人参の下痢へ対する嬉しい効果と注意したいデメリット!
人参はたくさんの栄養素があり、整腸作用があり、下痢にも便秘にもによいといわれています。たしかに、食物繊維、βカロテン、ビタミンC、ビタミンB、カルシウム、カリウム、リン、鉄、もたっぷり入っています。含有栄養素の代表的なものを見てみましょう。
【人参の代表的な栄養素】
食物繊維 食物繊維には、水溶性と不水溶性があります。人参には、100g当たり0.7gの水溶性食物繊維と2gの不水溶性食物繊維があります。他の野菜と比べると、水溶性食物繊維が多いようです。この食物繊維には、糖質の消化や吸収を穏やかにしたり、コレステロールなどの余った資質を排出する働きがあります。
不溶性植物繊維は腸内の発ガン性物質を体外へ出す役目も果たしたり、デトックス効果もあるようです。 どちらの食物繊維も、お腹の調子を整え下痢や便秘を解消してくれます。ただ、不溶性の場合、摂り過ぎると便が硬くなることがあるので一緒に水分を摂るといいでしょう。
βカロテン
女性には、関心の高い抗酸化作用が高く、老化防止や体の免疫機能を正常に保ってくれる働きがあります。βカロテンは、体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を保護、目の神経伝達物質となりドライアイ、暗闇での視力低下を防いでくれます。また、活性酸素を抑えることで、動脈硬化や、心筋梗塞にもなりにくくなります。
ビタミンC
数あるビタミンの中でも1番知られているのは、ビタミンCでしょう。しかし、体の中で作ることが出来ないのでどうしても食事や、サプリから摂るしかありません、しかも、体の中のいたるところで使われています。野菜から摂ろうとしても、水に溶けてしまうので調理方法を選びます。野菜を生のまま食べることが出来るなら理想的ではありますが、以前は人参の中にある酵素が、一緒に食べた野菜などのビタミンCを破壊するといわれていました。
最近では、破壊ではなく、酸化するだけだということがわかってきました。それも、還元型であり、体内でビタミンCにもどるといいます。これで安心して、生でポリポリできますね。
【人参を食べることのデメリット】
根菜類である人参はイモ類と同じように、炭水化物(糖質)が以外と多く100gあたり6.4gあるといわれています。血糖値が高い人では制限しているみたいです。
【まとめ】
人参の臭いが苦手という人もいるでしょうが、カロリーも少なく、栄養もたくさんある人参は、たっぷり摂りたい食材です。しかし、大量に食べ過ぎると糖質の取りすぎや、柑皮症(肌が黄色くなる)こともあるので気をつけたいところです。自分の体調を考えながらおいしくいただきましょう。
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