アトピーに対して乳酸菌にはエビデンスが!その真実は?
アトピーと腸内環境を改善する乳酸菌が関係しているというと驚くかもしれませんが、最近この腸内環境の免疫力がアトピーなどを含むアレルギーに対して効果などのエビデンスがあるのです。
まずはアトピー性皮膚炎とはどういった症状で、何が引き起こしているのかを確認していきましょう。
アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎とは、皮膚の上層部にできる慢性的な皮膚の炎症です。主な症状としては湿疹とかゆみであり増悪と寛解を繰り返し、それが長期化(慢性化)するということが特徴です。
アトピー性皮膚炎の発生原因としては、まず体質的な面によるもので、本人または家族がアレルギー性の疾患(アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎等)を有していることと、アレルギーと深い関係のある免疫物資Ige抗体を作りやすい体質であるということことで、もともと体内にアトピー性皮膚炎を発症しやすい要素を有しているということです。
また、あとアトピー性皮膚炎の人の肌の特徴として、肌の保湿成分が少なく乾燥しており、肌の保護成分も少ないため、汗や薬等の外部からの刺激に弱くなってしまいます。
次に環境等によるものです。アレルギーを発生させる要因として、食物(卵、牛肉、牛乳等)とダニ、ハウスダスト、花粉等がありますが、これらにアレルギー反応することでアトピー性皮膚炎が起こります。また、繰り返し掻くことの刺激や、乾燥、ストレスといったことでも発症の誘因となります。
アトピー性皮膚炎の症状改善には乳酸菌が良い
アトピーの症状を改善するには、Ige抗体の発生をコントロールすることと、免疫細胞であるTh1とTh2細胞のバランスをとっておかなければいけないのですが、免疫細胞が集中する腸内の環境が悪いと、この免疫細胞のバランスが崩れてアレルギーが発症してしまいます。乳酸菌はこの腸内環境を整え、免疫細胞の活性化に効力を発揮すると言われています。
アトピー性皮膚炎に効果がある乳酸菌はL-92乳酸菌、乳酸菌KW3110,、LKM512乳酸菌、植物性ラクトパチルス乳酸菌等がありますが、これらを含んだ食物(味噌、醤油、納豆、チーズ等の発酵食品)や特に現在では含まれている乳酸菌が明記されているヨーグルトやサプリメントがあるのでうまく活用して補うことが必要です。
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