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2013年03月07日

生活保護費を減額しろと叩くよりも、解決策を

こちらの記事。

生活保護で月収29万円の女性「減額されたら食費を切り詰めるしかない」ネットの声「先に2万6千円の携帯代減らせば?」

おもいっきり生活保護を叩くのが目的ですね(笑
最近、こういった記事も増えました。


過去にこの家族以外にもネットで批判を受けた家族がいたのですが、その方たちは4人家族。
母1人と子供3人の家庭で、3人が携帯を持っていました(笑
毎月、25,000円ぐらい携帯代として払っていたようです。
こういう人達は、生活保護費が減額されるとなると、真っ先に削ると言い出すのが食費なわけで・・・、
そうなるとツッコミたくなるのが人です。
明らかに余計な部分から減らせよという指摘は受けて当然。



友人が少ない自分と比較するのもあれですが、自分の場合、毎月の携帯代は2000円未満です。
ビックリするほど低額ですね(笑
携帯ではネットも見ないし、メールと電話を受けるだけ。
ほぼ、こちらからかけることもありません。
2年前の震災の時は親に連絡を取るために頻繁に使いましたが、6000円ほどでした。
そういうのを踏まえた上で言うと、やはり携帯代に25,000円は多すぎると思うのです。
必要最低限にしろとは言いませんが、かなり削れそうです。



それで、この手の記事を見る度に思うことは、
本人たちに節約という意識がなければ、こういうお金の使い方になるだろうなと言うこと。
貯金するのもある程度は認められているみたいですが、その意識がなければ全額使いきるという考えでしかないでしょう。

キッチリ使いきって、また翌月もらっての繰り返し。



この状態から抜け出すためには、お金がどんな使われ方をしているか調べる必要がありますが、
生活保護をもらっている家庭を一つずつ調べていたら、とんでもない労力がかかります。
今でさえ、手が足りずに大変な状態なのに、それにこのような仕事を加えたら・・・
だからお金の使い方に関しては、本人たちに任せるしかないのですよね。
行政は決められた額を渡すだけ。
それ以上は何も出来ません。



自分からすると携帯に数万円かけるというのは信じられませんが、この方々からすれば、
自分のような人間が不思議に見えるでしょう。
考え方は本当に人それぞれですから。



節約生活をして毎月、数万円で暮らす家庭もあれば、何も考えずにもらったお金を使う家庭もある。
「携帯にそんなに金を使うなら、食費にでもまわせ!」
こういうことを言いたくなるのは凄く分かりますが、本人たちが「食費よりも携帯を使いたい」というなら、
今のところ止める術はありません。



結局、この手の無駄遣いのようなものを減らすとすれば、
それは生活保護費を減額するのではなく、
お金の使い方を国で色々と細かくルール作りするしかありません。
食費や携帯代の上限を事細かに決めるなど。
でも、実際にそれをやろうとすれば、想像以上に困難な作業が待っているわけです。
だから、今のような形にするしかない。



生活保護費を減額するというニュースが流れれば、
今後もこのような生活保護を叩く記事が出てくるのでしょう。
しかし、別に全ての人がこういうお金の使い方をしているわけではありません。
あくまでも一例。
本当に困っている人にとっては必要です。
批判ばかりするのではなく、この問題を解決できる意見が言えるようにしたいものです。
posted by kanimiso at 15:22 | ニュース
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