昔はインターネットで出来るようになってもカードリーダーが必要だったり、カードリーダーが必要じゃなくなってもIDとパスワードが必要だから作りに税務署に行かなきゃいけなかったり。(←これ僕です。)
今回からスマホで認証出来るらしいけれど、折角昔IDを作りに行ったし、「軟弱なスマホなんか使うか!」なんて昭和オヤジ風にIDを使ってe-taxで申告を済ませたのでした。
(にしても、カードリーダーを買った方の苦労はなんだったのか…。)
重い腰をまだ上げていない皆様、
そして軽い腰だった皆様は来年の為に僕が20年やってきて、お勧めしたい事をお伝えします。
(白色申告、主に実演家、個人事業主の場合です。)
・領収書を一年溜めておかない
3ヶ月に一度でもやって品目ごとに計算してまとめておくと後が楽です。
(と、言ってもね。面倒だよね。)
・交通費はその都度記録
仕事関係の交通費はその日のスケジュール帳に「@新宿 ◯◯円」など書いておくと後で計算しやすいので便利です。
・経費の項目を書いておく
どれをどの品目で計算するかや銀行引き落としで領収書が出ていないものなど、何をどの品目で計上するかメモを記録して他のファイルと一緒に保存しておくと翌年忘れずに計上出来て便利です。
(「通信費:切手代、携帯代、ネット回線代」など)
・データはデジタルと紙で保存
e-taxでやった場合は最後に保存出来るpdfファイルをパソコンや外付けHDDに保存。
(保存は二か所!じゃないと僕みたいに無くす事になりますよ!)
そして印刷して紙でも残しておく。
PCにあると支援金の申請の際、すぐ閲覧出来るし、すぐ提出も出来るので便利です。
・手順を書いておく
どういう風に提出したか、手順を書いて確定申告を保存しているファイルと一緒に保管。
その時は出来ても一年経つと忘れてしまいがち。e-taxの場合、画面操作で「あれ?どうやるんだっけ?」がなくなり、効率よくスムーズに作業出来るはずです。
・表計算ソフトをうまく使う
Windowsの方はExcel、Macの方はNumbersなどの表計算ソフトをうまく使うと一目で分かり便利です。
国や都の支援金を申請する際に必要な帳簿にもなります。
(もうないとは思うけれど…。でも、世の中、何が起きるか分かりません!)
その帳簿には出演料だけで充分ですが、受給した支援金、経費も打ち込んで、足し算や引き算を表示しておくと、確定申告の際はそれを見て、書き込むだけでOK。
そしてこれもデジタル二か所と紙で保存しておきましょうね。
同業の皆様、収入に関わらず確定申告する事をお勧めいたします。
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