便秘や下痢で悩む人の快腸ネット

下痢は、胃や腸の機能障害や色々な病気が隠れている可能性があります。そのなかで息苦しい症状がある場合はどのような事が考えられるのでしょう。



日々の生活の中で、知らず知らずのうちに様々なストレスを溜めていることがあります。そのストレスをうまく発散しているうちは良いのですが、発散できないことにより溜め込んでしまいます。そのようになると心だけではなく体にまで不調を来してしまいます。


ストレスが溜まると、下痢や便秘、食欲不振などの症状も現れてくる人も少なくないと思われます。運動をしたわけでは無いのに動機や、息苦しさを感じたりとストレスにより引き起こされている可能性があるのです。



ストレスによりなぜ、息苦しさと下痢は起こるのでしょう。この症状は自律神経が関わってくるのです。自律神経は、心臓や呼吸、体温調整など無意識に行っている、私たちが生きる上でも大切な機能を司っている神経なのです。自律神経には、交感神経、副交感神経の2種類があります。


「交感神経が優位」
通常に自律神経が機能していれば、体調に問題はないのですが、ストレスや不規則な生活により、交替神経と副交感神経がうまく切り替えができなくなり乱れてしまうのです。本来、体を休める時は副交感神経が優位なるのですが、自律神経が乱れていると、交感神経が優位になり体が休めない状態なのです。このことにより体が不調になるのです。



自律神経の乱れによる体調不良は、動機、息苦しさ、下痢、頭痛、微熱、倦怠感、肩凝り、圧迫感など多岐にわたります。症状により数分で治まる場合もあるのですが、吐き気、立っていられない程苦しい状態が続くこともあり、パニック発作の様な日常生活に支障を来すことも多いのです。



息苦しさを感じる症状には、酸欠のような感じ、呼吸が浅くなる感じ、眩暈やふらつきを伴うことがあります。強く不安を感じたり、就寝前に症状が起きやすいのです。意識すればするほど、呼吸は浅くなり息苦しさは強くなるのです。自律神経が呼吸を管理している機能です。呼吸が浅くなるのは、精神的なストレスを受けてこう交替神経が優位になり起きる症状なのです。


呼吸が浅くなるのは原因は、胸筋の緊張や、横隔膜の下にある胃が緊張により押し上げられ、十分に下がらないため呼吸は浅くなるのです。息が苦しいと吸うことに必死になり、吐き出すことを忘れてしまう、過呼吸症候群を併発してしまうこともあるのです。



症状がひどい場合は医療機関を受診なさった方が良いと思われます。息苦しさ原因は、心因性の他に、心不全や不整脈など命に関わる可能性もあるのです。心因性であれば、ストレスなどに向き合う必要があります。まずはストレスをためないようにする習慣を身につけることが必要となります。