドの流行によりギターを知るようになったが、おじさんの持っているギターはどこで製造されたものか分からなかった、当時似たようなギターはカワイ、テスコ、グヤトーン、ゼンオン、etcにあったが微妙に違っていた、私が高校、大学でギターを弾くようになったがおじさんはあいかわらず小さなギターを弾いていた、レコードからCDに変わった時代にもおじさんは小さな同じギターであった、よっぽど小さなギターが気に入っていたのであろう、ロリー・ギャラガーのように塗装は剥がれボロボロである、ラスベガスで大当たりとのニュースがあっても、レスポールにすればいいのにと私は思ったがレスポールでは大きくて弾きにくいのであろう、おじさんのギターの抱え方はギターを首の近くまで持って弾くのである、小さなギターだからおじさんにとっては弾き易かったのであろう、私自身も鏡を見て「歳とったなぁ」と嘆く頃おじさんは付き添われよろけながらテレビでギターを抱え唄っていた「おじさん、もう止めろよ」....それがおじさんを見た最後のテレビでした....2013年94歳で死去.......
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　そのおじさんの事を本日ふと思い出し、あの大切に使っていた小さなギターはどこのギターだったのだろうとネットで検索してみると驚いた!!日本製ではなくアメリカのナショナル製との事でした、ナショナル製といえば有名なギターはブルースの方達がボトルネック奏法の時音が大きく聞こえるとの事でよく使われるギターを知っていたが、その使用していた小さなギターがyou tube に映像がありました、興味がある方はこちらからご覧になってください
https://www.youtube.com/watch?v=LXSs7Bjhrr4　　　　　　　　　　　　　　　　　
そのおじさんの名前は「田端義夫」通称バタヤンとも呼ばれていました(今の若い人達は小林稔侍がギターを持っているんでしょと思うかもしれませんが違いますよ!!)そして田端義夫のトレードマークとなっているサンバースト・ブラウンのエレキギターはナショナル社製の「Solid Body Electric Spanish(No.1124)」という個体である。２つあったピックアップも後年取り外され１つになり、それに伴って取り外されたフロント・ピックアップ用のボリューム、トーンの各つまみも取り外されるなど、長年の間に種々の改造がなされている。とカスタマイズもなさっていたのですね、とにかく絶対に珍しいお目に掛かれないビザール・ギターではないでしょうか?
蛇足ですがネットの田端義夫さんの紹介は歌手・ギタリストになっていました
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ナショナル・ストリング・インストルメント・コーポレーション（英: National String Instrument Corporation）は、初めてリゾネーター・ギターを製造したアメリカ合衆国のギター・メーカー。1927年創業、1942年に倒産