2015年03月17日
月初に倒産。社長豪遊!?想像です アナゴ屋さん
3月も中盤過ぎ・・・期末ですねぇ。会社によっては5月だったり、9月だったりさまざまですよね。どうでもよいのですが、3月頭にはそれなりの負債で破産がありました。「宮城産業復興機構の支援を受けていた企業が倒産」って。
帝国データバンク3月3日 13時の配信にて・・・(有)カネキチ阿部源食品(資本金2000万円)3月2日に事業を停止しました。困ったことにその週末に注文してたのに。入荷しないですよね、当たり前。その後の処理を宮城県の塩竈市の弁護士に一任して、自己破産申請の準備をしてたとか。
カネキチ阿部源食品は、1938年(昭和13年)先代が創業し、現代表が85年(昭和60年)8月に法人改組した水産食料品製造業者です。地元塩竈地区においては老舗業者として知名度も高く、北海道から関西まで広く卸業者向けに、アナゴの蒲焼を主体に商売されていました。そのほかにも、浅羽かれい照焼、赤魚照焼、金目鯛照焼、いかぽっぽ、ホッケみりんなど、本店と塩竈市の2工場で製造販売していました。意外と皆さん食されていたかもしれませんね。
2008年6月期の年売上高は約6億1900万円を計上していた。しかし、主力製品であるアナゴの漁獲量減少に伴う相場高騰により収益性が悪化しましたし、東日本大震災の津波被害によって塩竈工場に在庫損も発生。
それでも、本店工場で事業を継続して、塩竈工場は国から復旧費の8分の7の補助金約2億4000万円を受けて2014年2月に移転・新設し、6月期にはの年売上高は約4億5000万円を計上していました。そのあいだに、宮城産業復興機構による支援が決定。2014年7月には金融債務の買い上げによって元本や金利の減免支援をうけます。
営業面では新製品の開発や新たな販路開拓などに力添えに応えようとする攻めの姿勢もあったんですが、主力原料アナゴが・・・あなごがさぁ・・・想定以上の品不足と価格高騰だったんです。そして採算割れに陥り、どうにも回復の見通しが立たず事業継続を断念した。という経緯。負債は債権者約40名に対し約4億円。との事。
こういったときの社長の決断といったら、僕らには想像できません。いや、一生懸命だった社員やパートの方々が気の毒としか思えないです。社長は”ベンツ””クルーザー2艇”なんて話も聞こえてきました・・・。よくある会社だったんでしょうか。
企業のトップはそこに勤める従業員の生活を担っていると同じ。そんなプレッシャーの中大変なリスクも背負いながら社長職をやっている。だから・・・会社の儲けは「社長の儲け」・・・それでもいいだろ!そんな経営者だったのでしょうかねぇ・・・。
人の会社をどうこう言える立場ではありませんし、結果こうなったから言ってるとなると「いやな奴」ですし、このくらいにしておきます。
そんなアナゴにも種類が多くて厳密に言えば”もどき”みたいな奴もあるんです。もちろん、味もそれなりですし、我々の職にはないと困るところもありますから”もどき”なんて悪口っぽくいうのも悪いんですが。
スーパーなど加工品として販売されているアナゴ。一括表示をみてください。ちゃんと原料名書いてあると思います。「マアナゴ」とか「イラコアナゴ」「マルアナゴ」なんてあるのかな。カネキチ阿部源食品は「イラコアナゴ」を使用していましたね。先日までは「三陸産」を謳っていたのですが、上記のように原料調達に難が出てきて「国産」と表示するように変更しました。三陸だけでは供給が難しくなったのです。嘘つかないだけよろしいですよね(笑)
実は産地偽装もしてたんです!なんてことは勘弁してほしいですよ。そんなクレームなんかで返品なりなんなりされても、製造元はもう停止してますから販売者が泣くしかないじゃないですか・・・。大丈夫です。表示変更はしっかり案内回っていましたので。
いつかアナゴ調べしてみますね。チンアナゴなんてのも実在しますからね。そういう流れじゃなくても今年のうなぎ商戦が気になりだしてますから、コスト的にアナゴも流れ出す。その前には新しいところとタッグ組んでおかないといけませんね。
そんなこんなで、またいつか!
