便秘解消剤を服用している人は注意!体臭の原因になってしまうことも!?
便秘が長く続いてお腹がぽっこりし、ガスの膨張感がどうにも苦しく感じられてくると、どうしても自然なお通じを待つことができず、便秘解消剤に頼ってしまう方も多くいます。
確かに便秘解消剤の効果はてきめんですが、定期的に使ってしまうのは非常に危険です。それはすでにある「体臭」をさらに増幅させてしまう場合があるということ。 便秘と体臭とは複雑に絡み合った関係があるので、下剤の濫用がもたらす可能性についても、きちんと把握しておきましょう。
【体臭の原因は腸内環境の乱れ】
そもそも、体臭が強い原因のひとつに「腸内環境が正常に機能していない」という場合が多く見受けられます。自分の消化能力を越えた脂っこい食事ばかりをとっていたり、 極度に栄養バランスの崩れた食生活が続くと、本来きちんと消化をこなせるはずの胃腸がキャパシティ越えを起こし、体内に未消化の食物が多く残る状態になってしまいます。 この食物が腐敗して悪臭のするガスを発するようになると、これがいわゆるおならになっていったり、あるいは上方へと上っていって、口から排出されることになります。 ひどい場合だと、汗腺や皮膚上の毛穴を通して排出されることもあります。これが体臭の原因になっている方は、まずは腸内環境を整えることが最優先事項と言えるでしょう。
【便秘解消剤はすべてを洗い流してしまう】
そういった場合、単に便通の停滞を解消すればいいというわけではありません。腸内フローラルに住んでいる善玉菌・悪玉菌のバランスを正常に戻し、 そのうち善玉菌が正常な消化・排出活動をするべくサポートするところから始まります。発酵食品や酵素を多く含む食物、あるいはそれらを含んだサプリなどを 利用して、穏やかな改善を目指すのが一番いいのです。
ここで便秘解消剤を使って一気に「お通じを開通」させてしまうと、せっかく生き残っていたわずかな善玉菌までも、 宿便とともに排出してしまう恐れが大いにあり、そこからの腸内フローラル回復はさらに困難になってしまいます。
【下剤の定期使用は避け、生活習慣から腸内の改善を】
というわけで、便秘解消剤の使用はできるだけ避けた方がベターです。食事などの生活習慣からの改善は、多少時間がかかりますのでその間辛いとは思いますが、 確実に善玉菌を育てて増やすのが一番堅実な便秘・そして体臭改善の方法だと思って下さい。
また、時に見逃されがちですが、十分な水分補給がなされていないと、 善玉菌も思うように動くことができません。腸の蠕動運動をうながし、老廃物質の体外排除を促進させるためにも、水分補給は欠かせません。 こまめに水やお茶を飲むことも、便秘・体臭対策の一環として始めてみましょう。
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