ストレスが原因の下痢とは?防ぐ為に必要なことは?
【ストレスの下痢とは】
下痢は急性下痢と慢性下痢に分けられますが、ストレスからなる下痢は慢性下痢です。その多くは過敏性腸症候群と言われています。
ストレスからの下痢は腸の異常と言うよりは、精神的なものの影響が多いとされています。人間の内臓の働きには自律神経が関係しています。不安や緊張でストレスが大きくなると、自律神経が乱れます。
それによって、腸の動きが突然活発になったり、逆に腸管が麻痺を起こして水分調整ができずに下痢や便秘の症状を現します。ストレスによる下痢の場合は、腸の検査を行っても異常は全く現れません。
【ストレスによる下痢はどのように防げば良いのでしょうか】
現代社会に少しでも拘わっていれば、ストレスの全くないという人はほとんどいないことでしょう。しかし、ストレスに対する強弱は個人によって全く違います。同じ案件を抱えていても、ある人はスムーズにこなし、ある人は抱え込んでストレスの原因となってしまいます。
ストレスから下痢を起こさないようにするには、ストレスを掛けないようにすれば良いのです。しかし、そう簡単に性格や体質は変えられません。変えようとすることでそれがまた新たなストレスを生むことにもなりかねません。
まずは、ストレスをなくすのではなく、それと上手く付き合っていこうと考える方が精神的にも楽になります。対策としては、まず生活のリズムを見直しましょう。早寝早起きや食事の時間を規則正しくします。仕事の関係で無理という人は、その中でできる範囲で規則を作ります。早寝と行っても帰宅が毎日22時の人は、23時には就寝し、朝も毎日同じ時間に起床するようにします。
朝食はできる限り自宅で摂るようにし、その後は必ずトイレを済ませてから出掛けるように習慣づけます。また、適度な運動や趣味を見つけ、仕事が全てという生活を変えるようにします。それだけでも、大分ストレスが軽減されます。
ストレスが溜まっているからと、毎日飲みに出掛け、アルコールを過ごすのは良くありません。この2点を注意して生活をしてみましょう。心が楽になれば、下痢の回数も減って来ます。
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