雨が多い選挙戦で立候補者は大変だったと思う。僕の近所にも選挙カーがよく来ていた。
選挙に行く醍醐味は、結果どうなったか、自分が投票した人がどうなったか知る楽しみにあると思う。そして全体的にどうなったか見る楽しみ。色々見るととても興味深い。立候補者には悪いけれど…。
全体の投票率は42.39%で過去2番目の低さ。
以前も書いたけれど、今回も約6割の有権者が投票していない。
全体を見て気になったのは…
小平市は定数2、立候補者2で無投票。
公明党は立候補者23人全員当選。(1993年から8回連続)
八王子市は定数5。都ファから2人出るも2人とも落選。票数を見ると一人だと当選していた。
目黒区では当選と落選の差が僅か6票!
所々の選挙区にいる謎の人物。世田谷区にも選挙会報に「人に夢を」とだけ直筆で書いている方がいて、585票得ていた。他を見ても最低でも500票くらいは得ていて、2桁は無かったから、ある程度の支持者がいるらしい。
江戸川区では僕のライブにお越し頂いた方が出馬されたけれど、残念ながら落選…。
昔、あまり知らなかった頃は「なぜ人ではなく、政党で入れるんだろう」と思っていたけれど、大人になりだいぶ分かった。
大人は普段世話になっている人に投票する。
コロナ対策や五輪、色々考えるべき問題はあるけれど、大人が大事なのは自分が目の前の生活がしやすくなるようになる事。
考えや方針が多少違っても自分の仕事や生活で何かと世話になっている人に投票する。
そしてそういう人は必ず行く。その人が当選するかしないかが死活問題だからだ。
その必ず行く人を考えて選挙する側も戦略を考えているだろう。今回の低い投票率で安心した立候補者も多かったはずだ。当日雨だったけれど、「もっと降れ!」と願った人もいたのではないかと考えるのは…考えすぎだろうか。
この都議選は次の衆院選を考える大事な選挙らしいけれど、これを踏まえて次に投票する人が増えるかどうかだろう。
6割の有権者が日本を変えると言っても過言ではないだろう。
だけど、全ての有権者が支持政党の恩恵を受ける世の中になったら…それはそれで恐ろしい。
この戯曲の種、どなたか貰ってくださいませんか?
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