現代社会は免疫力が低下しやすい?原因をしって改善に努めよう!
免疫力とは、病原菌やウイルスなどの侵入を防ぎ体内の害をもたらす細胞を除去する人間がもっている力のことを言いますが、現代社会において免疫力の低下が問題視されています。では、なぜ現代人は免疫力が低下しているのでしょうか。その原因と改善方法をご紹介したいと思います。
【現代人の免疫力が低下している原因】
まず大きな理由として、「食生活の乱れ」が挙げられます。毎日の食事では適切なエネルギーと良質のたんぱく質の摂取、食物繊維やビタミンなどバランスのとれた食事が重要です。
しかし、体を維持していく最低限度のエネルギーやたんぱく質などの栄養素が不足していると免疫力が低下する上、免疫力の維持に不可欠なビタミンやミネラルの不足も、免疫力を低下させます。更に脂肪の摂り過ぎや肥満も免疫力を下げる原因の一つです。冷凍食品や加工食品等食生活の便利さは栄養素のバランスの乱れも招いていると言えます。
次に原因として挙げられるのが「環境汚染」です。現代社会はプラスチック類や塗料、洗剤、化学工業用の触媒、除草剤、殺虫剤などの物質が多くあります。これらの物質は河川や土壌、海などを汚染し、自然界の食物連鎖によって私たちの口に入り、免疫力を低下させてしまいます。また、食品添加物の合成着色料や保存料、防カビ剤、酸化防止剤なども肝臓への負担や免疫力の低下を促しています。
次に挙げられるのが「精神的ストレス」です。人間は強いストレスを受けると、神経系の細胞が免疫系の働きを抑える物質を放出してしまうことで免疫力の低下を招いてしまいます。同じように「肉体的ストレス」も免疫力が低下します。自分では元気なつもりで倒れるまで働くことは免疫力の低下だけでなく過労死を招く事態になります。
【免疫力が低下するとどうなる】
免疫力が低下すると、風邪をひきやすくなったり、体がだるく感じたり、疲れがとれにくくなってしまうだけでなく、肌荒れやアレルギーの発症、がんにまでなりやすくなると言われています。
【低下した免疫力の改善方法】
では、低下してしまった免疫力は改善できるのかと言うとできます。まず、細胞が生まれ変わる約3ヶ月かけて食生活の乱れやストレスの解消を心がけましょう。
食生活は、免疫細胞をもつ腸内環境を整えることが重要です。炭水化物やタンパク質などの5大栄養素はもちろん、腸内環境を整える善玉菌を増やす乳酸菌や食物繊維の摂取も重要です。食品添加物を一切口にしないことが困難な現代ですが、意識して減らしてみることから始めると良いでしょう。
また、ストレスを感じる時は適度に休息したり体を動かすことも良いでしょう。お風呂にじっくり入り疲れをとることも効果的です。あまり深く考え込まず楽観的になることも時には必要です。
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