乳酸菌と乳酸菌生産物質が腸内に与える効果!
【乳酸菌と乳酸菌産生物質について】
一般に乳産菌の腸内に与える効果には、乳酸菌そのものによる効果と、乳酸菌産生物質による効果があります。乳酸菌の生命活動を維持するときに作られる物質が、乳酸菌代謝産物すなわち乳酸菌産生物質です。乳酸菌産生物質で一番多いものが乳酸です。そのほか、酢酸、ビタミンB群、葉酸、ペプチド、アミノ酸、イソフラボンなど乳酸菌産生物質には多くの種類があります。
【腸内における乳酸菌産生物質の働きと効果】
乳酸菌の主たる効果は、腸内フローラを良好に保つことです。腸内フローラの良好な菌のバランスは、腸内で悪さをする悪玉菌1に対して、善玉菌1.5〜2、状況により悪玉菌としても善玉菌としても働く日和見菌7〜7.5とされています。この腸内フローラの維持に主要な役割を果たしているのが乳酸菌産生物質です。
このうち乳酸や酢酸は、腸内を酸性にしておくことで悪玉菌を抑制するのです。その結果、腸内フローラが良好に維持されます。腸内フローラの良好なバランスを維持することで、腸の動きをよくして下痢や便秘を防ぎます。また腸にある免疫細胞の機能低下を防ぐ効果も得られるのです。さらに、消化吸収がよくなることで肌の調子も整います。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6254921
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック