便秘や下痢で悩む人の快腸ネット

頻繁に下痢になるのは辛いですね。ただし、下痢をするたびに市販の薬を飲んだりお医者さんにかかるのも嫌という方に一般的な下痢を緩和する方法をご紹介したいと思います。



下痢が頻繁に起こる原因は様々です。腸は第二の脳と言われるほど精密にできた敏感な、そしてとても大事な臓器です。ですから腸内菌のバランスが崩れたり、免疫力が低下することによってあっという間に下痢がちな腸になってしまう可能性があります。腸内菌の種類を増やすことは大切ですが、バランスというのも大切です。


腸内の日和見菌、善玉菌、悪玉菌のバランスを整えることができるような食事を心がけましょう。しかし、難しく考えすぎるとあれも食べてはいけないのでは、これを食べなければいけないのでは、と逆に考えすぎて、そのストレスで腸の活動が不安定になりかねません。できるだけシンプルな方法で腸の健康を目指しましょう。


まずは野菜や果物が入ったスムージーは腸内菌を整えることができます。過敏性大腸炎で下痢で苦しんでいた人がこれで体調が良くなったという報告がありました。メニューは、ニンジン、バナナ、りんごです。この３点は下痢によく効きます。これに、はちみつとヨーグルトを加えて作るスムージーは腸にとても良い飲み物ですので是非試してみてください。



腸の活動が良くないのは、運動不足も関係しています。まずは体の血行を良くするための簡単な運動を始めましょう。毎日４０分程度のウォーキングでも良いですし、呼吸法などが取り入れられているヨガなどもストレス解消にもつながり大変良いエクササイズです。



普段の食事は刺激物を避けてください。あまりに辛いものや同じものを大量に摂取するなどという行為は胃腸に負担をかけてしまいます。下痢になってしまったときにはうどんや梅干しの入ったおじやなどが即効性があります。



腸が過敏な人の特徴は、何か食べたら下痢になるのではないか、という不安がある場合が多く、ストレスがかかって緊張状態になる結果として腸が過敏になってしまうという悪循環があります。難しいことかもしれませんが、ストレスを取り除くように努めてゆったりとした生活を送りましょう。


いかがでしたでしょうか。腸を整えるには、ストレスをためない、適度な運動をする、腸内菌を増やしてバランスのよい腸内環境を目指した食事療法の３つが大切です。市販の薬には副作用を伴うものもありますので、是非普段の生活に少し工夫をして腸のコンディションを整えてみてください。