お酒を飲む男性はチェック!胆汁酸が減少していくリスクとは?
胆汁酸は、肝臓で生成される胆汁に含まれる成分で、消化管内でミセルの形成を促進させ、食物脂肪の吸収を促進させてくれる成分です。
胆汁には胆汁酸、リン脂質、コレステロール等の有形成分と、ナトリウム、塩化物イオン、炭酸イオン等の電解質からなっており、有形成分のおおよそ半分を胆汁酸が占めております。
[胆汁酸の主な働き]
胆汁酸の主な働きには次の様な物が有ります。一番は何と言っても腸内洗浄の働きです。水に溶けにくい脂肪分、脂溶性ビタミン、コレステロール等の脂質成分と結合して、その油成分の吸収を助ける働きをしております。又、胆汁酸の排出が減ってしまう事で脂溶性ビタミンの不足や脂質成分の不足等を起こしてしまいます。
[男性は胆汁酸の減少に注意が必要]
胆汁酸がもしも減少してきた場合、中高年の男性が気にされる体臭等が強くなってしまう事が考えられます。これは食事等で体内取りこまれた脂質の消化吸収がうまく機能しなくなる為、腸内環境が悪化してしまう為に起こると考えられております。
又、抗酸化物質も減少してしまうので、便や尿の臭いが強くなる、口臭が酷くなる、カビ臭い臭いがする等があげられます。日頃からお酒を飲む機会の多い方は、肝臓が弱ってくる場合がありますので、特に注意が必要となります。
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