僕の考える意味合いはこちらがお願いした結果やる事になった場合に使用する言葉という認識。
文化庁「敬語の指針」によると・・・
1.相手または第三者の許可を得ているかどうか
2.そのことで自分自身が恩恵を受けるのかどうか
という事らしい。
最近気になった「させて頂きます」は
「私、〇〇は先日、一般女性の方と結婚させて頂きました」
これはファンに対しての配慮という事でしょうか?
視聴者への配慮でしょうか?
配慮しすぎて誰に「させて頂いて」いるのか分からなくなる・・・。
そのうち、「お付き合いさせて頂いております」と親ではなく、ファンに対して発言するようになったり、出産に際しても「妊娠させて頂きました」「出産させて頂きました」となるのだろうか・・・。
そして最近観た料理番組では
「ここに水を入れさせて頂きます」という発言。
鍋に水を入れるのに何の恩恵があるというのか・・・。
過剰にも思える「させて頂きます」。
誤りが多く、最近多用されるのは「気を使いあいすぎる社会」を表しているのではないだろうか?
「出演します」と言うより「出演させて頂きます」という方が謙虚で誠実な印象を与え、そしてそれを望む風潮もあるように思える。
(僕は「務めます」が合っていると思うのですが・・・。)
「させて頂きます」の強要が世の中に蔓延しているのかな。
強要ではなく教養を持ちたい。
あ、持たせて頂きたい。
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