なぜ梅肉エキスは下痢に効果的なの?その秘密は成分にあった!
梅肉エキスはお腹の調子が悪いとき、下痢をしたときの特効薬としてよく知られています。そこで、この梅肉エキスのどんな成分が効いているのか、また、他にはどのような効果があるのか調べてみました。すると、思っていた以上に多くの成分があり、効果があるようです。
【下痢に効く成分、その働きとは】
梅には、クエン酸がたくさんあることはよく知られています。クエン酸には殺菌効果や整腸作用があるので、下 痢に効果があるのでしょう。梅肉エキスはこの梅の成分をぎゅっと凝縮したものなので、うなずけますよね。 クエン酸といえば、疲労回復効果などが有名ですが、血流をよくさせる働きもあり、高血圧や動脈硬化、心筋梗 塞、脳梗塞などの予防などにも役立ちます。また、新陳代謝の促進、美肌効果、冷え性の改善など女性にうれし い効果があります。そのほかには、私たちの体に必要なミネラルの吸収力をアップさせるため、老化防止や癌の 予防にも活躍しています。殺菌作用を利用した、水虫治療などにも効果があるみたいです。水に溶かしてつける だけらしいので簡単ですね。
【そのほかの成分、栄養の働きとは】
栄養面でみてみると、たんぱく質、カルシウム、カリウム、リン、鉄、ビタミン類などのミネラルが豊富で、果 物のなかでは優秀なようです。これらのミネラルは、体に吸収されにくいものがたくさんあるのですが、上記で 書いたように吸収力も高める効果があるので効率的ではないでしょうか。また、梅ポリフェノールが骨粗鬆症を 予防するのに役立ちます。このほか、免疫細胞を活性化させる効果もあり、インフルエンザの予防や花粉症など のアレルギーの症状を抑えてくれます。
【副作用って】
ここまで見てくるといいことばかりですね。天然の素材を絞って煮詰めて作っただけの梅肉エキスですので、副 作用も考えられません。ただ、もともと、胃腸の弱い人が多量に摂取したり、すきっ腹に食べるとクエン酸が強 力すぎて胃が炎症起こしたり、下痢になることがあるようです。摂取する量を少なくしたり、毎日ではなく2日 に1度にしたり自分にあった摂り方が必要かもしれませんね。
【まとめ】
古くから常備薬として用いられてきた梅肉エキス、やっぱりすごかったですね。 下痢の時でなくても、毎日少しづつ摂るのが、健康のためにはよいとわかりました。でも、酸っぱくてそのままでは無理って人も多いではないでしょうか。そんなときは、蜂蜜を混ぜてみたり、料理に使ったりして食べることも出来ますので、試してみてくださいね。
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