どんな便秘ケアにも白湯は効果があると思っていませんか?
多くの方が悩んでいる便秘。便秘はお腹が張ったり、スッキリしないという不快感だけでなく、放っておくと大腸がんや毒素が体内に周り様々な疾患を及ぼしてしまう恐ろしいものです。そのような便秘に手軽で効果的と言われているのが「白湯」です。しかし、実はどのような便秘にも白湯が効果的ではないのです。
【白湯が効果的な便秘とは】
白湯が効果的な便秘は、腸の動きが鈍くなっている弛緩性便秘や直腸内に固い便が溜まっている直腸性便秘です。これらの便秘に白湯がどのように働きかけるかと言うと、内臓器官が温められることで機能が向上します。
白湯により腸が温められることで老廃物が排出される機能が高まり、便を押し出すぜんぞう運動を促され、便秘が解消されるのです。また、内臓の温度は1度上昇する免役力が約30%向上し、基礎代謝も約10〜12%上がると言われているので、白湯で体を温めることは非常に良いことなのです。
【白湯が効かない便秘とは】
良いこと尽くめのような白湯ですが、同じ便秘でも効果がない便秘があります。それが、けいれん性の便秘です。けいれん性の便秘はストレスによる自律神経の乱れが主な原因で便秘だけでなく下痢を交互に繰り返すことが特徴です。
ストレスを感じ自律神経の交感神経によって緊張状態が続くと胃や腸の働きをコントロールしている副交感神経の働きが低下してしまいます。それは便を押し出すぜんどう運動に影響し、けいれん性便秘を誘発してしまうのです。白湯の摂取はこのけいれん性便秘の場合、腸のぜんどう運動を激しくしてしまい、症状が悪化する恐れがあるのです。けいれん性の便秘を解消するにはやはりストレスを解消することが1番です。
また海藻類や果物、オクラや納豆に多く含まれる水溶性食物繊維は腸への刺激も少ないので摂取することが効果的です。反対に水に溶けにくい不溶性食物繊維はぜんどう運動が激しくなり下痢や便が硬くコロコロになってしまうので要注意です。
【まとめ】
数日間便が出ていないと言っても便秘の種類も様々です。便秘に合った解決法をしなければ、症状を悪化させる恐れもあります。便秘になった原因をしっかり見極めるためにも便の回数や間隔、日頃のストレスや生活環境の変化など少し意識しておくことが良いと思われます。
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