便秘や下痢で悩む人の快腸ネット

女性は男性に比べると身体が冷えやすく、冷え症の人が多いです。



女性の場合は月経時に起こる下痢と冷えからくる下痢が多く、特に冷えからくる下痢は最も引き起こしやすい下痢と言われています。



冷えからくる下痢は身体が冷えている状態なので、温めてあげることで症状の緩和につながります。なので、お風呂に入って身体全体を温めて体温を上げることで下痢の症状を軽減させます。お風呂で身体を温めると胃腸の働きが良くなり、冷え予防にもなります。

お風呂に入ることで１日の身体の汚れをとることができるだけでなく、全身の血行を良くしてくれるので新陳代謝を高め、疲れをほぐすこともできます。湯船に浸かって心身を温めるとリラックスでき、自律神経を整えることができます。自律神経を整えることは腸の働きの改善にもつながるので下痢改善には有効なのです。



よりリラックス効果を上げ、下痢症状を緩和してくれるお風呂の入り方を知っておくと、冷えたときの下痢に便利です。入浴のタイミングは食後すぐと就寝直後は避けます。


湯船に浸かる時間は１５分から２０分の間にし、３８度から４０度くらいのぬるめお湯に浸かります。湯船に浸かっている時に下痢の症状緩和に効果的なマッサージを取り入れます。まずは、背中をピンと伸ばして、腰の下から背中をかけて背骨を中心に、両手全体を使って上下にゆっくりと擦ります。



ストレスが原因で下痢になってしまう女性も多いです。中には過敏性腸症候群を引き起こしてしまい、腸の働きが過敏になってしまうこともあります。そういった場合にもお風呂に入ってリラックスして身体を温めることで症状を改善へとつなげてくれます。しっかりと湯船に浸かることがポイントで、ストレスによる下痢の場合は少し熱めの温度のお湯に入ることで交感神経を刺激して腸の働きを抑制させることで下痢の症状を改善させてくれます。


過敏性腸症候群の場合は熱めのお湯にすることでかえって下痢症状を強めてしまうことがあるので、ぬるめのお湯の方が下痢症状を緩和できると言われています。女性に多い冷えやストレスによる下痢の場合お風呂に入ることで症状緩和へとつなげてくれます。


湯船に浸かることで下痢によって乱れていた腸を整えて、血行を良くして代謝をアップしてくれるので、冷えから身体を守ってくれたり、代謝が上がることで免疫力アップにつなげ、ストレスに負けない体質へと導いてくれます。