便秘や下痢で悩む人の快腸ネット

過敏性腸症候群は便秘や下痢が長く続いたり、小腸や大腸などお腹全体の調子が悪くなります。お腹ピーピーの状態ですね。 多くは、もともとの体質に合わせて、自律神経の乱れからくるお腹の痛みで、生活習慣やストレスなどが密接に関わってきます。 整腸剤などのお薬など服用するのも良いですが、これといった特効薬はありません。症状から原因まで個人差が大きく、良くなったり悪くなったりの繰り返しが続きます。



入浴は、精神的にも肉体的にもリラックス作用があり、日常生活には欠かせないものです。気持ちをリセットして、やる気を出させてくれたりします。


お風呂の入り方では、最初の2?3分は腰までの半身浴で、徐々に全身を湯に入れてゆき、ゆっくり時間をかけて身体の中心を温めていきます。ゆっくり全身の血流を温める事で、脳や身体全身をリラックスさせ程よい活性化を促してくれます。 体温が上がり、血液の循環がよくなるほか、新陳代謝を活発にし、疲労回復を改善してくれます。


また入浴の温度も重要です。熱いお湯や冷水のシャワーを浴びたりするのは、効果も期待できないうえ、交感神経を刺激してお腹には悪影響を与えてしまう危険性もあります。 ぬるめの湯でゆっくり浸かり、ゆっくり体温を上げて副交感神経を優位にして、リラックス効果を高める入浴が重要になってきます。



過敏性腸症候群には、生活習慣や精神的ストレス、自律神経の乱れが大きな要因になっています。 それらの要因にしっかり効くようなお風呂とはどういうお風呂でしょうか。


まずは、リラックス出来るように熱すぎない温度にする必要があります。そして半身浴を行い身体全体をゆっくり温めていきます。身体の血流を良くして副交感神経を高めていきます。


またお風呂でかるくお腹や全身をマッサージするとさらに効果が高まります。お風呂の水圧で程よい負荷がかかりお腹全体の調子を整えます。お腹だけでなく慢性疲労などにも効果を発揮します。 お風呂の時の湯気にもリラックスの効果が期待できます。あえて換気扇を付けないで入浴するのもよいかもしれません。湯気は呼吸器官に、良いリラックス作用をもたらします。喉や鼻の保湿をしながら、機能を改善してくれます。


そこにアロマオイルなどを数滴使用するのもリラックス効果を倍増できます。 日常生活の一つとして、お風呂を工夫して楽しみながら入ってみると、お腹にも身体にも良いこと間違いなしです。