なぜ野菜ジュースで下痢に?その秘密に迫る!
[野菜ジュースと下痢について]
下痢に悩んでいる人は気がつかないうちに、下痢になる食生活をしていることがあるのです。食生活の中でも下痢になる要素はたくさんあるのですが、そのなかでも繊維不足はあげられるのです。繊維は腸内を整えたりするだけではなく、便の形を作るのに必要なものなのです。便の固形成分は食べたカス、食物繊維と腸内細菌の死骸、剥がれた腸内の粘膜なのです。
「固形成分が少ない事が下痢の原因」
便の固形成分が少ないために下痢となることがあるのです。食物繊維の取り方が少ないのが原因かもしれないのです。下痢になると消化の良いもの、柔らかいのもを食べることが多くなるため、食物繊維の多い食べ物や固いものは、消化が悪いため遠慮しがちになります。
野菜を摂らなくてはと、野菜や果物をジュサーで絞って飲む方や、野菜ジュースをジュサーで絞り、口当たりが良くなり美味しいのですが、せっかくの食物繊維がなくなってしまいます。
「食物繊維を摂る」
野菜や果物でジュースを作るには、ジュサーで絞るよりも、食物繊維が摂れるミキサーでジュースを作りましょう。食物繊維を摂ることで下痢の改善ができるだけではなく、コレステロールの低下や有害物質を排泄してくれるのです。野菜ジュースは生ものなので、飲む時はゆっくり少しずつ飲みましょう。野菜を摂ると下痢になる方は飲まない事が良いと思います。
「市販の野菜ジュースを飲むと下痢になる」
市販の野菜ジュースを飲むと腹痛や下痢を起こす方もいると思います。野菜ジュースは、熱による殺菌処理がされており、それが原因とされております。熱により消化酵素が失われてしまい、胃腸に負担がかかってしまうからです。人の身体では消化酵素が作られているので問題はないのですが、生まれつき消化酵素の少ない人は、消化不良を起こしてしまい腹痛や下痢を起こしてしまうのです。
「食物繊維は便秘改善」
食物繊維には、水溶性食物繊維のペクチンやヘミセルロースと不溶性食物繊維のリグニンとセルロースがあります。不溶性食物繊維は水に溶けず、水分を吸収して膨れるのです。食べたものの体積が増え、腸の運動が活発になり、腸をきれいにするのです。
水溶性食物繊維は水に溶け、食品の水分を含んでゼリーのようになります。人の身体の好ましくない物質の吸収を阻害して、便として排泄されるのです。この動きの違いにより同じ便秘であっても、水分が足りない方と、腸の運動が少なく便秘の方で効果が異なるのです。
「野菜ジュースでは不溶性食物繊維は摂れない」
野菜ジュースはほとんど不溶性食物繊維が含まれていないのです。製造過程で、野菜に含まれる不溶性食物繊維を取り除いてしまうのです。このため腸の運動が少なく便秘になる人は、このような野菜ジュースを飲むと腸への刺激は少なく、便秘の改善には繋がらず、水分過多となり下痢となってしまう可能性があるのです。
「まとめ」
野菜ジュースは便秘のかたには、便秘を改善してくれる効果がありますが、多量に摂取してしまうと下痢になることもあるので注意が必要です。食物繊維を摂りたい人は、ミキサーなどでスムジーにして飲む事をおすすめします。
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