３サドルのテレキャスターのオクターブ・チューニングは困難を極める!!: 還暦ッズ研究所

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2015年08月03日

３サドルのテレキャスターのオクターブ・チューニングは困難を極める!!

テレキャスターのオクターブ・チューニング
あまり暑いので出かけもせず最近弾きにくいと思っていたテレキャスターのチューニングをしっかりやってみようとクリップ・チューナーを付けてみた、なんとオクターブが合っていないではないか、

暑さのせいで狂ったのかもしれない、しかしこのテレキャスターはサドルが３個しかないすごくチューニングが面倒なギターなのだ、

1弦と2弦
3弦と4弦
5弦と6弦
一つの弦に対してサドルは一本という古き良き時代を再現したというモデルになっておりますが

フロイドローズの次に面倒だろうよ!!でもクリップ・チューナーという便利なものがあるので昔に比べると簡単になった、といってもこのテレキャスターのネジは全てマイナス・ドライバーを使わなければならない、

ここにも古き良き時代の面影をのこしておりますが

慎重にやらないとドライバーからずれてネジをなめしてしまう、こだわるのはいいけどプラスネジのほうが調整の時ネジを回しやすい、

写真を見ていただくと分かると思いますが、何と!!ピックガードを止めているネジまでもマイナスネジなのです、ストラップを止めているエンドピンを止めているのもマイナスネジここまでだぞ、凄い拘りだぁ!!どこまでも頑固に拘りを捨てず現代に忠実に再現させてやる、という製作者の声が聞こえてくるようなギターなのだ、

サドルのイモネジまでマイナスだ、二本の弦に１個のサドルなので調整は困難を極める、

なんとか妥協できるところでオクターブ・チューニングに二時間半も掛かったぞ完全なるチューニングは諦めた、汗だくになっての作業でした、

テレキャスターの購入を考えている方はこのようなネジが「プラス」か「マイナス」になっているかも見た方がいいと思いますよ、

まあ取り換えれば調整も楽になるというものですが、せっかくこだわりを持って製造されたギターなのでネジの交換というのも躊躇してしまいますよ、

このギターはFender Japan の30年くらい前に製造されたものなのでカラーは「ホワイト」に近かったのですが「ブロンド」という表記がありまして「なんで白いのにブロンド?」と思いましたが歳を重ねるにつれ黄色っぽくなっていくのです、私はタバコを吸うのでその為もあるのかな?と表面を拭き掃除してみましたが色は白くなることはありませんでした、