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2020年08月17日

『浅草キッド』を歌うのをやめた理由

猛暑お見舞い申し上げます
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
長い梅雨が終わり、暑い夏がまたやってきましたね。にしても、暑すぎますね…。
僕の最近は一般募集している楽曲コンペの為に楽曲制作をしたり、オーディションを受けたりしています。(吉報は後日お伝えします!)

このコロナ禍でも有難い事に永山健康ランド様で8月19日にライブステージもあります。
何を歌うか、どんなステージをやるか毎回考える訳ですが、今回Twitterでリクエストを募集したところ陽水さんの「少年時代」、コブクロさんの「未来」があり、どんなアレンジで歌うか悩むなかで自分で『浅草キッド』を歌おうとコード譜(歌詞と和音を書いたもの)を作成しましたが、辞めました。

どうしたって涙が溢れて歌えない。

慣れてきて歌えるようになっても、また涙に詰まって歌えなくなる。

これではステージは無理です。

でも、練習で分かった事があります。

昨年の紅白や他の動画も色々見ましたが、メロディーが決まっていなくて上がったり下がったりする。
音楽的には上がる箇所で、そのメロディーを歌ってる時もあれば、そのメロディーを歌わずにいたりする。
言葉で説明するのはややこしいですね。(だから譜面があるんでしょうけど…。)
多分たけしさん自身、自分で作っても切なすぎて、そのメロディーを歌えずに上がりきれずに和音の下の旋律を歌っているのではないでしょうか。
そこになんとも言えない哀愁があり、僕は泣けてしまうのかもしれません。
でも、それだけではないと思います。

何故僕は歌えないくらい泣けてしまうのか…。

この歌の二人の理想と現実に悲しくなります。

共に戦った二人でも、一方は名声を得て、一方は廃業した。もしくはどちらも廃業した。
そこに至るには様々な事があった事でしょう。

そのドラマを思ったり、自分に重ねてしまったりしたら、もう無理です。


そして今、そもそも自分がやる芸能が世間に必要なのかどうか…。

このコロナ禍で芸能は不要なのかもしれません。
ことによったら医療従事者の皆様の足を引っ張る事にもなり兼ねません。
でも、その皆さんが余暇に楽しみたい芸能を作り出すのが僕の仕事で、その余暇になる為に稽古を積み重ねたいです。


最近はTwitterに近況などを書き込む事が多くなりましたら、これからはブログに週一回くらいでエッセイ的な何かを書こうと思ってます。

【ライヴステージ情報】 
8月19日(水)
永山健康ランド 竹取の湯
13時〜(60分)
http://www.taketorinoyu.com/
EF94A2A2-D07D-4E14-B7FC-FCB6AEF3AEAA.jpeg

次々回 10月14日(水)

CD/浅草キッド/ビートたけし/VICL-18116

価格:1,923円
(2020/8/28 12:34時点)
感想(1件)


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