帝国データバンク3月3日 13時の配信にて・・・(有)カネキチ阿部源食品(資本金2000万円)3月2日に事業を停止しました。困ったことにその週末に注文してたのに。入荷しないですよね、当たり前。その後の処理を宮城県の塩竈市の弁護士に一任して、自己破産申請の準備をしてたとか。
カネキチ阿部源食品は、1938年(昭和13年)先代が創業し、現代表が85年(昭和60年)8月に法人改組した水産食料品製造業者です。地元塩竈地区においては老舗業者として知名度も高く、北海道から関西まで広く卸業者向けに、アナゴの蒲焼を主体に商売されていました。そのほかにも、浅羽かれい照焼、赤魚照焼、金目鯛照焼、いかぽっぽ、ホッケみりんなど、本店と塩竈市の2工場で製造販売していました。意外と皆さん食されていたかもしれませんね。
2008年6月期の年売上高は約6億1900万円を計上していた。しかし、主力製品であるアナゴの漁獲量減少に伴う相場高騰により収益性が悪化しましたし、東日本大震災の津波被害によって塩竈工場に在庫損も発生。
それでも、本店工場で事業を継続して、塩竈工場は国から復旧費の8分の7の補助金約2億4000万円を受けて2014年2月に移転・新設し、6月期にはの年売上高は約4億5000万円を計上していました。そのあいだに、宮城産業復興機構による支援が決定。2014年7月には金融債務の買い上げによって元本や金利の減免支援をうけます。
営業面では新製品の開発や新たな販路開拓などに力添えに応えようとする攻めの姿勢もあったんですが、主力原料アナゴが・・・あなごがさぁ・・・想定以上の品不足と価格高騰だったんです。そして採算割れに陥り、どうにも回復の見通しが立たず事業継続を断念した。という経緯。負債は債権者約40名に対し約4億円。との事。
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こういったときの社長の決断といったら、僕らには想像できません。いや、一生懸命だった社員やパートの方々が気の毒としか思えないです。社長は”ベンツ””クルーザー2艇”なんて話も聞こえてきました・・・。よくある会社だったんでしょうか。
企業のトップはそこに勤める従業員の生活を担っていると同じ。そんなプレッシャーの中大変なリスクも背負いながら社長職をやっている。だから・・・会社の儲けは「社長の儲け」・・・それでもいいだろ!そんな経営者だったのでしょうかねぇ・・・。
人の会社をどうこう言える立場ではありませんし、結果こうなったから言ってるとなると「いやな奴」ですし、このくらいにしておきます。
そんなアナゴにも種類が多くて厳密に言えば”もどき”みたいな奴もあるんです。もちろん、味もそれなりですし、我々の職にはないと困るところもありますから”もどき”なんて悪口っぽくいうのも悪いんですが。
スーパーなど加工品として販売されているアナゴ。一括表示をみてください。ちゃんと原料名書いてあると思います。「マアナゴ」とか「イラコアナゴ」「マルアナゴ」なんてあるのかな。カネキチ阿部源食品は「イラコアナゴ」を使用していましたね。先日までは「三陸産」を謳っていたのですが、上記のように原料調達に難が出てきて「国産」と表示するように変更しました。三陸だけでは供給が難しくなったのです。嘘つかないだけよろしいですよね(笑)
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サラリーマンの社内恋愛!?立場上のブレーキが一人妄想へと駆り立てています。
お趣味のお紅茶で女子をゲットできるのか・・・
マネジャー必見、またはそうでなくても・・・
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新検定は平成27年7月の試験からスタート。まだ新しい検定試験を通して自分を磨き、わが社の「利益を出し続ける」「お客さまからの支持を得る」そんの目標に向かって進んでいきましょう。ぼやいたりすることで緊張をほぐしながらね。
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おはようございます。
こういう中小、零細会社の倒産話・・よく聞きますね。
私も食品関係に仕入れをしていますので、実際、アナゴの値は高騰したんです。
ウナギ不足が深刻化した時、穴子も一斉に値上げして、韓国、中国産の物と、国内産の物との価格差が無くなったんです。
その際、中国産から、国内産へシフトして、特に山口県の方から仕入れています。現在に至ります。
昨年後半から、ウナギの仕入れ価格が下がりましたが、穴子は、あまり変化有りませんねぇ。
倒産話は・・対岸の火事ではないのが、零細会社勤めとしては身につまされます。
リンクを貼らさせていただきました。
今後とも、よろしくお願いします。