冷えから来る下痢改善には『山椒』が効果を発揮する!?
悩んでいる下痢は、冷えからくるものかもしれません。冷えの改善には山椒を摂るのが効果的なんです。山椒のおなかにいい効果を知って、下痢の改善に 役立てていきましょう。
【お腹を温める効果のある山椒パワーが下痢を改善してくれる!】
山椒には、以下のお腹に良い成分が含まれています。 ・サンショール ・サンショアミド・シトロネラール ・ビタミンA サンショールは、山椒のあのピリッとした辛みの成分です。舌がちょっと熱くなるようなあの辛さには、体を温めてくれるはたらきがあります。
お腹の痛みって温めると、しばしば落ち着いてきますよね。血行が良くなって、冷えていた腸が元気になるからなんです。また血液循環の改善は、大脳を刺激して体内の各臓器のはたらきを活発にしてくれるので、消化が促進されるという意味でも腸をたすけてくれます。
サンショアミドは山椒の辛み成分の一種であり、シトロネラールは山椒の芳しい香りとなる成分です。どちらもサンショオールと同様に、消化を促進してくれるはたらきがあるので、お腹にかかる負担を和らげてくれます。下痢のときは、腸が弱っているので効果的なんです。
ビタミンAは免疫に関わる細胞を活性化させて、体の免疫力を高めてくれます。下痢になっているときは、腸壁が炎症を起こしている場合もあり、有害な毒素まで吸収するなど腸内の免疫状態が悪くなっていると考えられます。ビタミンAによって免疫環境が整う事で、下痢の改善が期待できるでしょう。また、免疫力がアップするとストレス耐性があがります。
腸は「第二の脳」と呼ばれるほどたくさんの神経が通っているので、ストレスに敏感です。お腹の調子が崩れるときは、ストレスが大きな原因とも考えられるので、その点でもビタミンAは下痢に良いとされます。
【山椒の摂りすぎは下痢の悪化などに繋がることも】
お腹にいい成分も摂りすぎると逆効果です。栄養はバランスが大切です。山椒には血管拡張作用があり、これが血行の改善しお腹にいいはたらきをするのですが、摂りすぎると目が充血を起こすほか、血管が破裂することもあるようです。また吐き気を催したり、下痢の悪化に繋がるおそれもあります。さらには、山椒の実50粒の摂取で酩酊状態になったという報告もされています。
体に強力な効果をもたらす分、過度な摂取は体にとって大きな負担となることもあるようです。麻婆豆腐や佃煮などにして日々の食事に山椒をちょっとずつ取り入れていくことで、お腹の元気を取り戻していきたいですね。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6705927
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック